フィンランドは2019年ワイルドライフトラベル目的地世界ランキング1位

公開日:2019年9月6日  更新日: 2021年05月20日 関連分類: 

 

イギリスの著名旅行会社による調査「2019年ワイルドライフトラベル目的地世界ランキング」が発表されました。

 

フィンランドは各評価項目で高い評価を受け、総合評価として世界ランキング1位とされました!

 

 

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野生生物と自然環境に関連する8項目で評価

今回の調査では野生生物と自然環境に関連する8項目で評価されています。

 

8項目は下記の通りです。

  • 大型陸生動物の保全
  • 野生動物の多様性
  • 国立公園の数量
  • 国立公園の先駆者
  • 自然保護区の国土割合
  • 森林面積の国土割合
  • 環境の繁栄
  • 環境の永続性

 

 

大型陸生動物の保全」項目ではアフリカ諸国が上位を占めており、フィンランドは第17位です。

なお、ヨーロッパの中ではフィンランドはノールウェーとスウェーデンに次ぐ第3位です。

 

フィンランドでヒグマやヘラジカなどの大型動物が人間から離れた森で悠々と過ごすことが評価されたのでしょうね。

 

 

野生動物の多様性」において、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類を中心に計上されています。

フィンランドは267種類を有することで第15位にランクインしています。

意外にも1位がカナダなんです。

 

 

 

 

国立公園の数量」項目では単純に一つの国の中で設立された国立公園の数で判断されています。

国土面積も関係しますので、1位がオーストラリアで、国立公園の数がなんと685個です。

フィンランドは39個で第17位です。

 

 

国立公園の先駆者」項目では初めて国立公園を設立した年で評価されます。

設立年が古ければ古いほどランクが高いです。

世界で最も古いのはモンゴルの1783年です。

 

ヨーロッパ最古はスイスの1914年です。

1917年に独立した比較的に新しい国フィンランドは優位性を得られず、上位にランクインされていません。

 

筆者から見ると、この項目の意味は実にあまりないじゃないかと思いますね。

 

 

自然保護区の国土割合」では割と国土面積の小さい国が有利です。

1位がベネズエラ、2位がスロヴァキア、3位がルクセンブルクです。フィンランドはランクインしていません。

 

国土面積が広く、森を継続的に伐採・植林サイクルで開発しているため、この項目ではフィンランドは上位に上がってきませんね。

 

 

 

 

森林面積の国土割合」は森林率を表しています。

広大な森林は野生動物と生態系の保全に直接関係します。

 

フィンランドは世界3位の森林率を誇っているため、トップに出ています!

 

 

環境の繁栄という項目では「自然環境のクオリティ」「環境のプレッシャー」と「環境保全の努力」の3項目で総合評価されています。

スロヴェニアは1位、イギリスが2位、フィンランドは3位にランクされています。

 

フィンランドは高質な大自然と自然環境保護への努力が評価されています。

 

 

最後の項目は「環境の永続性」です。

人間の生活の中で様々な側面から環境の永続性に貢献しようとしているかどうかで評価されます。

例えば、エコホーム、エコツーリズム、再生エネルギーなどの浸透レベルによって見られます。

 

1位はスウェーデンで、2位がフィンランド、3位がラトビアです。

 

肉の食用量を減らし、野菜を多めに食べるほど自然環境を大切にする(二酸化炭素の排出量を減らすため)フィンランド人ならではの特徴です。

 

 

 

 

全ての項目を合計し、フィンランドは合計33点でワイルドライフトラベル目的地世界ランキング1位となりました。

 

フィンランドは広大な大自然を有しながらも、人間の開発活動を行いつつ自然環境の保全にも力を入れ、動物の多様性や自然環境の永続発展を保てるように努力しています。

これらの点が総合的に評価されたのです。

 

3位がスウェーデンとブラジルの32点で、5位がカナダとアメリカの31点です。

日本は30位ですね。

 

 

是非今度の海外旅行でフィンランドの大自然を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

 

参考:GLOBAL WILDLIFE TRAVEL INDEX 2019

 

 

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