日本では色々な健康法、ダイエット法がありますね。
「1日3食、バランスよくきっちり食べましょう」
これはよく言われるフレーズです。
しかし、フィンランドでの一般常識は日本とはまた違うんですよ。
さて、日本とどう違うのでしょうか?
フィンランドの健康的な食生活とは?
フィンランドでは1日何食が一般的なの?
私がフィンランドに移住したての頃、
フィンランド人家族のご家庭で1ヶ月お世話になっていました。
で、なぜか夕食がいつも16時過ぎなんです。
夕食って早くても18時ぐらいが普通だった私にとっては
もう体内時計がおかしくなりそうでした。
「きっと、このご家庭だけなんだろう」
と思っていたらなんのこっちゃない!!!
フィンランドの夕食はみんな早い!!!
どう言うわけかというと、
そのご家庭の場合はこうでした。
「朝食、昼食、軽食、夕食、軽い夜食」
なんと1日5食!!!
実はこれ
フィンランドでは全然おかしくない食事サイクル。
お仕事をなさってる方だと昼食後の軽食が省かれたりもしますが、
最低でも4食ぐらいはフィンランド人、食べてます。
しかし、1日3食でずっと育ってきた私にとっては
一日中、胃腸が働きっぱなしで慣れず、
身体がおかしくなってしまうのはしょうがありませんでした。
まさかフィンランドでは1日5食が普通とは
知らないでいた私、
「なぁーーんでこのご家庭は何度も私に食べる?食べる?って聞いてくるんだろう、、さっき食べたばっかりなのに、、、またぁ?!」
と、ちょっと変に思っていました。笑
フィンランド人からすると
「このアジア人の子、なんでこんなに食べないのかしら?」
と変に思われていたかもしれません。笑
フィンランド、1日5食は分かった。でも何時ごろに何を食べるの?
さて、フィンランドでは一般的にはどのような食事サイクルなのか
ここでフィンランドの食品情報協会(Ruokatieto Yhdistys ry)が勧める
食事サイクルを簡単にご紹介しましょう。
7:30 朝食
穀物、野菜、果物などはいい組み合わせでオートミール や全粒パンのサンドウィッチなどがいいそうです。飲み物は水、牛乳、お茶が良いとのこと。食欲がなくても少しでも朝食は摂りましょう。
11:30 昼食
学校に通っている場合は学食を。授業に集中できます。
15:00 午後の軽食おやつ
ライ麦パンにチーズとトマトをのせたオープンサンドとベリー のスムージーなど。
17:30 夕食
家族で食事の時間、時間がなくて即席の食事メニューだったとしても野菜やフルーツ、またベリーのデザートなどを追加して食べてもいいですね。
20:30 軽めの夜食(朝までお腹が保つもの)
寝る前に軽い食事をとってください。例えばフルーツと無糖ヨーグルトはおすすめ。
こんな感じなです。
めちゃくちゃ食べているようですが、1食ずつが軽めなので身体に負担がないのでしょう。
それに、小分けに食事をした方が血糖値の上がりが緩やかなのでむしろ健康的です。
フィンランドの食事は大体ワンプレート
日本は「三角食べ」という主食やおかず、汁物を順序よく食べる方法知る方が多いと思います。
フィンランドの、特に学校で勧められている三角食べに少し似た
「推薦する食事例」
というのがあります。
フィンランドでは学食、基本はワンプレートです。
ビュッフェ形式になっていて自分で好きなものを好きなだけお皿に取り分けます。
ベジタリアン用のメニューも別にあるのが普通で
飲み物は水、牛乳、リンゴジュースやオレンジジュースなども飲み放題。
でも、「推薦する食事例」というのが
お皿の半分はサラダ
1/4に主食の炭水化物
更に1/4に肉や魚のタンパク質
その他に、マーガリンを塗ったパン
飲み物は牛乳です。
情報・写真引用:Maito ja Terveys ry
このモデルのようにちゃんと食生活を送る方ももちろんいますが
そう簡単にはいかないのが人間です。
なにせフィンランドには美味しいパン菓子があったりチョコレートがあったりしますからね。笑
矛盾してるよフィンランド人!コーヒータイムがやたらある
世界コーヒー消費量、1位にも輝いたことがあるフィンランド。
職場にもよりますが、
「仕事の時間とコーヒータイム、どっちが多い?!」
というところもよく聞く話。笑
知り合いのお家へお食事に招かれれば絶対にコーヒータイムが何度かあります。
コーヒーの横には甘いパン菓子やクッキー。更にはケーキがあることも。
と、なるとやっぱり1日に小分けして4、5食でも
「あぁ、、私、最近太っちゃってねぇハハハハハ!」
と言いながらお砂糖たっぷりのシナモンロールを頬張りながらコーヒーをすする、
なんてこともフィンランドではよくある話なんです。笑
フィンランドの一般的な食生活、ご存知でしたか?
日本でも幼い子供に勧める食事回数はおやつを含む1日4食ですが、
やっぱり一般的には3食と言われてますものね。
フィンランドの食事タイムが大体わかれば、
ご旅行された時に、外食する予定があるとレストランの混み具合が何時ごろかわかりますので
ちょっと頭の片隅にでも置いといてください。
あ、そうそう、
ちなみにスウェーデンの保育所では朝食と昼食の間にフルーツなどの軽食タイムがあるんですよ!
これはフィンランドでは聞きません。
国が変われば食も変わる!食事回数も変わる!!
面白いですね。
参考・引用:Ruokatieto -Syö säännöllisesti
参考・引用:Maito ja Terveys ry -Ateriat rytmittävät koululaisen päivän
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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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