昔の頃を思い出させるオモチャというのは誰にでもあることでしょう。
年代によってそれもまた変わってきますが、ビックリマンチョコのシールだったり、セーラームーンだったり、リカちゃん人形だったり、ポケットピカチュウだったり人それぞれ。
では、フィンランド人が「あぁ懐かしいなぁ」と思うようなオモチャやキャラクターは一体どんなものなのか想像つきますか?
実はその中に、日本発のオモチャも入っていたりするんですよ!
では早速、フィンランド人が懐かしいと思うレトロなおもちゃを7つ今回はご紹介しましょう。
日本でも知る人ぞ知る、キャベツ畑人形
写真引用:https://www.iltalehti.fi/
元々はアメリカからやってきたこのぽっちゃりとした柔らかい人形。
Cabbage Patch Kidsと英語では言いますが、フィンランドではKaalimaan kakaratという名前で、実は日本でも1980年代前半に「キャベツ畑人形(キャベッジパッチキッズ)」としてブームを起こした人形です。
フィンランドでも同じ頃の80年代に10年ほどの間、この人形は最も人気のあるおもちゃでした。
顔や髪型、目の色から肌の色まで色々と違う人形があり、その数は数え切れないほどの種類で人形それぞれにバースデーカードが届くというシステム。
現在でもこの人形は作られていますが、80年代ほどの人気は残念ながらありません。
フィンランドのアラフォー男性が懐かしむキャラクター
フィンランドの子供が見るアニメは海外からくるものが多くあります。
アメリカンコミックもそのうちの一つで、中でも1970年代後半にヒーマン(He-Man)というアニメがとても流行りました。
アニメーションだけでなく、漫画、更にコンピューターゲームまであり、この頃の男の子には絶大な人気を誇っています。
もちろん、このキャラクターのおもちゃやグッズも店頭に並ぶほど。
元々、人気だったスターウォーズのキャラクターと戦うために作られたキャラクターなのですが、いつの間にかキャラ変更、ヒーローになっていたというヒーマン。
まさかのフィンランドでたまごっちが懐かしのおもちゃに!
写真引用:https://www.iltalehti.fi/
日本でも、たまごっちが懐かしいオモチャだと思う方は多いことでしょう。
まさか日本で生まれたこのバーチャルペットがフィンランドにまで来ていたとはちょっとびっくりですよね。
ペットが卵から大人になるまでお世話をする飼育系ゲームのオモチャですが、これに夢中になって依存のようになってしまった子供が多かったこと。
育てている間には食事や遊び、掃除など、更にはペットが病気になれば治療さえしなければならないといったもので、最悪はペットが死んでしまうこともありました。
初期モデルではゲームを止める事ができませんでしたが、それ以降のモデルには停止オプションもが付蹴られました。
現在でも時々フィンランドのおもちゃ屋さんで見かけますが、控えめに陳列されている程度です。
女性にとって懐かしいおもちゃ、バービー人形のライバル?!シンディ人形
日本ではリカちゃん人形に続いてバービー人形が女の子の間で流行ったことと思います。
古典的なバービー人形、実はかつて競争相手だったのはイギリス生まれのシンディ人形でした。
シンディはバービーよりも小さく、人形が着ている服は1960年代の最もトレンディなファッションクリエーターの一人であるマリー・クワント(Mary Quant)によってデザインされました。
バービーブランドの所有者は、このシンディを生み出した会社を訴えましたが、裁判の判決では人形の販売を禁止とはしませんでした。
しかし、これをきっかけにシンディの顔モデルは修正されたのです。
残念ながら1990年代後半、シンディ人形は市場から姿を消したので現在では中古しか目にする機会がありません。
ビンテージものでレアなものはマニアの中で高額で取引されることも。
なんだか今の時代でも見た事がある形のおもちゃ
この時代、VR(ヴァーチャル・リアリティ)ゲームなどでこのような形に近いものを見た事がありますが、、、まさかその時代にはそんなハイテクなものはありませんでした。(当然!)
これはビューマスター(View-Master)と言われる手動式の画像を見るおもちゃ。
ぐるっと丸く並んだフィルムのようなものをセットしてそこから覗き込めば3D画像を鑑賞できるものです。
実はなんと!このおもちゃは1939年に発売されたものだったんですね。
VR(ヴァーチャル・リアリティ)ゲームの原型なのかちょっと形からして似ているので知らない年代からするとちょっとびっくりです。
日本でも上映されたケアベアはフィンランドで懐かしのクマ
1980年代のヒットにはカラフルなベビーカラーのクマも含まれています。
日本ではケアベアとして知られているキャラクターで日本語吹き替えで上映されたことも。
そう、このカラフルさからして元はアメリカです。
フィンランドではおもちゃだけでなく、テレビシリーズでも見られました。
これらのテディベアは色がそれぞれ違っていてお腹のシンボルは性格を表しています。
人間の子供達が幸せに成長できるように困った時にはケアをしにやってきてくれるというテディベアたちなのです。
これは日本もフィンランドも同じ!ルービックキューブ!!
関心するのは、ルービックキューブはもしかしてどこの国でも流行っていたのではないかと思わせるところ。
フィンランドでも1980年代に大流行しました。
現在でもまたブーム再来かと思わせるほどこのルービックキューブを目にする事が多くなりましたね。
しかも!ルービックキューブを解く大会あるほど!もちろん現在もあります。
1974年にハンガリーの人によって作られたこのおもちゃですが、80年代の大流行の時には年間で数百万個を販売した記録があるとのこと。
昔から今でもあるオモチャやキャラクターもありますね。
フィンランドでもポケモンは今でも人気です。
中には大人でもポケモンに夢中になっている人もいるとかいないとか…
懐かしい思い出のオモチャを久しぶりに皆さんも探してみてはいかがでしょう?
情報・引用:Iltalehti -Muistatko nämä aikansa hittilelut?
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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