![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2019/12/glögi_pc.jpg)
日本ではあまり馴染みがないですが、
フィンランドの冬、特にクリスマスには欠かせない
「グロギ(Glögi)」という飲み物があります。
グリューワインと訳されたりするので、アルコールなんでしょ?
と思われがちですが、フィンランドのグロギはノンアルコールもあるんですよ。
もちろん、アルコールが入ってるのもあります。
この寒い時期になるとフィンランドでは酒屋さんやスーパーに
ズラーっとこのドリンクが並び出します。
![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2018/10/end-pc-2.jpg)
フィンランドのグロギってどんな飲み物?
一般的なグロギの見た目は濁りのない濃い赤い色をした暖かい飲み物です。
ちゃんとした基本的な作り方は、
まずは水を沸騰させてスパイスを加えることから始まります。
そして、充分にスパイスの香りが出たところでそれらを濾して、
黒すぐりジュースやワイン、ラム酒などとアーモンドナッツを加えて出来上がり。
好みでレーズンを後から加えることもあります。
フィンランドでグロギに使われる一般的なスパイスは
クローブ、シナモン、生姜など
ジンジャーブレッドに加えられるようなスパイスとだいたい同じです。
なので風味がクリスマスなんですね。
もちろん、他のスパイスで風味をつけることもできます。
例えば、オレンジの皮やカルダモンを使ってもいいですね。
グロギの色を目で楽しむためにも、透明の耐熱グラスで飲まれることが一般で
この記事の写真にもあるように
フィンランドではイッタラのツァイッカ(Tsaikka) というグラスで頂くことが多いんですよ。
![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2018/10/end-pc-2.jpg)
実はフィンランド独自の飲み物ではない?!
グロギのルーツを辿ればおそらく、
2000年前、ローマ人によって作られた最古の料理本に載っていたそうですが、
約1000年前、フランスの料理本にオリジナルの飲み物が載せられたのをきっかけに
スパイスワインの認知がヨーロッパに広まったのではないかとされています。
フィンランドにグロギが来たのは1900年初頭。
お隣の国スウェーデンを経由してやってきました。
最初は西フィンランド海岸の方から広まったと言われています。
ある話によると
外交官の女性がお土産として
スウェーデンからフィンランドに持ってきたのが最初のグロギだったという話も。
なので、フィンランド語のグロギ(Glögi)という単語はスウェーデン語グローッグ(Glögg)に由来してます。
このグロギという飲み物、スウェーデンの方がフィンランドよりも早く流行り出していたんですね。
![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2018/10/end-pc-2.jpg)
フィンランドでグロギが一般的になるまでちょっと大変だった
元々のグロギはアルコールでした。
グロギがスウェーデンからやってきて人気となりましたが、
1919年〜1932年フィンランドは禁酒法により、
医療や化学、技術の分野で必要とされないとアルコールの輸入や販売などは許されなくなり、
グロギの輸入はほぼ完全になくなりました。
その間、加工業者が既製のグロギを市場に出そうと試みましたが成功せず、、
禁酒法がなくなった後は、しばらくスウェーデン系フィンランド人の間だけ伝統として飲まれていました。
そしてやっと1960年代後半、
フィンランド語の雑誌にグロギのレシピが登場!!
そこからフィンランドではまたグロギが全国に広まり、
クリスマスの伝統の飲み物として位置付いたのです。
最も伝統的なグロギは今でも濃い赤い色をしていますが、
1990年代には白い色のグロギも店頭に登場します。
そして、今では濃い赤、薄い赤、ドライな味、鋭い味、、など
色々なテイストのグロギが楽しめるようになりました。
自家製ノンアルコールのグロギを家でも作ってみよう!
フィンランドでは手軽に購入することができますが、
日本だと選ぶほど売ってないですよね。
でも、意外と簡単に家でも作れますので
寒くなった時期に温かい自家製ノンアルコールのグロギでちょっとほっこりされてみてはいかがでしょうか?
びっくりするほど簡単ですよ本当!!!
簡単ノンアルコールグロギ 1リットル(約6人分)
- 黒すぐりジュース(ない場合は100%ブドウジュース):500cc
- リンゴジュース:500cc
- 水:100cc
- レーズン:大さじ3
- 乾燥した生姜:1片(お好みで増やしても)
- クローブ:5つ
- シナモンスティック:1本
*トッピングとして別にレーズンやアーモンドなどナッツ類があれば更にいいです。
作り方
- 全ての材料をお鍋に入れ、煮立たせないように沸騰手前ぐらいで5分ほど火にかけます。
- その後、火から鍋を離して数分待ちましょう。
- スパイスをザルなどでこして、コップに注ぎ、トッピングを入れたら出来上がり!!
めちゃくちゃ簡単すぎてレシピとか言うと大袈裟なんじゃないかと思いますが。笑
スパイスの量はご自分で配分してくださいね。好みがありますから。
もちろん、乾燥したオレンジなどお好みのスパイスをブレンドされてもいいと思います!
お酒が好きな方はワインを足してもいいと思いますよ。
ぜひ、お試しを!
情報・引用:suomi syö ja juo -glögin historia
情報・引用:mtv uutiset -resepti Alkoholiton glögi
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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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