もし1990年代発売したアラビアムーミンマグカップを3シリーズに分けるとしたら、1991~1999年販売のこのシリーズは第二のシリーズでしょう。
1990年代販売されたムーミンマグカップは1999年のミレニアムと1992~1997年販売のチルドレンマグカップを除けばすべて4色の構成で、3つのシリーズに分かれています。
その第一のシリーズは1990~1993年もしくは1990~1996年販売のムーミンマグ「ブルー」「グリーン」「ローズ」「イェロー」と色で名付けされた商品です。
第二のシリーズは第一のシリーズからの延長・拡大のような形で商品名に第一シリーズの名前に「ダーク」を付け、1991~1999年に渡り、9年間販売されていました。
- 1991年:ムーミンマグダークブルー(Moomin Mug Dark Blue)(1999年販売終了)
- 1991年:ムーミンマグダークグリーン(Moomin Mug Dark Green)(1996年販売終了)
- 1991年:ムーミンマグダークイェロー(Moomin Mug Dark Yellow)(1996年販売終了)
- 1991年:ムーミンマグダークローズ(Moomin Mug Dark Rose)(1996年販売終了)
ムーミンマグダークブルー(Moomin Mug Dark Blue)
アラビアムーミンマグカップ「ダークブルー」は発売番号5番のマグカップで、今から27年前の1991年に発売された製品です。
デザインは1990年発売した第一シリーズの「ムーミンマグブルー」と「ムーミンマグイェロー」に踏襲し、単一色の背景にイラストを数枚置く形を取られました。
デザインに使用されたイラストはムーミンコミック12冊目 「Moomin and the Sea(ムーミンパパの灯台守)」 (1957)から「ムーミンパパ」を中心に4枚を選ばれ、使用されました。
※Moomin.comより引用
ムーミンマグダークグリーン(Moomin Mug Dark Green)
ムーミンマグダークグリーンは「ムーミン」を主体とするデザインがなされています。
イラストは様々なムーミンコミック:コミック12冊目 「Moomin and the Sea(ムーミンパパの灯台守)」 (1957)、コミック4冊目 「Moomin’s Desert Island (おさびし島のご先祖様)」(1955) トーベと弟であるラルスのコミック 16冊目「 Conscientous Moomin (ムーミン谷のきままな暮らし)」(1958)から選ばれており、ムーミンの日常からいろいろなシーンが描かれています。
ムーミンがスナフキンと会話するシーンや悩んでいるシーンもありますね。
※Moomin.comより引用
ムーミンマグダークイェロー(Moomin Mug Dark Yellow)
ムーミンマグダークイェローはシリーズの他の製品と同様で単一色の黄色の背景に様々なイラストが付けられる形となります。
4枚のイラストは全て「リトルミイ」が中心になります。
小説の「ムーミン谷の夏祭り」と「ムーミン谷の冬」、そしてトーベと弟のラルスのコミック 17冊目 「Moomin and the Comet(彗星がふってくる日)」 (1958)の原画から採用されています。
ムーミン谷は洪水で氾濫したにもかかわらず、その水を楽しむリトルミイはなんだか自由自在で楽しそうですね。
※Moomin.comより引用
ムーミンマグダークローズ(Moomin Mug Dark Rose)
ムーミンマグダークローズは「ムーミンママ」が中心デザインとなるマグカップです。
「深い赤」のイメージはムーミンママの愛に繋がるでしょう。
下記に描かれたようにマグカップのメインイラストはまさに冬眠から目覚めたばかりにもかかわらず、すぐに風邪を引いてしまった息子のムーミンのために風邪薬を作っているシーンです(『ムーミン谷の冬』の原画より)。
他にも「ムーミンパパ海へ行く」(1965)とコミック12冊目 「Moomin and the Sea(ムーミンパパの灯台守)」 (1957)からも原画が選ばれています。
※Moomin.comより引用
テストバージョンのマグカップ
デザインにあったマグカップの色を作成するのに試行錯誤があったようで、テストバージョンの色が17種類存在します。
またカップの底には、どの色かを示すコードも記載されているそうです。
決められた色に近いものもあれば、全く違うものまで、でも全て色は一緒ではありません。
マグカップのコレクターでこのテストバージョンを持っている方もいるそうで、ある意味貴重ですよね!
どのような色があるのかはこちらのMoomin.comのブログページよりご覧になれます。
参考記事:
4色の第一シリーズについてはこちらをどうぞ:
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)