世の中には謎が解けないことも少なくありません。
「どうして?」「誰が?」「一体何があって?」
そんな中でもちょっとユーモアや冒険があることも確か。
実はフィンランドの首都ヘルシンキにも、
観光者だけでなくそこに住む人もよくわからない事がいくつかあるのです。
ヘルシンキ中央駅周辺の意味がわからないマンホール
フィンランド旅行に来られる方のほとんどはヘルシンキ中央駅を利用する事でしょう。
今までにヘルシンキへご旅行された方は思い出してみてください。
気づかれましたか?
数多くの何か詩のようなものが書かれたマンホール。
地面をマジマジと見ながら歩く方はそういないので、
ヘルシンキ中心部へ何度も足を運ぶ地元民でさえ、なかなか気づくことがないこのマンホール。
「女性が?赤いバンの車が?」ここに書かれていることはフィンランド人にも???です。
このようなミステリーマンホール、
実は、ここ一箇所だけでなく
ストックマンデパート前のメイン通りであったり、
トラムの停車駅のすぐ側だったり、
大きなショッピングモール・カンッピ(Kamppi)の広場だったり、、、
その数8カ所も。
実はこの謎の詩が書かれた鋳鉄製のマンホール、
ヘルシンキ市を歩く歩行者向けのエピグラムだったようで
スイス出身のデニス・ジーグラー(Denise Zieglerin)という方が作成したものだそうです。
そう、アート作品なのですが、、、
やっぱりアートは深いですね。
意味が謎のまま。。。。
フィンランド人でさえ、その意味が謎のままです。
この作品の全てを歩いて見て回る距離は約3kmだそう。
見るのに時間がかかる作品です。
誰の仕業か?!とつぜん森に現れた彫刻の首
ヘルシンキ中央駅から海を挟んで東に位置するクルーヌヴオリの岸辺(Kruunuvuorenranta)。
ここは海に近い場所なので、
潮風を楽しんだり、ハイキングをしたり
自然を楽しむ人が多く集まるところです。
特に、岩場も多いことで知られているのですが、、、
ある日一人の女性が、このエリアでオリエンテーリングしている最中に気づいたもの。
チェックポイントを探していたときに偶然出くわしたのだとか。
*オリエンテーリング?チェックポイント?よく知らない人はこちらで!
いつからこれが置かれているのかは不明ですが、
少なくとも苔や他の植物による汚れなどは見えず、むしろきれいな状態です。
おそらくここに設置されてからそんなに期間は長くないでしょう。
頭だけが彫刻として作られた感じではないようでしたが、
周りにこの彫刻の動体はなく
きっと誰かがこれに面白い反応する事を期待して置かれたのではないか???
第一発見者である女性はSNSなどを使って情報収集を試みましたが、
質問ばかりが増えるだけでこれと言った答えは見つからなかったそうです。
しかも、この彫刻の頭だけでなく
この同じエリアには他に2つ見つかっており、
一つは人間の、もう一つは恐竜、
三つ目は犬のような豚のような頭をしています。
これらの像はヘルシンキ市のパブリックアートコレクションの一部としてリストされていません。
一体誰が、いつ、どのような理由で設置したのかは謎のままです。
100年以上前の古代遺跡?!だけど謎のまま
ヘルシンキ中央駅から徒歩でもトラムでも行ける距離にあるカイボプイスト(Kaivopuisto)と言われる広い公園。
ここはフィンランドのメーデーであるヴァップ(Vappu)で賑わう場所で有名なところでもあります。
参考:町中が陽気に酔っぱらう日「ヴァップ」(Vappu) 春を祝うフィンランドの祝日
この広い公園は海沿いにある事で有名ですが、
この海の海底には古代遺跡が!!!!????
かなり古い難破船が海底17mに沈んでおり、その幅は5mほどなのだそうですが、
ひどく壊れて入れ破損部分が広範囲に広がっているとのこと。
難破船の木製部分の状態とその構造から100年以上経過した船てある可能性が高いそうです。
で、調べないの?と思うでしょう?
この発見はヘルシンキシーポートの水中考古学をマッピングしたときに発見されたとのことですが、
「特に珍しいものでもなく、こんなのは一般的なんだよ」
と、発見したときの海洋学考古学者の方。
もしも、この場所で建設工事が行われる場合は調査する必要性が出てくるとのことですが、
今のところ、どうにもする予定がないとのこと。
この先もこのままだと、この神秘的な難破船の歴史は海底に沈み、謎は埋められたままです。
実は知らないところで色々な不思議なこと、謎なことは多いもんです。
今回はヘルシンキ市内のミステリーを一部をお伝えしました。
ヘルシンキにご旅行された際は、謎なマンホールを探してみてください!
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