偶然にもアラビアムーミンマグカップをほぼ全て集めたあるフィンランド人男性についての話が、フィンランドの国営ニュースYLEで紹介されています。(Yleニュース記事から:2017年3月17日)
そんな驚きの話をニュース記事から簡単にですが翻訳しながらご紹介したいと思います。グーグル翻訳サービスを利用しながらフィンランド語を訳して編集した内容ですので、意訳することも多いことをご了承ください。
フィンランド中部に位置するカヤーニという町に住んでいる男性は、気づかぬ内にアラビアのムーミンマグカップのコレクションをほぼ全てコンプリートしていたそうです。しかし、他のコレクターや訪問者が来ることや情報を知られることを恐れて、ムーミンマグのコレクションについては特に公けには話していませんでした。
Yleのニュース記事の中で使用されているKalevi(本記事ではカレヴィさん)は本名ではありません。
カレヴィさんはアラビアムーミンマグカップのコレクションを家に大事に収納しています。
ちなみにディスプレイされているマグカップはコレクション用で、他に普段用に使用しているマグカップもあります。
※写真出典:Yle
重ねて収納することはよくないので、写真でみてわかるようにきれいに並べて収納されていますね。
なぜアラビアムーミンマグカップを集めだしたのか?
「私たちの家族は、ムーミンのマグカップを購入し、それらをゲットすることに熱狂していました。子供たちは特に好きでした。マグカップのいくつかは何年にもわたって壊れましたが、私たちはその代わりに新しいものを買っていませんでした」と話すカレヴィさん。
2000年代に、400個しか販売されなかったFazerのマグカップを含めてほとんどのムーミンマグを持っていることに気づいたとのこと。
オークションショップなどで、持っていないマグカップを集め始めた結果、新しいものも買うようになったそうです。
そして、「私は少しだけムーミンファンであることを認めなきゃね」と彼はいいます。
他人に知られたくない秘密の趣味
カレヴィさんは自分のコレクションを知る人が増えることで、コレクターや訪問者が訪れることを望まないそうです。
「あるコレクターが彼の情報を一般に公開し、さまざまなオファーで悩まされていました。私はこのような状況にはなりたくない」と彼は続けました。
Fazerの特別なマグカップ
カレヴィさんによると、Fazerの特別なマグカップは400個しか生産されていないため、現在では最も高価なマグカップだそうです。
キートスショップでもマグカップについてご紹介しています。
外国のコレクターはこの貴重なマグに3000から5000ユーロ(約40~65万円、ユーロ=130円)も支払うのではないかという噂もあるほど。。。
これに対しカレヴィさんは、「価格が高騰する前に偶然Fazerのマグカップを手に入ることができたので5000ユーロという金額は払わないだろう。3000ユーロでも払わないな」と笑いながら答えました。
70ユーロでカレヴィさんは手に入れたそうなので、3000ユーロでもかなりの値段ですよね!
※関連記事:アラビアムーミンマグカップ2004~2005年限定品デザイン紹介
※写真出典:Moomin.com
手に入ったアラビアムーミンマグカップの1つ1つに物語が秘めている
カレヴィさんはマグカップを手に取り、どのくらいの値段か、すべての物語、デザインの細部などを語り、賞賛します。
たとえば、このStockmann 150周年の記念マグカップを手に入れるのも簡単ではなかったようで。。。
キートスショップ商品ページはこちら:アラビア ムーミンマグカップ:ストックマン150周年記念 2012年 限定
ストックマン150周年記念マグカップは、1950年代にストックマン百貨店のためにTove Janssonが描いたイラストを特色としています。そのマグカップは2回市場に出ました。最初の発売は1日で完売!またストックマンの顧客の注文の一部は、在庫よりも多かったためキャンセルされました。2回目の生産段階では、ストックマン百貨店は、より多くのお客様に対応するようにしました。
「私は新しいマグがリリースされたことをインターネットを通して気づいた。私はStockmanに電話をしたが、マグカップは売り切れ、もはや作られていないと聞きました。一部の人々はそのマグカップを高額でオンラインで販売したが、それを私は購入したくはなかった。私はオウルにあるストックマンがマグカップをまだ売っていないと知り、とても幸運でした。カヤーニからオウルへ早朝に行きましたが(車で片道約2時間半)、私は最初ではありませんでした。そこで私は他の人と行列で待ち、ついにカップを手に入れました。」
またカレヴィさんはムーミンマグを購入する予定です。
「 私は、3月27日に新しい2017年夏限定マグ『サマーシアター』が発売されることをネットで見ました。それらを数個買わないと。」
2017年に限定販売されたムーミンマグ情報はこちらです:
カレヴィさんは時々コレクション全体を売ることを考えていました。しかし、彼の家族はそのアイディアは気に入らなかったようで最終的にどうするかはまだ決めていないそうです。
今も毎年販売されているムーミンマグを買い続けているのでしょうか?コレクションがどこまで増えるか気になるところではありますね。
最後に
アラビアムーミンマグカップのコレクターが大勢いることは知っていましたが、ほぼすべてのマグを、しかも偶然に集めるとは驚きですね!
また、最近となっては価値も上昇傾向にあるので貴重なマグを持っている男性をうらやむ人はたくさんいそうですね。
もちろん全て集めるのもいいですが、ムーミンマグそれぞれのデザインに物語があるのでお気に入りのものを見つけて、集めるのも楽しいですよね。
毎年、夏と冬には限定品も販売されるので、旅行の記念に!今回は好きな物語からデザインが選ばれた!など様々な理由から購入するのも思い出になっていいかもしれませんね。
キートスショップでは、1990年代から販売されているムーミンマグについてどのようなデザインのものがあるのか市場価格はどのくらいなのか、廃盤になったものも含めてご紹介しています。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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