Ainolaが終わったら、歩いてきた道に沿って交差点に戻ると、すぐ横に「Ahola博物館」があります。
Ahola博物館はJärvenpää美術館(Järvenpää Taidemuseo)が運営管理する博物館の一つで、AinolaとTuusula湖の間にあります。
参考:ヘルシンキ近郊の旅:Tuusula湖アーティストの町を回ってきました!(1)Järvenpää、Ainola
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
ローカルアーティストコミュニティを表すAhola
Aholaはフィンランド人作家Juhani Ahoが住んでいた家で、Tuusula湖周辺にあるアーティストコミュニティを代表する場所の一つです。
Juhani Ahoは1897年から1911年まで妻のVenny Soldan-Brofeldtと一緒にAholaに住んでいました。
Juhani Ahoはノーベル文学賞に12回もノミネートされた著名な文学家です。
Juhani AhoはAinoが好きになったことがあり、AinoがJean Sibeliusと結婚することで、彼は自分の怒りと嫉妬を文学作品に表したことがあります。
その一時的な感情が去った後に、Juhani Ahoはシベリウス一家といい友達且ついい隣人となりました。
Aholaで当時の芸術活動及び彼らの住んでいた場所を見学できます。
- オフィシャルサイト:Ahola
- 開館期間:5~9月
- 開館時間:火~日10:00~17:00
- 入場料:成人7ユーロ、学生6ユーロ
本来Aholaあたりからバスに乗って次の目的地に行く予定でしたが、近くの観光地「Kallio-Kuninkala」は徒歩20分で着くとグーグルマップで確認できたので、歩いて行くことに。
しかし、なぜか歩いていると、Kallio-Kuninkalaに気付かずに通り過ぎてしまいました。
歩いても歩いても着かず、そしてお腹もすき始めました。。。泣
グーグルマップで探しても近くにレストランが全くありません!泣(この計画性のなさ!笑)
と、その時に道路わきに「食事処」の標示がありました!300メートル先にある!
結局、営業しておらず、引き続き歩きます。。。
それで到着したのは「Halosenniemi」。
とても景色がきれいな場所で、室外休憩用のテーブルとベンチがあったので、そこで食事デリバリーを頼みました(笑)デリバリーサービスってすごい!
デリバリーピックニックのような昼食になりました。
Pekka Halonenとアーティストの家「Halosenniemi」
Pekka Halonenはフィンランドを代表する画家の一人です。
田舎の農村に生まれた彼はヘルシンキとパリで芸術を学び、大自然と安らかさを大事にする芸術家です。
彼は家族と共に1898年にTuusula湖に引っ越してきて、自宅を自分と兄弟と一緒にデザインして建てました。
1902年に完成したHalosenniemi自宅はフィンランドのカレリアン式木造建築を基本スタイルとし、天井の高いリビングルーム、室内のバルコニー、大きいな窓などフランス、スウェーデンやロシアの建築スタイルも取り入れた独特な家です。
家自体はTuusula湖に突出した小さな半島にあり、湖畔にはサウナ小屋があり、景色がとてもきれいな場所です。
- オフィシャルサイト:Halosenniemi
- 開館期間:5~8月
- 開館時間:毎日10:00~17:00
- 入場料:成人10ユーロ、学生8ユーロ
素敵なHalosenniemiが終わり、次のLotta博物館が「とても近い」とのことで、もうバスは使わず歩いて行こうと決定。
(今回も騙されました!)Lotta博物館までは1.3キロで徒歩16分でした。
距離としては決して遠くないですが、さすがに足に疲れが。。。
戦時女性の功績を称え、記念する「Lotta博物館」
フィンランドは独立後の歴史の中で隣国ロシアと2回に渡って戦いました。
男性は前線で戦いますが、女性は様々なサポート活動を行って国に支えてきました。
それは軍事用品の生産や補給品の製作などが含まれました。
Lottaは彼女らのことを指します。
当時フィンランド各地にLotta組織があり、それぞれの組織で活動していました。
筆者の友人のおばあさんたちもLottaだったと聞きます。
Lotta博物館には素敵なカフェも併設しているので、きれいなお庭もあり、一休みには最適な場所ですね。
- オフィシャルサイト:Lotta Museo
- 開館時間:
6~8月毎日10:00~20:00
9~5月火~日10:00~17:00 - 入場料:成人7ユーロ、学生6ユーロ
参考:ヘルシンキ近郊の旅:Tuusula湖アーティストの町を回ってきました!(3)Erkkola、Aleksis Kivi Memorial Cottage、Gustavelund Hotel
参考:ヘルシンキ近郊の旅:Tuusula湖アーティストの町を回ってきました!(1)Järvenpää、Ainola
参考:Tuusula湖芸術感性を磨く旅。ヘルシンキ近郊日帰りの旅
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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