フィンランドに住んでみたい!フィンランドで勉強したみたい!という方には様々な方法があります。
短期滞在であれば、オープンユニバーシティー、成人学校などでは趣味レベルから専門レベルまで様々な授業が開かれ、入学試験なしで勉強することができます。
長期滞在で学位を狙いたいなら、フィンランドの多くの大学は英語で授業を行うプログラムをたくさん開設しています。
様々な情報を下記リンク内のページに集約しているので、是非ご参照ください。
参考:【留学】の関連ブログ記事
参考:【教育】の関連ブログ記事
そして、今日はもう一つフィンランドに短期滞在しながら勉強できる方法をご紹介したいと思います。
それはフィンランドの大学が開設する「サマースクール」で勉強することです。
サマースクールで勉強することのハードルが比較的に低いですし、夏の短期間で行われるので、フィンランドでの生活を体験しながら、勉強もできるという一石二鳥の方法です。
フィンランドのサマースクールとはどのような学校・場所?
フィンランドの多くの大学はサマースクールを開いています。
その目的にはいろいろあります。
フィンランドの大学は春学期と秋学期の2学期制です。
冬休みは1ヶ月ほどですが、夏休みは2ヶ月以上あります。
そのため、夏になると学生にも教授にも時間ができてしまいます。
それで、サマースクールを開設することで、勉強したい学生は夏休みの時間を活用して勉強することができるし、教育資源である教授の時間も無駄せず、活用できます。
更に、サマースクールで開かれる授業は一般正規課程と同じクォリティーにもかかわらず、学内の学生にも、他の大学の学生にも、一般社会人にも、外国人にも開かれるため、誰でもサマースクールで勉強することができるのです。
※フィンランドの大学に在籍している学生は基本的に無料もしくは割引価格で、一般社会人や外国人には有料となります。
もちろん、フィンランドの大学ですので、多くの授業はフィンランド語で行われます。
しかし、近年英語で行われる授業がどんどん増え、現在英語で行われる授業は非常に多くなっており、外国人でも英語を使えば、授業に参加することができるようになりました。
そして、入学試験がなく、英語の試験成績を提出しなくてもサマースクールで勉強できる大学が多く、気楽に参加できるのは一つ非常に大きいな魅力ですね。
※ただし、レベルの高い授業は申し込む際に知識レベルや英語のレベルが確認される可能性があります。
サマースクールの授業は大体6~8月の間に行われ、授業期間も2週間から2ヶ月までバラバラです。
授業の分野もとても幅広く、IT専門から文化・語学など様々です。
下記ではご参考にヘルシンキにある三つの大学で開かれるサマースクールをご紹介します。
ヘルシンキ大学のサマースクール
ヘルシンキ大学はフィンランド最大規模の大学であり、学術レベルもトップレベルの大学です。
ヘルシンキ大学のサマースクールには様々なコースが開設されています。
※2021年はコロナウィルスの影響でサマースクール休止。2020年の内容をもとにご紹介します。
ヘルシンキ大学のサマースクールには13個のコースがあります。
それぞれのコースは4~6単位(ECTS)を取得できます。
コースの分野は幅広いが、学部生向け、大学院生向けなど対象者はコースによって変わります。
一般人でもわかる内容のコースがあれば、その分野で勉強してこないとわからない内容のコースもあります。
全体的には学術研究者向けのような感じですね。
授業は英語で行われます。
コースは約2週間ちょっとの長さで毎日授業があります。
学費は900~1500ユーロ前後で(約12~20万円、ユーロ=130円)、生活費は別になります。
申し込みはメールで行われるようです。
アールト大学のサマースクール
アールト大学へヘルシンキ大学に並ぶフィンランドのトップ大学です。
新しいことに率先してチャレンジする精神が有名な学校です。
アールト大学のサマースクールでも様々なコースが開かれています。
学部生向け、修士生向け、博士向けなど様々なレベルがあり、分野もデジタルビジネス、アントレプレナーシップ、気候変動など色々。
授業の進め方や費用はヘルシンキ大学に近い感じです。
2週間に渡って毎日授業をやる形で、1コースは1400ユーロくらいの学費がかかります。
アールト大学のサマースクールは2021年も開催しますが、一部の授業はオンライン形式となっています。
申し込みはそれぞれコースのページよりフォームに記入して行われます。
参考:Aalto University Summer School
ハーガヘリア応用技術大学のサマースクール
ハーガヘリア応用技術大学(Haaga-Helia University of Applied Sciences)はヘルシンキにメインキャンパスを置く新興応用技術大学です。
学術向けの一般大学と異なり、応用技術大学は実務向けの授業が多いです。
ハーガヘリア応用技術大学は2021年にサマースクールを開催しますが、完全にオンラインとなります。
2021年のコースは下記の4つに分かれます。
- Doing business in the Nordics
- Circular Economy
- Digital Business Transformation in Post Covid world
- Innovative Service Design
コースの名前を見るだけでも一般大学の授業より分かりやすい気がしますね。(筆者だけかな?笑)
サマースクールは7月下旬の2週間で行われ、学費は500ユーロです。(約6万5千円)
現在サマースクールの情報は一部しか公開されておらず、詳細は今後掲載される予定です。
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「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
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