ラップランド・ロバニエミのタクシードライバーがよく質問されることとは?

公開日:2020年1月11日  更新日: 2020年01月13日 関連分類:

 

 

北欧フィンランド 、それもラップランドのサンタクロースで有名なロバニエミと言う街をご存知の方は多いはず。

観光で既に訪れたと言う人もいらっしゃるでしょう。

観光者のほとんどは、飛行機でヘルシンキ・ヴァンター空港からロバニエミ空港まで行かれることと思います。

 

 

ロバニエミ空港に降り立った観光旅行者、まず一番最初に出会う観光の専門家はバスの運転手・タクシードライバーではないでしょうか。

そんなドライバー兼、観光情報ガイドも務める彼らは日々、色々なお客さんと接する機会がとても多い職業。

 

 

今回は「ロバニエミ空港のタクシーとバスの運転手の方が外国人観光客によく尋ねられること」と言う、旅行者から逆の目で見たテーマでご紹介したいと思います。

 

 

 

 

ラップランドと言えばトナカイとオーロラは王道

観光客が最初に決まって驚くのが、空港のドアを開けて外に出るとすぐ目に付く、岩の上に走るクリスマス・トナカイの作品なのだそう。

フライトの旅が終わってロバニエミに到着したら、最初にこの写真をとる方は多いようです。

 

タクシーに乗っている間、多くの観光客は生きている本物のトナカイに会いたいと言う人が多いようでトナカイ情報を案内することも多いのだとか。

 

そして、ラップランド・ロバニエミと言えばやっぱりオーロラについての質問をよく受けるようです。

 

今ではほとんどの人がオーロラは天候によって見れたり見れなかったりすることは知っていますが、中にはやっぱり知らない人もいるので天候が悪い日だと残念な思いを観光客と共有することもしばしばあるのだとか。

 

 

 

 

沢山の人と接する機会があるからこそ、びっくりするような事もある

ロバニエミ空港のバスを運転するドライバーの方は、極寒の冬にありえない服装で観光に来られる観光客と遭遇することが時折あるそうです。

 

「信じたくないが、ここロバニエミで、この寒い時期にファッショナブルな服装をする人がいることは事実。」とドライバーの方。

そんな人たちが言っている事を信じてラップランドに来ないよう、注意を呼びかけています。

 

寒い時には天候に合う服装をしなければ対応できませんし、せっかくの観光が台無しになってしまうことがあります。

 

特にラップランドのツアーガイドは観光客の服装について事前にちゃんと伝えておく必要性があると、ドライバーの方は言ってます。

 

 

なぜなら

 

時々、空港ではそのファッショナブルな服装をする方を上回る着こなしの人を見てビックリすることがあるようで

 

 

ショートパンツとT-シャツを着て飛行機から出てくる人を見ます。

 

 

わお!かなりの強者!

ラップランドの冷たい風が吹くと身体はビックリ、ショックを受けるでしょう。

 

 

 

 

ラップランドに何がどこにあるか把握して置いた方がいい

夏は、緑の風景や澄んだキレイな水を絶賛される方も多いですが、やはり一年を通して一番観光客が多い時期の11月から翌年3月にかけての冬。

やっぱり、サンタクロースサンタクロース村についての質問がとても多いとのこと。

 

既にラップランドの街を調べて来られる方が多い中、距離感を理解している方はそこまでいないのだとか。

 

 

ある日、ロバニエミのタクシードライバーの方はロシア人家族から

「サウナゴンドラに連れて行ってほしい」

と頼まれたそうです。

 

 

しかし、サウナゴンドラはロバニエミから2時間以上離れたユッラス(Ylläs)と言う街にあります。これじゃ往復4時間もタクシーに乗ってなければなりませんので計画的なスケジュールとは言えないでしょう。

 

 

せっかく遠い素敵なラップランドまで来られたのですから快適な旅を計画的に楽しんで欲しいものです。

 

 

時に、物価やサービスの高価格やオーロラが思うように見れなかったこと、雪の大変さに不満を抱くような観光客の意見を聞く事もありようですが、観光客の方々は皆、常に礼儀正しいのだとか。

 

ラップランドのドライバーの方達は、今まで外国人観光客とのマイナスな経験はないと言っています。

 

 

北国フィンランド、それも北部ラップランドのロバニエミに旅行へ行かれたら、ぜひドライバーの方にも現地情報を聞いてみたいですね。ガイドの人よりも地理に詳しく、情報が豊富かもしれません。

 

 

情報・引用:Ilta-sanomat -Näitä asioita Lappiin matkustavat ulkomaalaisturistit kyselevät..

 

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