フィンランド人は毎日髪の毛を洗わない?!シャワーに行かない?!

公開日:2019年11月28日  更新日: 2022年10月17日 関連分類:

 

フィンランド人女性の綺麗な髪の色、

素敵ですよね!

 

いや、

男性でも素敵なサラサラ綺麗なロングヘアーの方います!

こりゃ失礼。

 

格好はヘビーメタル系だったりしますが。笑

 

さて、今回はサウナ好きのフィンランド人が

シャワーだけだと

週にどれくらいの頻度で入っているのか

覗いてみることにしましょう。

 

 

 

 

どれくらいの人が毎日シャワーを浴びる?

洗面台やトイレなどのデザインや製造などもする会社IDO

北欧4カ国で大規模なオンライン調査を実践しました。

 

こちらの会社からの調査結果では

フィンランド人の44%の人が

1日に1回、シャワーを浴びているとの結果です。

 

そして、もう一つ

 

フィンランドで有名なMe Naisetという週間女性誌が

23000人以上の回答から得た

衛生調査の結果を発表したところによると

39%の人たちが毎日シャワーを浴びているとのことです。

 

2つの会社の数字を見ると

だいたい40%前後の人たちが

毎日シャワーを浴びていることになります。

 

 

しかし、

 

「シャワーを浴びている」

 

とはあっても、

身体全体を洗っているとは限りませんのよ。

 

 

 

 

どれくらいの頻度で髪を洗っているか?

さて、シャワーを浴びていても

髪の毛を洗っていない、

洗髪していない人が意外と多いのにびっくりします。

 

まず、毎日髪の毛を洗っている人は

23%!!

 

1日置きに髪の毛・頭を洗う人

45%

 

1週間に1〜2回だけという人は

31%

 

そして、かなりの強者!

 

残りの1%の方は

1ヶ月に数回だけ。

 

頭皮、痒くなってきませんか?

と思うのは私だけ?

 

 

 

 

年齢別ではシャワーに行く頻度どう違う?

ここでは年齢で大きな違いがありました。

 

週に数回、もしくはそれ以下の回数シャワーに行く人たち、

 

18〜29歳では 14%

30〜49歳では 17%

50〜70歳では 40%

 

高齢者になると

シャワーの利用回数がいきなりグッと下がります。

 

やはり高齢者となると、身体の不自由だったりと

色々な理由があるとは思いますが

 

時代の違いにも大きな理由があります。

どういうことかと言うと、

 

数十年前まで、フィンランドでは1日1回シャワーを浴びること自体が

であったためです。

 

そして、

ここ50〜60年の間に、

毎日シャワーを浴びることがフィンランドでも

一般的に定着し始めてきたので

若い人たちの方が、

高齢者よりも頻繁にシャワーの使用回数が増えてきたのです。

 

 

烏の行水なのか!まさかのスピード

シャワーを浴びる時間、皆さんはどれくらいかかりますか?

30分?40分?

1時間?

 

フィンランド人、みんなめちゃくちゃ早いです。

 

 

50〜70歳のうち、29%の人たちが

最大5分間。

最大で!ですよ!!

 

いや、これ水の節約になりますけど

早すぎて下手すると

トイレで用を足す方が長い場合もありますからね。笑
(フィンランドはシャワーとトイレが一緒のユニットバスのことが多い。)

 

最も若い年齢層の方達の34%は

10〜20分間。

 

そして8%の人たちが

20〜30分間の時間をシャワーに時間を費やしているそうです。

 

 

北欧でもそれぞれシャワーの考え方が違う

今回の調査で、フィンランド人のうち、

回答者70%は

 

「シャワーは身体を綺麗に保つのに自分には必要」

 

と答えています。

 

残りの人たちは

「面倒」「好きじゃない」との回答。

 

しかし、シャワーに対する考え方、

フィンランドではあくまでも

 

身体を綺麗に保つための手段の一つ

 

なのに対し、

 

その他の北欧諸国の大半は

 

シャワーはリラックする為の楽しみ

 

と答えていることに少し驚きました。

 

 

皮膚科医や専門家はどう言っているのか?

結局どうなの?何がいいの?

 

  • どれくらいの頻度で運動するか、汗をかくか?
  • どこに、どんな環境で住んでいるか?
  • 肌はどれくらい乾燥しているか?

 

が、答えのポイントになるそうです。

 

ジムに行って汗をかいたり、

とても暑い環境にいて汗をかくと

汗が皮膚や化粧の細菌と混じって、脱毛につながる可能性があるそうで

しかも、汗をかいた後の不愉快な感じは拭えません。

 

こう言う場合は、当たり前ですが

シャワーを浴びることをお勧めするそうです。

 

 

そして、次にお水の問題も。

 

日本は軟水の国ですね。

しかし、フィンランドもそこまで硬水ではないにしろ、

日本よりは若干、硬いです。

 

しかも、フィンランドは地域によって水質が異なります。

 

例えば、

ヘルシンキから西に50km離れている町、

ロホヤ(Lohja)の水は硬水です。

 

 

硬水に含まれるカルシウムとマグネシウム塩が皮膚や髪の毛に残り、

ゴワゴワ、バシバシになります。

 

その場合は頻繁にシャワーを浴びるより、

回数を考えてシャワー入浴する必要があります。

 

 

そしてシャワーの温度は暑すぎないことがポイント。

 

熱いシャワーは身体を目覚めさせるのには良いですが

肌にはよくありません。

 

皮膚細胞を保護する肌の油膜を全て洗い流すことになるので

乾燥が進んでしまいます。

 

その結果、肌トラブルが起きやすい状態に。

 

 

終わりに、熱湯にご注意!

フィンランドのシャワー事情、いかがだったでしょうか?

サウナの文化があるフィンランドでシャワーはどれくらい必要とされているのか

あまり知ることはないと思います。

 

あ、ちなみに、

フィンランドの蛇口から出る温水と冷水、

切り替えると待たずともすぐに温度が変わるので

便利ですが、蛇口を温水に切り替えたら

熱すぎるお湯が出てくることがありますので

旅行される場合は

お気をつけくださいませ!!

 

 

参考・引用:my news desk IDO -Kysely selvitti: Näin usein suomalaiset käyvät suihkussa

参考・引用:Me Naiset -Kysely paljasti yli 20 000 suomalaisen suihkutavat

参考・引用:mtv uutiset -Suihkuun kerran päivässä vai kerran viikossa?..

 

 

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フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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