そして、スタートした時に通った案内所やお手洗いのある一角に、無事戻ってきました。
その際、はじめに寄れなかった案内所に寄り、もう回り終えてしまいましたが記念として、ヌークシオ国立公園の地図をいただきました。
これからすぐにバス停まで歩けば、次のバスの時間に間に合うのですが、ハイキングを終えたばかり。
もう少しこの場所で余韻に浸り、のんびりしたかったこともあり、見送って一本後、約1時間後のバスにすることにしました。
時間を作ったため、この周辺をもう少しのんびりしてみることに。
案内所やお手洗い場があるこの一角。
端の方に、どこかへ続く道があったので、その先へ行ってみることにしました。
この周りには、湖でおそらくカヌーかボード?系のスポーツをしているだろう人が多くいて、近くにはそのボード板っぽいものがよく立て掛けられていました。
また、私たちが来た時にはそのスポーツをされているだろう多くの男女が混じったグループも見受けられました。
この方々は、ヌークシオへはハイキングというより、湖でのスポーツを楽しむために来ているもよう。
そして私たちは先ほどの道を進んで行ったら、これまた素敵な景色が飛び込んで来ました。
まさかまだこのような景色があっただなんて、そしてそれがスタート地点からすぐ側にあっただなんて思いもしませんでした。
そこには橋がのびていて、やはりフィンランドのきれいな森と湖の姿。
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
※ヌークシオ国立公園で1日ハイキングした雰囲気がわかる動画もございますので是非ご覧ください。
橋から見る景色、また渡り終えてから見る森と湖の姿、どこから見てもそれは美しい姿でした。
私たちは少し腰掛け、その景色を楽しみました。
その中でも、遊びたがっているように私の周りを飛ぶトンボの姿だったり、湖に顔を入れたり橋の上に体を置いて休めたりしている可愛らしい小鳥の姿を見ました。
この美しい自然とともに、多くの生き物も共にあるのだな、としみじみ思った私です。
これらヌークシオで見た体感した美しい景色に名残惜しさを感じながらも、帰らなければなりません。
そして私たちはヌークシオ国立公園にお別れをして、この場を後にしました。
帰りも行きと同じ道を辿ってバス停に向かいます。
やはり行きと同じで、私たちのようにこの道を歩いている人は見当たらず、人がいるとすれば、私たちの後ろから次々と抜かして過ぎ去っていく車の姿だけです。
おそらく多くの人は、ヌークシオ入り口までは、車などの手段を使って来られる人が多いのかもしれません。
(これはあくまで私の予想であり、観光シーズン真っ只中である場合等は観光客を含め多くの人がいるかもしれません、、!)
帰りでは、行きに気づかなかったのか、牛だか馬だかの姿も見ることができました。
きれいな木々、種々の景色に数頭の白、茶色をした彼らの姿は、これまで見た景色とはまた違って新鮮でした。
そして無事にバス停に着き、バスが予定通り来て乗り込みました。
30分ほど走り、バスはエスポー駅に着きました。
行きとは違って反対側の道路に着いたので、駅のホームに向かうため、スロープ状になっている歩道橋のような場所を通り向かいます。
平日のヘルシンキ行きは本数がそれなりに出ていて、16〜18時台は1時間に5本出ている(2018年現在)ので、着いてからはあまり待たずに電車に乗れました。
そして30分弱でヘルシンキ中央駅に着き、無事戻ってくることができました。
ヌークシオ国立公園の旅はここまで。
とても素敵な旅、そしてハイキングでした。
本で見たものと実際の景色とでは、その違いは格別。
いえ、違いというよりも、やはりこれは実際にその場に行ってその空気を肌身で感じ、景色をこの目で目の当たりにしなければわからない、そのような美しい情景がヌークシオにはありました。
正直、私自身としては想像以上、思っていた以上にとても素敵な場所だったのでびっくりしました。
ガイドブックにはよくフィンランドのおすすめ観光スポットとして紹介されているので、やっぱり有名どころには行っていこう!という気持ちも大きかったです。
またそれと一緒にフィンランドの森と湖を体感できるのかなという思いからでした。
しかし実際にこの場所に行ってみると、おすすめの観光地だからという考えはなくなり、シンプルに「ヌークシオ国立公園」を、そしてこの「美しい森と湖の景色」に心奪われました。
径を進んでいる時に通る緑草や可愛いお花。
そして森の中を歩いている時に見られる凛とした樹木の数々。
時が止まったかのように別世界へと連れて行ってくれる綺麗な湖の姿。
それらは本当に、息を呑むほどの美しさであります。
写真で見るだけでは感じられないものがたくさん詰まっている場所、それがヌークシオ国立公園でした。
時間が許す限りであれば、この場所でのんびり座ってそれらの景色を十分に堪能したいものです。
もしまた行く機会があるとしたら、今度は一番短いプナリンタ・ハイキングコースを選び、ひとつひとつ顔が異なる様々な景色をじっくり眺め、ゆっくりと過ごせる時間を作りたいなと思いました。
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1.フィンランド 北欧というと?
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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