暖かい日差しが照らしたヘルシンキの夏日には多くのイベントがにぎやかに開催されます。
その中の一つは性別のマイノリティ(LGBTIQ)の声を発信する週間イベントのヘルシンキプライド(HELSINKI PRIDE)です。
2019年は6月24日(月)から30日(日)に開催されます。
フィンランドは同性愛の婚姻を法律上正式的に認めるなど性別マイノリティ分野でも世界的に先を走る国です。
今回のイベントは社会の少数である性別マイノリティの人々の声に耳を傾け、性別マイノリティの人権を重視するという意味を持つイベントです。
フィンランドの同性婚姻について
フィンランドでは2014年に同性婚姻の法案が可決され、2017年に実施することとなりました。
同性カップル制度自体は2002年から認められていますが、権利が制限されていました。
今回の法案実施により、異性婚姻と全く同じ権利が同性婚姻のカップルにも与えられ、パトナーの苗字を名乗ったり、養子を迎え入れたりすることが正式的に法律に守られることになりました。
ヘルシンキプライド(HELSINKI PRIDE)について
ヘルシンキプライドは性別マイノリティ(LGBTIQ)文化に関するフィンランド最大のイベントです。
ヘルシンキプライド週間では、大パレード、公園ピックニック、夜のクラブパーティなどを中心に様々なイベントが開催されます。
2018年には「声」(VOICE)をテーマに掲げ、50か所に80以上のイベントが開催されました。
このイベントに通じて、漏れているもしくは社会に届いていない性別マイノリティの声を社会に届け、社会の多様性を促進をテーマに掲げました。
2019年は「Movement」(フィンランド語ではLiike)です。
すでに改善されたこともたくさんありますがまだ平等ではないこともあるためそれらを促進するために、行動に移すという意味もテーマのMovementにこめられています。
ヘルシンキプライドのお薦めイベント
『ヘルシンキプライド』全体には80ほどもイベントがありますので、ここで参加しやすいイベントをピックアップして紹介していきます。
クルクエ(KULKUE)パレード
性別にかかわらず、人々は平等であり、社会の多様化を尊重するよう、社会全体に注目してもらうためのパレードです。
どなたでも参加できます。
- 日時:2019年6月29日(土)12:00~14:00
- 費用:無料
- 集合場所:ヘルシンキ大聖堂前の元老院広場
- パレードルート:元老院広場から出発し、市中心エリアを回り、最終的にカイヴォプイスト公園(Kaivopuisto)まで行きます。
- イベントページ
- 集合場所地図
- 終了場所地図
パーティー・イン・ザ・パーク(公園でパーティ)
パレードの終了場所で3つのステージに分かれ、パーティが盛大に開かれます。
ヘルシンキのローカルパーティに参加したいなら、今回がいいチャンスです!
Betty Fvck, Santra & Piia, Mercedes Bentso, Catharina Zühlke and July Jones (UK)といったアーティストが登場する予定です。
- 日時:2019年6月29日(土)14:00~18:00
- 費用:無料
- 場所:カイヴプイスト公園(Kaivopuisto)
- 3つのステージ:メインステージ、ダンスステージ、ディヴァ&レジェンドステージ
- イベントページ
- 地図
※カイヴォプイスト公園(Kaivopuisto)です
KIASMAヘルシンキ現代美術館関連無料ガイドツアー
KIASMAヘルシンキ現代美術館では性別マイノリティー(LGBTIQ)関連の展示を回り、無料のガイドツアーが開催されます。
ご参加される方は下記イベントページよりチケットを予約してくださいね。
- 日時:2019年6月26日(水)16:00~17:00
- 費用:無料
- 使用言語:英語
- 場所:KIASMAヘルシンキ現代美術館(Museum of Contemporary Art Kiasma)
- イベントページ
- 地図
ヘルシンキ国立博物館:Pride Hourse
今年はヘルシンキデザイン国立博物館にて性別マイノリティー関連の展示を
Helsinki prideコミュニティは2015年よりアートセラピーなどの活動を通して難民の方たちを支援してきています。
アートカフェグループのメンバーによる、ヘルシンキプライドのテーマでもあるMovementに関するアートの展示会の場となっています。
- 日時
6月24日(木)から28日(金):11時~20時
6月29日(土)&30日(日):11時~18時 - ヘルシンキ国立博物館ウェブサイト
- 場所:ヘルシンキ国立博物館(Kansallismuseo)
- イベントページ
- 地図
いかがでしょうか?
様々なイベントが開催されますので、もしちょうどヘルシンキにいらっしゃたら是非ヘルシンキプライドの無料イベントに参加してみたり、もしくは覗いてみたりしてみませんか?
また中心街ではアテネウム美術館、ストックマンなどで様々な場所でレインボーフラッグがたくさん掲げられています。
関連記事
外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー
外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)