ニョロニョロ人気の秘密とは？予想もつかないところにある

※ムーミンオルゴール：ムーミンズフィッシング / Arctic Hall / フィンランド 北欧

 

ムーミンの物語の中で、スナフキン、リトルミイ、ムーミンなどの人気キャラクターに肩を並ぶほど人気キャラクターと言えば、「ニョロニョロ」。

 

ムーミンの物語の中で、ニョロニョロは謎のような生物というふうに登場していました。

 

 

口は話せないし、耳も聞こえないし、手を振るくらいしか反応のないニョロニョロはどう考えても主要キャラクターになりにくいですが、実にムーミンファンの中でとても高い人気を誇っています。

 

 

それはどのような背景や理由があるでしょうか。

今日は様々な面から考えていきたいと思います。

 

 

謎に包まれるからこそもっと知りたくなり、想像が膨らんでいく

ニョロニョロには数多くの謎があります。

 

生物のように見えるし、妖精のようにも見えて、結果的にどういうものが誰もわかりません。

 

 

 

 

なぜ目と手があるのにわかりやすい反応ができないのか？

思考能力はあるのか？

痛みは感じるか？

同類間はどのようにコミュニケーションを取るか？

船に乗るときになぜいるも奇数なのか？

種から生まれることは知っているが、種はどこから来たのか？

 

などなど様々な謎が秘めています。

 

 

やはり「未知」だらけなので、読者にとってニョロニョロは「もっと知りたい」キャラクターにもなるでしょう。

 

 

更に、わからないことが多いからこそ、想像が膨らませられます。

 

実は感情的になりやすい生物で影響されやすいとか、実にちょっと思考能力があるが、他の生物とかかわりたくないだけかもしれません。

 

このように様々な可能性を想像していくだけでも楽しそうです。

 

 

 

 

可愛い外見がニョロニョロのチャーミングポイント

ニョロニョロの人気が高い理由の一つはその見た目にあるでしょう。

 

全身真っ白で大きいな目に２本の手。

 

ゆっくり動いて歩く姿を見るととてもかわいく感じますよね。

 

そのような愛しい姿があるからこそ、リュック、スマホケース、アクセサリーなど多くのムーミン商品のデザインにも使用され、持ち歩かれています。

 

 

 

 

ムーミンのストリーを陰から支えるキャラクター

どんな物語もそうですが、必ず主人公レベルのキャラクターがいて、そうではなく、いわゆる「陰」にあるキャラクターもいます。

 

ムーミンの物語から言うと、表にあるキャラクターはムーミン、スナフキン、リトルミイ、ムーミンパパ、ムーミンママなどが該当するでしょう。

その同時に陰にあるキャラクターはスティンキー、モランやニョロニョロなどになります。

 

 

ニョロニョロのような陰から物語を支えるキャラクターがいるからこそ、ムーミン、スナフキンやリトルミイなどの主要キャラクターが輝いて見えるでしょう。

 

読者の無意識の中にニョロニョロはムーミンの物語を輝かせている効果があるからニョロニョロが多くの支持が得られているかもしれませんね。

 

 

※ムーミンオルゴール：ムーミンズフィッシング / Arctic Hall / フィンランド 北欧

 

人間らしい行動をするニョロニョロ

ニョロニョロは多くの謎に包まれており、なかなか簡単に理解できないですが、時には人間らしい行動もします。

 

例えば、島に行ったムーミン一家とヘムレンさん、スノークのお嬢さん、スナフキンは島でニョロニョロに出会いました。

ヘムレンさんがニョロニョロの気圧計を取ってしまったので、ニョロニョロが取り返しに襲って来たということがありました。

ここは正にニョロニョロが人間らしいところですね。

 

このような人間らしいところが読者の心に響きやすい部分です。

 

 

このように見た目がとてもかわいいらしいニョロニョロですが、多くの謎に包まれ、なかなか理解しがたいところがあります。

しかし、多くの謎は逆に読者の好奇心を刺激し、さらに深く多く知りたくなります。

 

その同時に、物語の陰のキャラクターとして物語を支えながら読者に意識させます。

人間らしい動きもあり、読者もますます愛しく感じるでしょう。

 

このような様々な理由によって多くの人々から高い人気が得られているのではないでしょうか。

 

 

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