ヘルシンキ都市圏にある主なベッドタウン8つを紹介

公開日:2021年8月5日  更新日:2022年9月24日  関連分類:

 

ヘルシンキは近隣の町を含め、ヘルシンキ都市圏で見ると、人口は約120万人がいます。

 

もちろん、東京や大阪ほどの大都会ではないですが、フィンランドで最も人口が密集するエリアに違いがありません。

 

 

そのため、ヘルシンキ都市圏にも主要な中心地があり、他に大型ショッピングセンターを有するベッドタウンのようなエリアが多数存在しています。

 

 

今回はヘルシンキ都市圏にあるいくつかのベッドタウンを簡単にご紹介したいと思います。

 

 

 

 

ヘルシンキの東側の中心:Itäkeskus

ヘルシンキは南側にフィンランド湾に面するため、町の発展は東、北、西の三つの方向に延びていきます。

 

ヘルシンキ市中心から東側にもちろん住宅街はたくさんありますが、その中の一つ大きいな中心地は「Itäkeskus」です。

その地名の直訳意味の通り、「東のセンター」という場所です。

 

 

Itäkeskusにはとても大きいショッピングセンター「Itis」があり、地下鉄も通っているので、交通の便は非常に便利です。

しかも、住宅価格はヘルシンキ市では比較的に安い方なので、生活コストの負担はやや軽いエリアです。

 

 

ただし、移民などの外国人が集中する町で、治安への不安が残り、フィンランドに住んでいるのか?と思うほど違和感が感じるエリアでもあります。

 

 

ヘルシンキ市北部の中心:Malmi

ヘルシンキ北部の中心は「Malmi」を挙げることができます。

 

ほとんどの通勤列車が停車する駅で、駅直結する大型ショッピングセンターがあり、周りにヘルシンキの住宅地が広がるエリアです。

 

 

エスポー市の中心地は4つ

ヘルシンキ市の西側に隣接する自治体はエスポー市です。

 

エスポー市はヘルシンキと同じ、南側に海に面し、全体の交通網は主に東西方向になっています。

 

 

エスポー市の中心ベッドタウンは主に4つです。

 

ヘルシンキ市に近い「Leppävaara」「Tapiola」とヘルシンキ市から遠い「Espoonkeskus」「Matinkylä」です。

 

 

「Leppävaara」「Tapiola」はヘルシンキへのアクセスが便利なので、人気の高い住宅エリアです。

 

「Espoonkeskus」「Matinkylä」はヘルシンキから遠いですが、住宅費用が比較的に安い分、多くの人々が住む町です。

 

 

そして、「Leppävaara」と「Espoonkeskus」はローカル通勤列車と長距離列車が停車する駅を有しています。

「Tapiola」と「Matinkylä」にはヘルシンキ地下鉄が運航しています。(現在、地下鉄の最終駅はMatinkyläですが、現在工事が進められており、もっと地下鉄が西に伸びる予定となっております!)

 

電車や地下鉄を利用できるので、交通の便はどのエリアもいいですね。

 

 

 

 

ヴァンター市の中心は「Tikkurila」と「Myyrmäki」

ヴァンター市はヘルシンキ都市圏中心3市の中で人口が一番少ない町です。

 

ヴァンター市土地の多くは空港用地と森です。

 

人口が集中するのは南側のヘルシンキに近いエリアとなります。

 

住宅費用がヘルシンキやエスポーよりも低いので、近年人気がどんどん上昇するエリアです。

 

 

ヴァンター市の一番の中心は「Tikkurila」です。

 

通勤列車も長距離列車も止まる駅ですので、交通の便はとても便利です。

周りに住宅地が広がり、森が遠くないことが特徴です。

 

 

「Tikkurila」はヴァンター市の東側にあるが、「Myyrmäki」はヴァンター市の西側にあります。

 

通勤列車が通っているので、交通の便は悪くないですが、大型ショッピングセンターがないため、生活の利便さはやや劣ってしまいますね。

 

 

 

これらヘルシンキ都市圏のベッドタウンはどれもヘルシンキ市中心から電車や地下鉄で20~30分程度の距離です。

 

通勤にしてもつらくない距離で、お店や図書館などの施設が充実し、生活が便利な場所です。

 

 

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