ヘルシンキから日帰りの旅Porvoo/ポルヴォお薦めの回り方ー観光情報9つを紹介

公開日:2023年6月29日  関連分類: 

 

この記事はヘルシンキからPorvoo/ポルヴォへの行き方、町の回り方、観光スポット、町の名物などをまとめてご紹介します。

 

Porvoo/ポルヴォはフィンランドでTurkuに次ぐ古い町で、かわいいらしい旧市街区を持ち、且つヘルシンキからわずか50キロの距離のため、ヘルシンキから日帰り旅行の行き先としては人気が高いです。

 

ヘルシンキに来られた方々には是非ヘルシンキだけではなく、Porvoo/ポルヴォにも足を延ばして楽しんでほしいですね。

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

 

 

1.ヘルシンキからPorvooへの移動方法

ヘルシンキからPorvooへ行く交通手段として、船や車もありますが、旅行者にとって最も便利なのはバスです。

 

バスの本数が多く、10分~1時間ごとに便が出ています。片道約1時間で、料金は5~10ユーロくらいです。

 

バス会社

※OnnibusのバスはMatkahuoltoのシステムにも表示されますが、Onnibusのサイトで買ったほうがちょっと安くなります。

 

バス乗り場

ヘルシンキのバス乗り場はKamppiショッピングセンターの地下1階長距離バス乗り場です。

 

Porvooの乗降場所は新市街の広場です。

 

 

海岸遊覧船で行くPorvoo!

ヘルシンキとPorvooの間に夏期間において、海岸遊覧船も運航しています。

片道3時間半ですが、フィンランド南沿岸の群島と海をゆっくり楽しむことができますね。

時間帯によってランチ付きのオプションを購入することができることも。

 

天気がいいときには景色がとてもきれいなので、お薦めです!

参考:【船旅】フィンランド海岸を眺めながらヘルシンキから古都Porvooに行く(夏季限定)

 

 

レンタカーで行くPorvoo!

もちろん車を運転していくこともできます。

Porvooにはいくつかの無料駐車場があります。

 

こちらは8時間無料駐車ができる場所です。

 

 

交通移動の関連情報を確認し、バスチケットなどを確保したら、次はPorvooのどこをどう回るんですね!

 

まず、一言で言うと、Porvooの観光はこじんまりした旧市街を中心に徒歩で回ることです。

 

Porvooの市中心エリアは大きいな道路170号を境に、北部分が旧市街、南部分が新市街です。

新市街にはマーケット広場、市庁舎、ショッピングモールや大型スーパーなどの生活機能が揃います。

 

旧市街の一番の見所は言うまでもなく、そのカラフルな18~19世紀の木造建築エリアです。

石畳みの道も合わせて見て感じると、まさにその時代にタイムスリップしたように錯覚しますね。

 

 

 

 

2.Runo Hotel Porvoo

旧市街の入り口とも言われるエリアに行くとすぐ目に入る黄色い建物があります。

それがRuno Hotel Porvooです。

 

ホテル自体は新しいですが、建物は1913年築で100年以上の歴史があります。

建物の名前はValtimotaloで、当時建設会社の名前のままです。ホテルの前は銀行が入居していました。

 

 

このホテルの敷地に昔はAstenius Innが立っていたそうです。

そして、フィンランドの国民的詩人J.L. RunebergがPorvooを訪ねた際にこのInnに宿泊し、当時提供されたお菓子がとてもおいしく、その後Runebergの妻がそのお菓子を再現し、現在のRunebergタルトになったそうです。

 

参考:フィンランドを代表する詩人Johan Ludvig Runeberg

参考:フィンランドの珍らしい形をしたスイーツ「ルーネベリタルト」

 

 

そのフィンランドで有名なタルトの起源地がここということなんですね!

 

 

 

3.Brunbergチョコレートショップ

Runo Hotel Porvooを道路を挟んで、すぐ横隣にあるのがBrunbergのチョコレートショップです。

Brunbergはチョコレートや甘いお菓子を作るPorvoo地元で有名な会社で、地元の人々に愛されています。

 

設立はフィンランド独立前の1871年で、現在すでに歴史が150年を超えています。

 

 

お菓子の種類によるが、古いもののレシピは100年の間全く変わらなかったそうです。

つまり、100年に渡ってその味が愛され、現在でも100年前の味が楽しめるということですね。

 

チョコレートはもちろん、「キス」というお菓子もPorvooで有名です。

参考:フィンランドの美味しいお菓子・ブルベルグのキス

 

 

地域密着型のお菓子メーカーブルベルグのチョコレートやキスを食べてみませんか?

 

 

 

 

 

4.大衆食堂レストランハンナマリア

Brunbergチョコレートショップのまたすぐ隣に大衆食堂レストランハンナマリアがあります。

基本的に昼食時間しか営業しないが、ミートボール、サーモンスープ、トナカイ料理などのフィンランド料理がリーズナブルな価格で提供されています。

 

 

ただし、メニューは基本的に日替わりなので、必ずすべてのものがあるとは限りません。

 

 

 

 

 

5.PorvooのアイスクリームVanhan Porvoon Jäätelötehdas

Vanhan Porvoon Jäätelötehdasというアイスクリーム会社の名前を直訳すると、「古いポルヴォのアイスクリーム工場」という意味です。

 

Porvooにいくつかの販売拠点を持ち、通り過ぎるといつもその行列が目立ちますね。(もちろん、夏がメインです)

 

いろんな味が揃い、とてもおいしいので、ちょっと暑いフィンランドの夏にアイスクリームを楽しんでみませんか?

 

 

※移動販売もあるため、夏季には旧市街に数か所で販売されています。

 

 

6.Porvoo旧市庁舎

Porvoo旧市庁舎は1762-4年に建築され、現在はすでに250年以上の歴史を持っています。

フィンランド独立時代よりも、ロシア帝国時代よりも前のスウェーデン時代に建てられたPorvoo旧市庁舎には市政府、裁判所、市議会などが入り、Porvoo生活圏の中心であり、権力の象徴でもあります。

 

 

Porvoo旧市庁舎は19世紀まで市庁舎として利用され、解体される前に博物館協会に保全され、フィンランド最も古い博物館の一つとして、Porvoo旧市街のシンボルとして、今はPorvooの歴史を人々に語っています。

 

Porvoo旧市庁舎はフィンランド全国現存市庁舎建築の中で最も歴史の長い建物です。

 

 

 

 

 

7.Porvoo大聖堂

旧市庁舎からさらに進み、少し丘を登ると、Porvoo大聖堂が見えてきます。

 

Porvoo大聖堂はPorvooで最も古い建物の一つです。

大聖堂の最も古い部分は1410年まで遡り、600年以上の歴史を誇ります。

 

 

Porvoo大聖堂は1410年以上前は木造だったため、すでに焼失され、形が残っていません。

現在のPorvoo大聖堂でも木造の部分があり、すでに戦争時などの理由で何度も焼失されました。

 

 

直近は2006年の放火事件で、ある18歳の男性が放火し、6年半の懲役と約5億円の罰金が下されたそうです。恐ろしいですね。。。。

 

現在のPorvoo大聖堂はエヴァゲリオンルテー派教会に属し、フィンランド語住民とスウェーデン語住民が一緒に利用しています。

 

 

 

 

 

8.川沿いの赤倉庫群

Porvooを代表する景色の一つは「赤倉庫群」です。

 

赤い色で塗られた倉庫たちが川沿いに並ぶ姿は美しく、人々の心に焼き付けされますね。

 

 

実に赤色に塗られるには理由があるのです。

是非リンク内の記事をご覧ください。

参考:北欧フィンランドの赤い家は可愛いだけじゃない! -赤の秘密-

 

 

川沿いの倉庫群を見るには、Porvoo大聖堂から丘を降り、Vanha silta橋を渡れば、川沿いの散策路に沿って歩いて行けば見やすいですね。

 

 

 

9.Porvoo川の港

赤倉庫を見た後、Uusi silta橋を渡り、Porvoo川を沿って歩くとすぐに港エリアに入ります。

 

売店やレストランがあったり、天気がよければ人々がくつろいで休んだり、景色を楽しんだりしているので、雰囲気が楽しめるスポットです。

 

 

さらに進むとヘルシンキに行く船J.L. Runebergの乗り場があります。

 

近くにRuneberg詩人自宅博物館があるので、時間や興味がある方は是非!

 

 

 

 

 

こんな感じで、フィンランド二番目古く、とてもかわいいらしい町Porvooを半日~1日で回り、楽しむことができます。

 

沿岸観光船やバスと組み合わせれば、一日を存分に楽しめるので、是非試してみてほしいですね!

 

 

ちなみに、Porvooはフィンランドにある6つの中世の町(Turku, Ulvila, Rauma, Naantali, Vyborg)の一つです。

街を代表する人物はフィンランドの国民的な詩人J.L. Runebergです。

 

参考:フィンランドを代表する詩人Johan Ludvig Runeberg

 

 

参考情報:Wikipedia

参考情報:Visit Porvoo

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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