フィンランドで2番目に古い町Porvooはどんな町?

公開日:2017年6月2日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

フィンランドは独立してから100年のみと歴史が短いですが、フィンランドに町ができたのは実にずっと昔のことです。

 

フィンランドで最も歴史の長い町はフィンランド南西岸にある古都Turkuですが、2番目に古い町はヘルシンキから東側にわずか50キロの距離にあるPorvooという町です。

 

Porvooが町としてスウェーデン政府に正式に認められたのは実に14世紀だったごろで、歴史は600年以上もあります。スウェーデン時代からの歴史ある町ということで、現在でもPorvooの住民に30%はスウェーデン語を母国語としています。

 

実にスタッフKの友人にもPorvoo出身の方がいて、彼女に「Porvooに多くの人々はスウェーデン語をしゃべるからあなたもスウェーデン語お上手でしょう?」と尋ねたら、「いいえ、そうでもないわ。スウェーデン語を話す学生とフィンランド語を話す学生は別々違う学校に通うからスウェーデン語を日常的に話すチャンスはそんなにないわよ。」とのことです。なかなか面白い事情です。

 

 

Porvooの旧市街に古き建物が多く残されてあり、散歩するだけで昔のフィンランド、もしくは北欧情緒を存分に楽しめるでしょう。

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

※自転車で行くPorvooの旅動画もございますので是非ご参考ください。

 

 

 

 

旧市街はそれほど大きくなく、ゆっくり歩いて回っても2~3時間で全てを回れるでしょう。

 

昼食のお薦めはこちらの食堂です。

 

Restaurant Hanna-Maria

フィンランドらしいサーモンスープやミートボールなどが約10ユーロちょっとくらいの値段で提供され、コーヒーも付いています。建物も伝統的な建築なので、雰囲気を楽しみながらフィンランド料理を味わえます!

 

詳細

    • 営業時間:
      5月31日から8月31日まで:月曜〜土曜 8:00〜17:00、日曜 10:00〜17:00
      上記以外の期間:月曜〜土曜 8:00〜16:00、日曜 10:00〜16:00
    • ウェブサイト(英語あり)
    • 場所:

 

 

Porvoo大聖堂

旧市街の奥にあります。

 

 

 

Porvooといえば、赤い色の家が並ぶ風景が有名ですね。

 

 

川を渡れば小さな山があり、少し登ればPorvoo旧市街を眺望できます。天気が良ければ景色は最高です。

 

 

もし歩いていて疲れたら、コーヒーとケーキでアフターヌンティするのはいかがでしょうか。こちらのカフェの雰囲気は絶好で是非古いフィンランドの家に入ってみてほしいです。その雰囲気を好きになるに間違いありません!

 

Tee- ja Kahvihuone Helmi

 

詳細

    • 営業時間:月曜〜土曜 10:00〜18:00、日曜 11:00〜17:00
    • ウェブサイト
    • 場所:

 

PorvooデザインのKierti製品

最後に、当店で取り扱わせて頂いている、ディッシュタオルやキッチンタオルをデザイン・生産しているKierti社はPorvooを本拠地としています。

 

抗菌性の高い竹繊維製のディッシュタオルは洗ったお皿や食器を綺麗なまま乾かすことができます。更に可愛い犬パラダイスのデザインや北欧シンプルでオシャレなデザインも多数販売しておりますので、是非ご覧ください。

 

 

交通

ヘルシンキからは主にバスとフェリーです。電車はありません。

Porvooは基本的に日帰りで十分楽しめますので、交通も日帰りのアレンジがおすすめです。

 

バス:Onnibus

・価格:早く予約すれば安くなるシステム。スタッフケンは出発1週間前の時点で往復5ユーロで取りました
・本数:頻繁にあります。
・ヘルシンキはKamppi地下の長距離バスターミナルから出発します。
・予約サイト:Onnibus.com

バス:Matkahuolto

・価格:高め。あまりお勧めしません。
・ヘルシンキはKamppi地下の長距離バスターミナルから出発します。
・予約サイト:Matkahuolto.fi

船:J. L. Runeberg

・価格:往復39ユーロ
・食事つきのプランもあります。
・片道3時間半ののんびりした旅で、ヘルシンキとPorvooの海岸線沿岸をゆっくり楽しめます。
・ヘルシンキエテラ港(Kauppatori)の近くから出発します。
・予約サイト:msjlruneberg.fi

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら