フィンランドを代表する詩人Johan Ludvig Runeberg

公開日:2023年6月28日  関連分類:

 

フィンランドでは各分野を代表する著名な人物がいます。

フィンランド人に聞けば、彼らの名前を知らない人はいないと言えるでしょう。

 

例えば、軍事や政治分野を代表するのはカール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(Carl Gustaf Emil Mannerheim)元帥。

音楽分野を代表するのは作曲家ジャン・シベリウス(Jean Sibelius)。

文学を代表するのは日本の皆様でもよく知られるムーミンの作者トーベヤンソン

 

 

彼らと肩を並べ、フィンランドで最も著名な詩人のひとりがヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg)です。

 

ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの姿や関連するものが今でもフィンランドやヘルシンキで見ることができます。

 

例えば、ヘルシンキ市中心のど真ん中にあるエスプナラディ公園の中心にある大きいな銅像はまさにヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの銅像です。

参考:エスプラナーディ公園 フィンランド最も人気な公園 ヘルシンキ観光

 

 

更に、毎年1月~2月5日前後の時期に販売されるルーネベリタルトというデザートはまさにヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリに起源した食べ物です。

参考:フィンランドの珍らしい形をしたスイーツ「ルーネベリタルト」

 

 

何より、現在フィンランドの国歌の歌詞はヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリが書いた詩を使っているのです。

 

 

このように、フィンランドの国民的な詩人・国を代表する詩人ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリは街中でも、食文化の中でも、国を代表する国歌の中でも見る・触れる・感じることができるのです。

 

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ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの生涯とフィンランドの関係とは?

ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリは1804年2月5日にフィンランド西海岸の町に生まれ、TurkuやHelsinkiで勉強したのち、Porvooに移り住んでいました。

 

彼の生涯にわたり、フィンランドはロシア帝国の支配下にありました。

スウェーデン語を母国語として話すヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリですが、文学や自然を愛し、フィンランドという土地やフィンランドに住む人々の姿を詩で描き出し、人々の心に響いてきました

 

ちょうど1830~1840年代にフィンランド人の国家意識や民族意識が芽生え、ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの作品がまさにその意識を形にしてくれました。

 

そのため、フィンランドでは彼の功績を称え、毎年2月5日をルーネベリの日とし、フィンランドでは国旗を揚げる日とされています。

 

 

 

 

ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリとポルヴォ(Porvoo)の関係とは?

ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリは子供たちが生まれ、家族が徐々に大きくなり、且つポルヴォの中学校で先生の仕事が得られたため、34歳の時にポルヴォに移り住み始めました。

 

教師として地域に貢献しただけではなく、地域同好会などでも活躍していたヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリはポルヴォの地元住民からも尊敬されています。

 

その同時に、ポルヴォには彼が関連するものが多く残されているため、ポルヴォはヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリと深く関連する町ですね。

 

ポルヴォにはヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの博物館があり、ヘルシンキとポルヴォを繋ぐ観光船もJ.L. Runeberg号を名付けされているほど、ポルヴォがヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの町と言えるでしょう。

参考:ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの博物館

 

 

簡単な内容ですが、フィンランドを代表する詩人ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリのことを少し知ることができたでしょうか。

 

 

参考情報:Wikipedia

参考情報:Porvoo.fi

 

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「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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