タリンのシンボル 聖オラフ教会(St. Olav’s Church) タリンのお薦め観光地

公開日:2019年4月11日  関連分類:

 

世界遺産のタリン旧市街のシンボルやランドマークの一つである「聖オラフ教会(St. Olav’s Church)」。

 

 

ゴシック建築様式である聖オラフ教会(St. Olav’s Church)はかつて「世界一番高い建築物」です。

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

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かつて世界一番高い建築物である聖オラフ教会

歴史記録によると、1549年~1625年の76年間、聖オラフ教会(St. Olav’s Church)は世界一高い建築物の座に座っていました。

※もちろん、当時世界すべての建築物を調べたわけではなく、あくまでも歴史記録からの推測だそうです。

 

当時聖オラフ教会の高さは159メートルに達し、タリン港に来訪する船にとってはとてもわかりやすいマークでした。

 

 

しかし、その並ではない高さも自身に災難をもたらしていました。

」です。

 

歴史記録を見るだけでも聖オラフ教会は10回以上落雷を受け、そのうち1625年、1820年、1931年の3回の落雷で大火災を引き起こし、焼失した過去もありました。

 

 

現在聖オラフ教会の高さは124メートルにとどまるが、それでもタリンの多くの建物よりも高く、タリンのシンボルとしての地位は揺るぎません。

 

カメラを手に取って聖オラフ教会全体を写真一枚に収めることもなかなか難しいほどです。

 

 

 

 

750年以上の歴史を誇る聖オラフ教会

聖オラフ教会の歴史は750年以上も前の1267年に遡ります。

※実際に建造された年に関する歴史記載がありません。12世紀にはすでに建造されたとされています。

 

 

聖オラフ教会の存在はデンマーク人がこの土地を占領する時代よりも前から存在していると言われています。

 

※デンマーク人による占領と統治はエストニアが歴史上「国に属する、国として存在する」初めてのことです。

※参考記事:エストニアの歴史を5分で理解:様々な国に統治された小国の運命

 

 

 

 

当時タリンの人口は千人いるかどうかのとても小さい町で、ロシアや中東と北欧諸国の貿易経由地として建設されたタリンには多くの商人が集まっていました。

 

聖オラフ教会は商人、手工芸職人、エストニア人が集まる集会場として使われていたそうです。

 

 

聖オラフ教会の名前はノルウェーの王様オラフ二世(Olav II Haraldsson、995-1030年、バイキング時代)の名前から名づけられたそうです。

 

 

聖オラフ教会現在の建築物サイズや様式は16世紀からのままですが、内部や外部の装飾などは落雷によって焼失された1830年以来の状態です。直近の修復工事は1950年前後でした。

 

 

 

 

聖オラフ教会の展望台と開館時間

聖オラフ教会の塔には展望台があります。

 

教会自体は入場無料ですが、展望台には3ユーロの料金がかかります。

しかし、展望台まではエレベーターがなく、徒歩で登るしかないのでご注意ください。

 

また、展望台とはいえ、とても狭く、足場がほとんどないくらいです。

展望台から旧市街を一望でき、天気がいいときにはとてもいい眺めが楽しめます。

 

  • 開館時間:
    4月1日~6月30日、9月1日~10月31日:毎日10:00~18:00
    7月1日~8月31日:毎日10:00~20:00
    冬季閉館
  • 入場無料。展望台3ユーロ。
  • 住所:Lai 50, 10133 Tallinn, エストニア
  • 地図

 

 

 

参考資料:Visit Tallinn

参考資料:Oleviste kogudus

 

 

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