ソロキャンプの持ち物、海外フィンランド人は何を持っていく?

公開日:2020年2月23日  更新日: 2022年11月09日 関連分類:

 

日本では数年前からソロキャンプを楽しまれる方が非常に多くなりました。

 

色々な便利なキャンプ用品を持っていく方もいれば、本格的に最小限の物だけを持ってキャンプする方など人それぞれですね。

 

フィンランドでも同様で様々な方がいらっしゃいます。

 

その中でも、本格的にソロキャンプを森で楽しんでいるフィンランド人は、日本人とはちょっと違ったアイテムを持参します。

 

それらは時に、自作したアイテムだったり、伝統的な物だったり。

 

 

今回は、そんな本格的に森でソロキャンプを楽しむフィンランド人の持ち物、アイテムをいくつかご紹介しましょう。

 

 

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便利な「組み立て式ノコギリ」って何?!

森が国の70〜80%と言われるほど自然の多い国。フィンランド。

 

そんな大自然の中でキャンプをするのに一番よく使われるのが木や枝です。

 

 

本格的にキャンプをする方にとって木を削ったり、切ったりと色々な方法を使って色々なものを作ります。

 

それは、薪であったり、焚き火の風除けであったり、寝床や小さなテーブルだったり、本当に様々です。

 

 

それらを作るのに見合った大きさの木を拾って来たりするのですが、小型の斧や、人によってはノコギリなどが必要になってきます。

 

 

「小型の斧はわかるけどノコギリをキャンプに持っていくって荷物になるでしょ?!」

 

 

それがですね、これがコンパクトになるノコギリがフィンランドにはあるんです。

情報・写真引用:http://www.kantapuu.fi

 

これはフィンランド語でポカサハ(Pokasaha)と言われる弓鋸に似たようなノコギリ。

 

これが簡単に解体、そして組み立てができるものでとても軽く、刃の部分さえお店で買ってこれば、あとは木の部分や紐のような部分などは自分で作ってしまう人が多いのです。

 

 

アーミーナイフもいいが、やっぱり伝統的なナイフに落ち着く

情報・写真引用:https://venelehti.fi

 

いかにも男性が好きそうなナイフ。

 

フィンランド語でプーッコ(puukko)と言い、日本でも知る人ぞ知るナイフです。

 

 

日本のソロキャンプでは、多機能ナイフや十徳ナイフとも呼ばれることがあるアーミーナイフが便利で持参される方が多いですね。

 

これもまた缶切りやハサミなど付いていて便利ですが、フィンランドではプーッコと言われるナイフの方が使い慣れているのか、、、シンプルがいいのか、、、なぜか好まれます。

 

 

プーッコは、伝統的なフィンランドのナイフで、手に握る部分は白樺などの木でできているものもあれば、トナカイやヘラジカの角で作られているものもあります。

 

これがまた、想像以上に歯切れがよく頑丈。

 

ちょっと太い枝なんかも簡単に切り落とせます。

 

他には火を起こす際に火打ち石を削ったり、釣りの時に使ったり、先ほどのポカサハを作る時にも、お料理をする時にも使え、万能かつちょうど良い大きさ。

 

 

ちなみに、キャンプとは関係ありませんが内装工事などする時にもフィンランド人はプーッコをよく使います。

 

 

食器は断然、木製!!

 

日本ではアルミやステンレス、またはホーローの食器、マグカップをキャンプの時に使う方が多いですが、フィンランドでソロキャンプをする人の使う食器は木製です。

 

元々フィンランドには「もらった人には幸せが来る」と言われているククサ(Kuksa)と言われる白樺のコブから作られる有名で伝統的なコップがあります。

 

とっても軽く、飲み物の保温性も抜群で、ちゃんとメンテナンスしていれば一生使えるもの。

 

フィンランドのお土産としても人気です。

 

 

そしてスプーンはプーッコ ナイフを使って自作したものを持参するかその場で作るのが本格ソロキャンプ。

 

ソロキャンプ好きのフィンランドの人は身近にある木で何かを作るのが好きで得意な人が多いのです。

 

 

 

 

登山や森を歩く時には鈴を!!!

そして、自然豊かなフィンランド、キャンプ中に色々な動物と出会うことも充分ありえます。

 

可愛いリスやウサギなどは良いですが、熊やヘラジカも大変多くいるフィンランド。

 

 

日本でも毎年、熊が出た!と騒がれたりしますが、これはお互いが良きせぬ場面で突然出会してしまった場合にアクシデントが起きるもの。

 

 

フィンランド人関係なく、私個人がおすすめするものになりますが、、、

深い森や山歩きをされる方は、リュックサックなどに鈴をつけて散策するように心がけましょう。

 

遠くで鈴の音に気づいた熊は自分から逃げていくのでトラブル回避のアイテムになります。

 

 

日本と同じ、どこでも好きにキャンプできるわけではないフィンランド

日本でも、キャンプできるところは決まっていますね。

 

フィンランドも同じです。

 

特に自然保護区では特に、火を起こす場所も決められています。

 

 

むやみやたらどこでも火を起こしていいわけではありません。

私有地の木を倒したり切ったりしていいわけでもありません。

 

 

キャンプをするには事前に確認と承諾を得てからというのは当たり前です。

 

※森を楽しむ前にフィンランドの自然享受権について、知っておきましょう!下記の記事にてフィンランドの自然享受権をご紹介します!

参考記事:フィンランドの自然享受権とは?

 

 

 

 

以前、私のフィンランド人の友人が何ヶ月間か森に住んでいました。笑

 

そう、本格サバイバル・キャンプの日々です。

 

もちろん、時期は凍えるような冬ではなく、過ごしやすい夏あたり。

 

 

森でキャンプしながら住むのに一番大変だと思ったことは何かと聞いたら

 

 

「蚊が大量発生する場所や季節にキャンプするもんじゃない」

 

と言っていました。

 

 

フィンランド北部の湖近くは蚊が大量発生する場所が多いんだそうです。

 

 

蚊取り線香、、、、

 

 

実はフィンランドにもあるんですよ!

みなさんっっ!!!

 

 

蚊取り線香、実は夏のフィンランドでキャンプするには一番必須のアイテムかもしれません。笑

 

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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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