ムーミンの秘密:ムーミンママは当初はエプロンを着ていなかった!?

公開日:2017年10月15日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

ほとんど知られていない話ですが、実はムーミンママは最初はエプロンを着ていなかったのです。

 

というか、ムーミンママというキャラクターにはエプロンが付いていなかったです。

 

では、なぜ今のムーミンママは常にエプロンを着ているようになったのでしょうか。

 

その話は遡って70年も前になります。

 

 

写真出典:Moomin.com

 

 

最初のムーミンママ

ムーミンの物語の1冊目に登場したムーミンママにはエプロンがなく、ハンドバッグしか持っていませんでした。

 

緊急時に必要なものが全て入っているハンドバッグです。

 

1952年にムーミンはイギリスで徐々に知られるようになり、1950年に「楽しいムーミン一家」の小説、1951年に「ムーミン谷の彗星」の小説がイギリスで出版されました。

 

写真出典:Moomin.com

 

ムーミンママがエプロンを着るきっかけ

当時イギリスで新聞記事や新聞使用漫画を配給する組織のリーダーであるスットンという方がトーベに手紙を書きました。

 

「ムーミンの物語を漫画シリーズにしませんか?」とのことでした。

 

スットンの仕事は漫画を各新聞社に売り込むことで、ムーミンの物語がお気に入りだったためトーベとコンタクトを取りました。

 

1952年の秋に、スットンはトーベに「ムーミンママにエプロンを付けてみるのはどうでしょうか」と打診してみました。

 

その理由はムーミントロールとムーミンパパとより識別しやすくするためだそうです。

 

写真出典:Moomin.com

 

その手紙以降、ムーミンママは常にエプロンを着るようになりました。

 

それより2年後の1954年9月20日に世界最大の新聞社である「ザ・イブニング・ニュース」にムーミン漫画シリーズが連載することとなり、千2百万の読者に毎日ムーミンの漫画が届けられるようになりました。

 

 

最後に

いかがでしょうか。

 

なぜムーミンママはいつもエプロンを着ているのかと考えたことないでしょう。

 

実はこんな理由とこんなきっかけがあったとは!ですね。

 

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