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フィンランドに旅行に行こうとする方はもしかしたらこの質問が気になるでしょう。
「フィンランドでどのくらい英語が通じるだろうか?」
結論から言いますと、普通に通じます。
フィンランド旅行で英語は通じる?
筆者はフィンランド在住でヘルシンキとユヴァスキュラの2都市で生活経験があるので、実際の状況をご報告します。
一言でいうと、旅行、観光や日常生活だけならば、英語だけで十分通じますし、不自由がありません。
旅行や観光なら英語だけで十分
- カフェ:注文だけなら英語で全く問題ありません。
- レストラン:多くのレストランに英語のメニューがあり、店員さんも英語が通じます。
- スーパー:基本写真とかでわかるので、話すこと自体必要がありません。
- 公共交通:チケットの購入に多くの場合英語標記があります。
- 観光地:海外の観光客が多いため、英語でのコミュニケーションはそもそも想定されているので問題ありません。
- 病院、薬局:流暢ではないかもしれませんが、ほとんどの医師、看護師、薬剤師は英語ができます。

移住や数年間以上の滞在ならフィンランド語も必要かも
旅行だけの滞在なら英語のみで全く問題ありません。しかし、長期滞在などでしたらやはり英語だけでは足りない感じがあります。
- 賃貸:ヘルシンキにある一般の賃貸物件を借りる際ですが、当時筆者の仲介業者は英語が通じますが、大家さんは英語が通じませんでした。(筆者が一回だけ部屋を借りる際の経験)
- 銀行:多くの銀行担当は英語が通じますが、間違ったら責任を負わなければいけないことが理由か、英語を話さない担当が多いです。
- 政府官庁(市役所、経済局TE、社会福利局KELAなど):完全に担当者によります。担当者が英語で説明できればスムーズに進みます。担当者が英語ができなければ中断になったり、放置されたり、誤った手続きに誘導されたりします。必ずしも英語ができる他の担当者に引き渡してくれるとは限りません。
フィンランドで「標記」にどのくらい英語が使われる?
フィンランドで旅行する際に気になるのは「標記はどのくらい英語で書かれているのか」でしょう。
こちらでリストアップしてみました。
場所 | 英語標記/説明文 |
空港 | ◎ |
鉄道・地下鉄 | ◎ |
博物館、観光施設 | ◎ |
ヘルシンキのバス | 〇 |
ホテル | 〇 |
カフェ・レストラン | △ |
ショップ | × |
スーパーの商品 | × |
道路 | × |
◎:ほとんどの標記は英語併記。〇:基本的に英語は併記される。△:場所によって併記されないこともよくある。×:ほとんど英語表記されない。
ヘルシンキ市のバスには多くの表記を英語でも書かれていますが、一部のバスにはないです。
レストラン、カフェ、ショップ、スーパーなどは現地人向けであるため、通常は英語の標記がありません。外国人向けのお土産店やレストランであれば英語もしくは日本語標記があります。

首都ヘルシンキと地方都市の差が大きい
首都ヘルシンキには多くの外国人が居住しているし、フィンランド人でも若い人が多いので、全体的に英語が普通に通じます。
筆者はヘルシンキに住んていますが、ヘルシンキで開催されるイベントの内容情報や宣伝情報にフィンランド語と英語が併記されるのがかなり一般的です。
宣伝物に一言語しか使えないならフィンランド語になるが、二言語が使えるなら、第二言語はよくスウェーデン語より英語を使う場合が多いです。
しかし、観光業があまり発達していない地方都市でしたら、英語がある程度使いにくくなります。
もちろん、レストラン、カフェ、スーパーなどでは英語でも問題ないでしょうが、イベントページなどにはもうフィンランド語の一言語しか書かれません。
筆者が実際に2年間住んでいた地方都市のユヴァスキュラではそうでした。
残念ながら英語の表記はヘルシンキほど一般的ではなかったです。
もちろん、観光業が発達しているロヴァニエミなどの都市でしたら、英語は問題なく通じるでしょう。

また、フィンランドの教育が社会全体に行き届いたのが最近数十年のため、年長者では英語が話せないかもしくは流暢ではない方が多いですね。

なぜフィンランド人の英語が流暢なのか?
恐らくこれは多くの方々が抱いている疑問でしょう。
筆者が思う最も大きいな要因は英語教育における「評価方法」と「学習方法」にあると思います。
「通じる英語」が求められ、評価される
フィンランドで学生が英語を勉強するには日本と同じく単語も文法も勉強します。
単語も文法も覚えていないと英語が話せるわけがありません。
しかし、大きく違うのは評価方法です。
フィンランドの英語教育では「正解を求めません」
フィンランドの英語教育では「通じることを求めます」
たくさん間違ってもいいから、相手に少しでも通じれば英語テストで評価されます。
そのため、学生が英語を学び、感じるのは「通じた時の喜び」であり、「通じなかった時の苦しみ」です。
そのために「通じるように勉強・練習する」のです。
たくさん試験受けさせるよりたくさん練習させる
もう一つは「試験より練習」です。
フィンランドの英語教育では、正解を出して問題を解く試験はとても少ないです。
試験をたくさんやるより、練習をたくさんさせるのです。
そして、その練習に様々なものが教材となります。
歌であったり、ドラマであったり、ゲームであったりします。
つまり、英語の練習は単純に英語を使う時間を増やすことだけです。
この2点においてはフィンランドの英語教育の特徴ではないかと思います。
フィンランド人もこのような教育を受けてきたから高い英語力を持っているのではないかと思いますね。

最後に
いかがでしょうか。
フィンランドの英語レベルはある程度理解頂けたのでしょうか。
観光、旅行と長期滞在だとやはり英語が通じる範囲が変わりますので、ご注意くださいね。
是非楽しいフィンランドの旅、フィンランド生活を過ごしてください!
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)