人生に一度くらい来てみてほしいラップランド

公開日:2025年3月21日  関連分類:

 

筆者は東アジア出身で、極地の気候と大自然は本来無縁のものです。

フィンランド移住に伴い、北の大地、北極圏内の気候と大自然に触れ合う機会が増え、その大自然と地形から生まれる秘境と絶景に胸を打たれています。

 

また行きたいな。

またその誰もいない大自然の中に身を置きたいな。

またその景色が見たいな。

またその空気を吸いたいな。

 

 

結果、現在まで5回も行ったラップランドと北欧の大自然。(これからもどんどん行くと思います、笑)

 

 

 

 

コロナがきっかけになる初めてのラップランドハイキング

最初にハイキングを始めたごろはヘルシンキ近辺もしくは200キロ範囲内の森だけでした。

岩場が多くても、小さな丘が多くても、基本的に平坦で、森と湖に覆われる大地を歩くのが一般的でした。

 

その後、コロナによって、状況が変わり、大自然の中で行われるアクティビティが爆発的に大人気になり、フィンランドの人々はもともとハイキングに興味がなくても、ハイキングを始めるようになりました。

 

筆者も実にその一人でした。

 

最初のラップランド長距離ハイキングはパラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園でした。

こちらの「夏・秋のラップランド:7日間パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園ハイキングツアー」にあるように、フィンランドで最も有名なハイキングルートの一つです。

 

そのルートはフィンランド北部のラップランドを南北縦断するルートですが、北極圏内の高原山を一つずつ登っていくようなルートです。

 

 

ご存知かもしれないが、フィンランドには基本的に「山」がないです。一説は、もともとあった山は氷河期時代に巨大な氷層によって削られ、なくなったそうです。そのため、現在残っているのは緩やかな丘程度です。

 

その残された緩やかな丘の中で、比較的に高いのが「高原山」です。

パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園にあるヘッタ・パッラスルートはまさに高原山たちを縦断するルートです。

 

高原山とは言っても、標高500~700メートル程度で、とても「山」と言える高さではないですが、その上から見る景色はまさに絶景です。

 

 

なぜ?と思われるかもしれません。

何ぜそんな低い山から絶景が見れるだろうか?

 

 

 

 

ラップランド特有の絶景とは?北極圏から生まれた秘密

それはまさにラップランドの秘密ですね。

 

理由の一つ目は「北極圏と寒帯気候」です。

ラップランドは北極圏内に位置し、気候も寒帯気候であるため、「森林境界線」が低いですよ。

※森林境界線と言うのは寒さ、降水量によって森が生えなくなる標高もしくはエリアの境界線を指します。

 

熱帯気候の地域であれば、森林境界線はおよそ標高3000~4000メートルですが、寒帯気候のラップランドでは、標高数百メートルだけで森がなくなります。

 

森がないことで、視野が広がり、大自然、壮大感が一気に湧いてきます。

これこそなかなか味わえない経験です。

 

 

 

 

理由のもう一つはすでに伝えましたが、「山がない」ことです。

ラップランドにほとんど山がないので、一つ標高数百メートルの高原山に登れば、遠くて30~50キロメートルまで眺めることができるのです。(天気が良いときに)

 

これこそなかなかできない経験ですね。

 

一般的に高い山は山脈の中にあり、いくら高く登っても、周りは他の山に囲まれ、遠くて10~20キロメートルの範囲は眺めれるんですが、それ以上は山に遮られ、眺めることができません。

 

もしくは何千メートルも高く登らないといけないなど、かなり大変です。

 

しかし、ここラップランドでは、数千メートルと言わず、わずか数百メートルで最高な眺望が得られるポイントに到達できるのです。

 

これこそラップランドの魅力の一つですね。

 

 

 

 

人生に一度、まだ歩ける・登れる時にこの眺めとこの空気を楽しんでほしい

しかし、経験のない外国人がいきなりフィンランドのラップランドに行きたい!となってもなかなか難しいです。

ハイキングルートまでの移動はどうするか。ハイキング途中の宿泊小屋はどうするか。食事はどう準備すればいいだろうか。天気や気候にどう準備して対応すべきか。などなど難題がたくさんあります。

 

これらの難題を簡単に解決し、安心なサポートを提供し、フィンランドの秘境・絶景エリアラップランドに行くためのツアーをご提供させて頂きます。

夏・秋のラップランド:7日間パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園ハイキングツアー

 

日本や他の国ではなかなか体験できないこの景色とこの感動を是非あなたにも味わってほしいです。

 

6月であれば日の沈まない白夜、夜が訪れる9月であればオーロラや赤い絨毯(紅葉になった苔原)などのボーナス体験もあなたを待っています!

 

 

※ちなみに、ラップランドに訪ねるお薦めの時期は6月や8月下旬から9月くらいです。

その理由は、7月~8月中旬にラップランドには蚊が大量に発生し、とても旅行やハイキングに適した状況ではないです。

6月であれば、昼間気温10~20度前後で、夜は0~10度くらいですね。

9月であれば、昼間気温5~15度で、夜は氷点下に下がるかもしれません。

 

関連記事

  フィンランドのラップランド地方のおすすめ観光地をご紹介します^^ 今回はその④、「イナリ(Inari)」!   もくじ イナリとは(概要) ヘルシンキからの交通手段 …...続きを読む
  こんにちは、スタッフりさです^^ 9月も後半、そろそろ冬がやってくる。。 冬のフィンランドといえば、サンタクロース!サンタクロースといえばロヴァニエミ!ロヴァニエ…...続きを読む
  フィンランドのラップランド地方のおすすめ観光地をご紹介します^^ 今回はその③、「ケミ(Kemi)」!   もくじ ケミとは(概要) ヘルシンキからの交通手段 ケミで…...続きを読む
  筆者は東アジア出身で、極地の気候と大自然は本来無縁のものです。 フィンランド移住に伴い、北の大地、北極圏内の気候と大自然に触れ合う機会が増え、その大自然と地形か…...続きを読む

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「ヘルシンキ現地ツアー」を中心に事業を展開しております。実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良いツアーサービスを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら