フィンランドに3ヶ月以上滞在するなら、人口情報登録が必要!マイナンバーが発行される

公開日:2021年2月21日  関連分類: 

 

フィンランドに短期滞在するなら(3ヶ月以内)、フィンランドの人口情報システムに自分の個人情報を登録する必要がありません。

 

しかし、3ヶ月以上滞在する場合、フィンランドの人口情報システムに登録する必要があります。

(英語では、「Registration of personal data in the Population Information System」という手続きです)

 

 

この「フィンランドの人口情報システムへの登録」は実質上「マイナンバーの発行」となります。

 

マイナンバーが発行されることによって、自分のことや情報が政府官庁や公的サービスに紐づけされることになります。

 

つまり、フィンランドのマイナンバーを持っていない人は「フィンランドに住んでいない人」ということになり、フィンランドの公的サービスを利用するには非常に難しくなります。

 

 

 

 

人口情報の登録はDigital and Population Data Services Agencyの窓口でやる

フィンランドは電子社会であり、ほとんどの公的サービスはネットに通じて処理・対応することができます。

 

その電子社会に入るため、「マイナンバーの発行」と「インターネットバンキングの発行」が必要です。

その第一歩は「マイナンバーの発行」ですね。

 

 

フィンランドに3ヶ月以上滞在する人は「在留カード」をフィンランド移民局からもらっています。

人口情報の登録を行う際に、この「在留カード」と「パスポート」と「在学証明書もしくは在職証明書や結婚証明書」を持参しましょう!

 

 

場所は「Digital and Population Data Services Agency」の窓口です。(フィンランド語:Digi- ja väestötietovirasto)(ちなみに、昔は「Maistraatti」という名前でしたが、2020年より現在の名前に変わりました)

 

住所や開館時間は下記リンクよりご確認ください。事前予約が必要な場合もあるので、併せてご確認ください。

 

Digital and Population Data Services Agency Service locations

 

 

このサービスは無料です。

また、このサービスは英語で行うことができるので、フィンランド語ができなくても大丈夫です。

(ヘルシンキだと大丈夫でしょうが、田舎の方は英語ができない可能性があります)

 

 

フィンランド人口情報システムに自分の個人情報を登録する

フィンランドの人口情報システムに登録するのは自分の個人情報です。

 

例えば、名前、生年月日、性別、国籍、フィンランドの住所、配偶者、子供、両親など。

 

 

フィンランドに滞在する予定が1年未満であれば、住所は「temporary address」(一時的な住所)で登録しましょう。

フィンランド滞在予定が一年以上であれば、住所は「permanent address」(永久的な住所)で登録。

 

 

ちなみに、「temporary address」で登録した場合、フィンランドの人口情報システムに自分の情報が登録されるが、「自治体の住民」としては認められません(you don’t receive a home municipality from Finland)。そのため、自治体が提供する様々なサービスを利用することもできないそうです。

 

 

フィンランドのマイナンバーが無事発行されたら、次にインターネットバンキングを入手したいですね。

インターネットバンキングも入手出来たら、いよいよフィンランドの電子サービスを自由に利用することができるようになり、電子社会のメリットを最大限発揮できるようになりますね。

 

 

参考:Moving to Finland or moving abroad from Finland

参考:Registration of a foreigner in the Population Information System

 

 

Digital and Population Data Services Agency公式サイト

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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