ヘルシンキ最新の公共交通手段:「シティーバイク」です。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアには既に多くの都市が導入している公共自転車というシステムです。
公共自転車が止まっている駐輪場から自転車を受け取り、行きたい場所まで乗って行き、目的地の近くにある公共駐輪場に返却するというシステムです。
せっかく海外の町に来ているから、最も生活感のある交通手段の一つとして自転車に乗りながら観光するのはいかがでしょうか。
天気が良ければ非常に気持ちいいですよ!
クレジットカードやデビットカードで支払うことができれば、外国人でも利用可能です!
シティーバイクの駐輪場マップ
ヘルシンキのシティーバイク駐輪場はヘルシンキ中心部から近郊まで345箇所、3450台にのぼり、ほとんどの観光地や公園をカバーしています。
2019年より更に駐輪場と自転車の数が拡大されています。
- 緑マークは自転車受け取り可能
- オレンジ時計マークは受け取り可能自転車残りわずか
- 赤バツマークは受け取りが可能な自転車なし
リアルタイムで更新されているので、いつ確認しても最新状態ですよ!
料金システム
料金は「基本料金」と「使用料金」の2段階になります。
「基本料金」は使用期間の長さによって3種類あります。
- 1日中(24時間):5ユーロ
- 7日間:10ユーロ
- 当日から10月31日まで(フルシーズン):30ユーロ
もし一日だけヘルシンキをたくさんチャリで回るなら1日中5ユーロのプランがいいですし、1週間とかの滞在であれば10ユーロのプランが良さそうで、長期滞在なら30ユーロのフルシーズンプランがいいでしょうね。
「使用料金」は自転車を「受け取ってから返却するまで」の時間の長さによって支払う料金です。
受け取ってから返却するまでが30分以内であれば無料です。
30分を越えたら、30分ごとに1ユーロの料金が発生し、登録したクレジットカードやデビットカードから引き落とされます。
例えば、自転車を受け取ってから返却するまで50分かかったら、使用料金は1ユーロです。自転車を受け取ってから返却するまで1時間20分かかったら、使用料金は2ユーロです。
※一回受け取ってから返却するまでの使用最長時間は5時間まで(使用料金は9ユーロ)です。5時間を超えてしまうと80ユーロの罰金が課されますのでご注意ください。
つまり、7日間プランで10ユーロを払えば、毎回30分間内でシティーバイクを利用すればいくら使っても10ユーロ以上の費用は発生しません!
では、30分以上の移動があると、使えないじゃないか?と思う方もいらっしゃると思いますが、それは簡単です!
途中で一回ルート上にあるシティーバイク駐輪場に立ち寄って一回返却して再度受け取れば30分のカウントがゼロに戻るので、使用時間を無料で何回も延長できます。
使用方法:事前登録
初めての使用に登録が必要です。登録後クレジットカードやデビットカードから基本料金を支払います。
IDコードをもらえて、ピンコードを設定できるので、IDコードとピンコードを用いて自転車の受け取りと返却ができるようになります。
まずHSL(ヘルシンキ市交通局)アカウントをこちらから登録します。
- メールアドレスとパスワードを入力
- メールボックスを開いて届いたタイトルが「Your HSL account is nearly completed. Activate your account.」のメールにあるリンクをクリック
- これでHSLアカウント登録完成
- 「Log In」(ログイン)をクリック
- HSL(ヘルシンキ交通局)の作成したアカウントでログイン
- 基本料金プランを選択してクリック(1日、7日間、フールシーズン)
- 始めてシティーバイクを使う場合はYesをクリック
- ピンコードを自分で設定し、連絡情報、クレジットカードやデビットカードの情報を入力すれば完了
- IDコードとピンコードを忘れずに覚えてください。
※IDコードは登録したメールアドレスにも送信されます
HSLアカウントは事前登録できますが、シティーバイクの利用登録は事前登録できないので、支払った瞬間から時間計算が始まります。そのため1日や7日プランは使用当日に登録してください。
もちろんフールシーズンプランでしたら、いつ登録しても料金は変わらないので使用前に登録することもできます。
自転車の受け取りと返却
とても簡単です!
シティーバイク駐輪場に止まっている自転車のハンドルにパネルがあります。
- 「緑色のEnter」を押します。
- 指示通りにIDコードとピンコードを入力します。
- 「ビー」の音が出たら自転車を取り出せます。
- 椅子の高さを調整し、ブレーキを確認したら出発です!
返却はもっと簡単!
- 駐輪場にある前輪を固定するラックに前輪を押し込みます。
- 一回「ビ」の音が出たらOKです。三回「ビ」の音が出たらエラーでやり直しです。返却ができていないと延長料金が発生する可能性もあるので、返却ができたかどうかは必ず確認しましょう。
すごく簡単でしょう!
しかし駐輪場がいっぱいのときはどうするの?と思う方もいるかもしれません。
- その場合は同じように駐輪場まで行く
- ハンドル右部分に挿入されているロックを引き出す
- すでに駐輪されている自転車または、棒にロックをかける(自転車本体の前輪すこし上にロックの先を差し込む箇所があります)
- 返却されていることを必ず確認する
ヘルシンキの自転車運転ルール
ルールは多くないですが、慣れてない町なので気を付けたほうがいいですね。
また右や左に曲がる際は、うでをのばして自分が曲がる方向を指すようにしましょう。
- ヘルメットの使用は推奨されていますが、必須ではありません。
- 自転車専用道があれば自転車専用道を走ります。
※自転車専用道の標示
- 自転車と歩行者共用道があれば共用道の右側を走ります。
※この標示のある道は右側通行
※この標示のある道は右側通行
※この標示のある道は左側通行
- 自転車専用道でも歩行者共用道でもなければ車道の一番右側を走ります。(バス専用道でもチャリは走れます)
シティバイクでヘルシンキを散策
先ほども紹介しましたが、シティーバイク駐輪場マップはこちらから確認することができます
しかしどのルート、またはほかの公共交通機関と組み合わせれば良いのかすぐにはわかりにくいかと思います。
そんなときもヘルシンキの交通局のモバイルアプリを使うと、シティバイクも含めたルート検索が可能です!
詳しくはこちらをご覧ください。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)