フィンランド国立図書館:ヘルシンキ大聖堂のついでに見ておこう!

公開日:2019年11月12日  更新日:2022年11月1日  関連分類:

 

実にほとんど知られていないのですが、ヘルシンキの著名観光スポット「ヘルシンキ大聖堂」のすぐ横に「フィンランド国立図書館」(Finland National Library)があるのです。

 

 

もし日本の国内で旅行すると、一般的に「図書館」は観光スポットとして行かないでしょう。

 

しかし、北欧、特にフィンランド・ヘルシンキの図書館は日本の図書館と形式もスタイルもコンセプトも違うので回るだけで楽しいです!(しかも無料!)

 

 

例えば、2018年に完成したヘルシンキ中央図書館OODIもしくは建築様式が面白いヘルシンキ大学図書館、ヘルシンキ近郊にあるセッロ図書館などは見て回るだけで新鮮で面白いです。

 

 

参考記事:ヘルシンキ中央図書館「Oodi」オープン!最新観光スポット!

参考記事:ヘルシンキ大学図書館見学(メインキャンパス図書館)

参考記事:ヘルシンキ近郊の図書館見学! エスポーのSello図書館はすごい!

 

 

今回は歴史のとても長く、古典的な図書館であるフィンランド国立図書館を紹介したいと思います。

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

とても古典的な雰囲気が楽しめるフィンランド国立図書館

フィンランド国立図書館はヘルシンキ大聖堂のすぐ西側にあります。

 

外には看板がなく、正面入り口の扉も閉まっているのでどういう施設なのかが少しわかりにくいですが。

 

 

フィンランド国立図書館正面

 

 

 

 

ただし、場所さえわかれば普通に入って見学することができます。

 

 

フィンランド国立図書館には重要な書籍・文献が保存されているため、カバンやコート、傘を持ち込むことは禁止されています。

そのために、地下一階には無料のロッカーがありますので、是非ご利用ください。

 

 

 

 

※コード入力式ロッカー。

 

 

他に、濡れた手で書籍を触ったり、カメラでフラッシュをたいて撮影したりしないようにご注意くださいね。

もちろん、飲食禁止です。

 

また、ヘルシンキ中央図書館OODIなどと異なり、フィンランド国立図書館は基本的に研究の仕事をする方のための図書館なので、館内は静かにご利用くださいね。

 

 

図書館正面入ったら中央ロビーがあります。

 

この中央ロビーは四面の壁に本が置かれ、教会のような天井が目に入り、とても古典的な雰囲気を感じて楽しむことができます。

そこにいると、16世紀や17世紀の時代に戻り、中世映画のシーンにいるかのように錯覚するほどの世界です。

 

 

 

 

ロビー両側の通路は読書室につながり、そこで本読んだり、パソコンを持ち込んで研究の仕事をしたりすることができます。

 

 

ロビーの奥に進めるとカフェと書庫があります。

平日の昼には昼食を食べることができ、値段も悪くないです!

 

書庫は6階建てで多くの書籍が収蔵されています。

 

 

館内は約30分程で回れますので、是非ヘルシンキ大聖堂を見る際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

フィンランド最古の図書館の一つであるフィンランド国立図書館

フィンランド国立図書館の歴史は遠く1640年まで遡ることができます。

 

当時のフィンランドはまだスウェーデン統治時代で、フィンランド国立図書館は当時「トゥルク皇家アカデミー図書館」でした。

その当時からスウェーデン国内の大学や図書館で収蔵された書籍や論文の多くのコピー版がフィンランドのトゥルク皇家アカデミー図書館にも収蔵されました。

 

 

フィンランドがロシア領になってから、図書館がアレックサンダー帝国大学図書館になり、ヘルシンキに移りました。

 

フィンランド独立後、図書館はヘルシンキ大学図書館となりました。

フィンランド国立図書館と改名されたのは2005年でした。

 

 

ほぼ400年の歴史を持つフィンランド国立図書館にはスウェーデン時代の書籍、ロシア時代の書籍を収蔵しているため、棚の本を見ているとフィンランド語以内の言語の本も多くあります。

 

 

※「フィンランドの村」という本です。

 

 

営業情報

  • 開館時間:
    月〜金:9:00~18:00(イベントや日によって違うこともあるのでHPをご確認ください)
    イベントや祝日などは不定期
  • オフィシャルサイト:The National Library of Finland
  • 住所:Unioninkatu 36, 00170 Helsinki
  • 地図

 

 

 

参考:The National Library of Finland

 

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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