ヨーロッパでは肌が乾燥する!石鹸・ボディーソープ・シャワージェルの違いと選び方

公開日:2020年9月19日  関連分類:

 

海外旅行の旅先で「肌がやけに乾燥する」といった経験はありませんか?

 

それには色々な原因がありますが、気候によるものが大きく関わってきます。

 

 

日本でも冬の寒い季節になると乾燥肌が気になる人は男女問わず多くいらっしゃいます。

 

顔のケア用品は溢れるほどありますが、身体はどうでしょう??

 

身体を洗うボディウォッシュ、その選び方が根本的に間違っているのかもしれません。

 

 

今回は正しい身体を洗うボディウォッシュの選び方と含まれている成分、基本的にはどう選べば良いのかというお話です。

 

 

 

 

海外で肌が乾燥するのは水質?気候??クリームだけでは助けにならないことも

 

国によって水質が全く違ってきます。

 

日本の水は軟水ですが、ヨーロッパの多くの国では硬水が一般的だというところも。

 

軟水の方が肌に優しく、硬水はミネラルがたくさん含まれている代わりにお肌や髪の毛がゴワゴワになることが知られています。

 

そしてまた硬水も、肌を乾燥させてしまう原因となり、更にはカルキが想像以上に含まれているところも少なくはありません。

 

海外旅行で髪の毛や肌がバシバシ・パサパサになってしまったという方の大半はこの水質によるものの影響がとても多いこと。

 

ヨーロッパでの乾燥肌問題、このように水質の問題も大きく関わってきますが、、、

 

水道から出てくる水をそのまま飲料水として美味しく飲めるフィンランドではどうでしょう?

 

更にドイツやフランスなどの硬水に比べ、フィンランドの水は日本の水とさほど変わりません。

 

 

しかしそれでも、日本にいるよりも乾燥します。

 

それはびっくりするほど空気の湿度が違うから。

 

日本でも普通に売られているようなボディクリームだけでは乾燥した肌が追いつかないという問題を抱えている人も多く、

 

その原因の根本的な部分には、身体を洗浄するものの選び方からあることに気づいてない人が現地でも多くいます。

 

 

 

 

特に海外では石鹸・シャワージェル・ボディソープの違いを知っておこう

海外に旅行して、ボディソープなどは現地調達すればいいか!と思われる方も多いことでしょう。

 

しかしいざ、店頭に並べられているものを見ると沢山並んでいて何が何だかサッパリわからない、なんて書いてあるかもわからない、と困る方も多いはず。

 

 

売られているボディウォッシュには、大きく分けて3つのグループに分けることができます。

 

それぞれの特徴をみていきましょう。

 

 

固形石鹸

スッキリと洗い流す必要な時には最適です。

しかし、固形石鹸は皮膚の天然油も同時に取り除き、乾燥して皮膚を刺激する可能性があるため、ボディウォッシュの中で最も乾燥しやすいのが特徴的です。

 

 

シャワージェル

徹底的な洗浄が必要なお肌に。例えば、お肌に汗や油などの不純物がある身体の洗浄に適しています。

洗顔ジェルなどのようなものは、例えばニキビの治療に役立つサリチル酸を含んでいる場合が多くあります。

英語でサリチル酸:Salicylic acid

 

 

ボディソープ

最も穏やかなオプジョンであることが大半。

肌に潤いを与え、ケアするので乾燥した敏感肌の方はボディソープと名前がついているものを選ぶのがベター。

 

 

聞き慣れないシャワーオイルっていうのは?

 

海外ではシャワーオイルという名前で売られているボディウォッシュもよく目にします。

これもお肌の潤いを逃さないものなので、乾燥肌で悩んでいる人はクリーミーな方が良いのかオイル系でサラッとしたいのか好みで選び分けできます。

 

 

敏感肌や乾燥肌の人!これだけは避けておきたい成分

ボディウォッシュの種類を大まかに分けて説明しましたが、最も重要なことは実際に購入する際、中に何が含まれているか確認することです。

 

敏感肌や乾燥肌に悩んでいる人にとって是非とも避けてもらいたい成分とは、

 

  • ナトリウムラウレス硫酸
  • ラウレス硫酸

 

英語では、Sodium dodecyl sulfate/sodium lauryl sulfateといわれ、

略されてSLS、SDS、NaDSと書かれていることもあります。

 

これらは洗剤として一般的に使用される硫酸塩で、物質を泡立たせ効果的に洗浄する物質です。

 

皮膚が本当のまっさらになりますが、乾燥肌や敏感肌の人にとっては必要以上の油分まで洗い流してしまうので注意が必要です。

 

 

水分補給が必要な肌にはこれらの成分が含まれているものを!

肌を洗い流すと同時に保湿が必要な場合は、

 

  • セラミド(Ceramides)
  • グリセリン(Glycerol)
  • ヒアルロン酸(Hyaluronic acid)

 

これらがパッケージの裏に書かれているものを選びましょう。

 

これは日本でもよく知られている保湿成分ですね。

 

特に乾燥肌、敏感肌の人は耳にしたことも多いはず。

 

 

多くの皮膚問題の原因は過度の洗浄によるもの

日本のベタベタする蒸し暑い季節、どうしてもゴシゴシと肌を洗ってサッパリしたくなりますね。

 

冬はそこまで汗をかかないといっても、やっぱりお風呂が大好きな日本人、日本文化。

 

湯船の熱さで乾燥してしまうことも少なくはありません。

 

だからと言ってぬるすぎる湯船に浸かることは風邪を引いてしまったりするので避けたい。

 

 

身体を洗う時はたっぷりと泡だてて優しく手で撫でるように洗うことが良いでしょう。

 

思っている以上に肌はそんなに洗浄を必要としていないのです。

 

 

北欧フィンランドでも、毎日の過度な洗浄は逆に肌を悪くさせてしまうと言われています。

 

乾燥だけでなく、皮膚自体の大切な油分も洗い流すことは、皮膚のトラブルを引き起こす可能性があります。

 

例えば、強力な洗浄剤でニキビ肌を洗うと悪化することがあります。

 

更に皮膚のつっぱり、肌表面の乾燥、白い粉ふき、不純物、かなり油っぽい肌、小じわなどの原因の多くは水分不足からの原因が大半です。

 

 

 

 

お肌のトラブルは避けたいですね。

 

乾燥しだす時期、そして乾燥が気になる海外の旅先、少しでもお肌の悩みなく良い状態で過ごしたいもの。

 

今もしあなたにお肌のトラブルがあるのなら、一度洗浄から見直してみてください。

 

 

情報・引用:Ilta-Sanomat: menaiset -Natisevan puhdas iho vai jo liiankin puhdas? Täsmävinkeillä löydät suihkusaippuan, josta ihotyyppisi tykkää

 

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