フィンランドのヘルシンキに住む筆者は基本的に車を使いません。
生活に公共交通機関のバス、電車やトラムもしくは自分の自転車で不自由なく移動できます。
しかし、ちょっと遠い町に行くなり、重い荷物を運ぶなり、車が必要なときは少なからずあります。
今回筆者はヘルシンキから約150キロの町に行くことでレンタカーを利用することにしました。
(しかもフィンランドに住んで7年目にしてフィンランドでの初運転!笑)
もちろん、ヘルシンキには多くのレンタカー業者がいます。
借り方も基本的に日本と同じです。
ネットで車を選び、利用期間を入力し、事前に予約します。
そして、当日レンタカーのお店に行き、車を取ります。
利用が終わったら、車をお店に戻して完了。
しかし、今回筆者が利用したのは「カーシェリング」形式のレンタカーです。
そのサービスは『24Rent』というものです。
ウェブサイトに英語もあるので、わかりやすいと思います。
※この記事は実体験記事であり、タイアップ記事ではありません。
そもそもカーシェリングとレンタカーの違いとは?
そもそもカーシェアリングとレンタカーはどのように違うでしょうか。
「カーシェアリング」というのは町のいろんな場所(契約駐車場など)にカーシェアリング用の車が止まっており、空いていたらネットで予約して利用できるシステムです。
車の利用状況はネットで確認でき、予約も支払いもネットで行います。
車の受け取りも返却もセルフサービスなので、スタッフはいません。
つまり、カーシェリングは24時間完全セルフサービスのレンタカーというサービスです。
その違いをまとめてみたので、ご参考ください。
レンタカー | カーシェアリング |
お店まで行く必要がある | 車のある場所に行けばいい |
お店の営業時間中に受取・返却する | 24時間受取・返却可能 |
手続きをスタッフが案内してくれる | 手続きは100%完全セルフサービス |
お店とスタッフがいる分、価格は割高 | 完全セルフサービスなので割安 |
カーシェリングのメリットが多いと実際に感じます。
筆者が調べた通常のレンタカーの価格より3分の1程度から半分程度で済むことがカーシェリングの一番の強みです。
また、レンタカーのお店の営業時間に制限されないのは便利です。
早朝もしくは深夜の受け取りや返却は自由で、24時間可能というのはカーシェアリングの便利なところですね。
24Rentを利用する前に用意しておくもの
24Rent.fiのカーシェアリングサービスを利用するのはいくつかのものを用意しなければいけません。
- EU/フィンランドの運転免許
- SMSが届く電話番号
- スマホ
国際免許は理論上利用可能ですが、筆者未経験ですので、カスタマーサービスへご確認ください。
サービスにログインするにはSMSが届く電話番号が必要です。
フィンランドで短期滞在であれば、下記のシムカードが便利です。
ただし、下記フィンランドのシムカードを利用する場合、車の予約はフィンランド到着後でないとできません。
※フィンランド用短期滞在格安携帯ネットシムカードDNA Super Prepaid
※フィンランド用短期滞在格安携帯ネットシムカードElisa Saunalahti Prepaid
日本の電話番号が使えるかどうかは、ご自身で試してみてください。(筆者は日本の電話番号を持っていないので、確認できません)
24Rentを利用する流れについて
24Rent.fiのウェブサイトに入ると、場所、希望車種、利用期間を入力し、車を検索することができます。
希望の場所と車を見つけたら、そのまま予約することができます。
ただし、予約するにはSMSが届く電話番号が必要です。
※予約記録は自分のアカウントではなく、自分の電話番号に紐付けされます。
オプションサービスとして保険の最大自己負担金を減らしたり、運転距離無制限にしたりすることができます。
※車によって1日100キロメートルまでの運転距離制限があります。
お支払いはクレジットカードを利用してオンライン決済。
予約自体はとても簡単で10分程度で完了します。
※ウェブでも予約できますが、アプリをダウンロードしてログインしておくことが車の受け取りに必要です。
そして、受取の当日に車が駐車されている場所に行って車を探します。
見つけたら、24Rentのアプリを開き、予約情報にあるドアを開けるボタンから車のドアを開けます。
※もちろん、ネット接続が必要です。
(アプリのボタン一つで車のドアが開く瞬間を見ると、おお~テクノロジ〜って感じしますよね、笑)
そして、アプリの指示通り、車の外観写真を撮影し、アップロード。
車内にある車の鍵を取って、出発!
ガソリンは満タンの状態で受け取るので、返却も満タンにしてから返却します。
返却する際に、同じ場所(道路脇の駐車場など)に駐車し、アプリの指示通りに返却手続きを行います。
車内のごみを掃除し、鍵を所定に位置に戻し、車の外観写真を撮影、アップロードし、アプリのボタンで車のドアを閉じて完了。
初めてヘルシンキでカーシェアリングサービスを利用した筆者としては非常に満足しています。
是非必要な方にご参考頂ければと思います。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)