2015年にアラビア(イッタラ、フィスカルスグループ)は6種類のムーミンマグカップを発売しました。
「ムーミン70周年特別記念マグ」(非限定)
「リトルミィ」(非限定、キャラクターマグカップ)
「スナフキン」(非限定、キャラクターマグカップ)
「水を綺麗なままに(Keep waters clean)」(2015年限定)
「モメント・オン・ザ・シュアー(水辺のひと時)」(2015年夏季限定)
「ウィンター・スリップ(冬の眠り)」(2015年冬季限定)
今回は限定品の「水を綺麗なままに(Keep waters clean)」「モメント・オン・ザ・シュアー(水辺のひと時)」「ウィンター・スリップ(冬の眠り)」を紹介していきます。
2015年スウェーデン限定発売:水を綺麗なままに(Keep waters clean)
1970年代にトーベ・ヤンソンがスウェーデンの環境保護団体「Keep Sweden Tidy Foundation」の「バルト海を救おう!キャンペーン」のために書いた絵を使用しています。
「Keep waters clean」ムーミンマグカップの販売は正規ムーミンオンラインショップとスウェーデン国内に限定されていました。
この製品を購入すると、売り上げの一部が「Keep Sweden Tidy」団体に渡され、子供や青少年向けの環境保護教育活動に使用されます。
※写真出典:https://www.moomin.com/
ムーミンの物語の中に「海」はとても重要な要素です。
海は冒険、未知、広大などの意味を表し、様々な感情を与えてくれます。
ムーミン原作者トーベ・ヤンソンも海に関する多くのシーンに通じて様々なメッセージを伝えようとしています。
この原作者の意志を受け継ぎ、2015年に海を大切にしよう!という目的で今回の限定マグカップを発売することになりました。
ピンク色のデザインでとてもかわいいらしいですね。
2015年夏限定:モメント・オン・ザ・シュアー(水辺のひと時)
アラビアが発売した2015年夏限定ムーミンシリーズ製品にはムーミンマグカップ、お茶碗と2種類のスプーンがあります。
その中で最も注目を浴びているのはもちろんムーミンマグカップです。
今回のデザインについて、採用されたイラストは漫画写真集「Moomin falls in love」の3番からです。
イラストの物語背景について、ある時にムーミン谷に数か月に及ぶ豪雨から始まったのです。
豪雨による洪水の影響を受け、ムーミン谷に駐在していたサーカスは身動きが取れなくなり、危険な状態に陥ってしまいました。
ムーミン一家はその状態を知り、サーカスの人々を助けるために出発し、ムーミンはそこでサーカスのヒロイン「プリマドンナ」に出会い、特別で強い感情を覚えました。
しかし、その後ムーミンとサーカスのストロングマンは女性達の嫉妬心と色々求めてくることに嫌がり、男達と女たちが二つのグループに分かれて行動するようになりました。
※写真出典:https://www.moomin.com/
女性陣にはフローレンとリトルミイも加わっています。
ムーミンはストロングマンとサーカスのスタッフであるエメラルドと一緒に山奥の水辺で基地を作りました。
釣りと日光浴ができるこの基地を「男限定」の場所とし、ゆっくり夏を過ごしていました。
最終的にムーミンとフローレンは小さな冒険を一緒にしたことで打ち解け、再び一緒に戻りました。
今回のマグカップのデザインには黄色と水色がメインで配色され、フィンランドの夏にある独特な強い日差しと涼しそうな湖を表現していますね。
とてもフィンランドの夏らしいイラストです。
※写真出典:https://www.moomin.com/
2015年冬限定:冬眠 / ウィンター・スリップ(Hibernation)
2015年冬限定アラビアムーミンシリーズ製品は4種類のセットとなります。
ムーミンマグカップ、お茶碗と2種類のスプーンが入っています。
このシリーズのデザインは1957年出版された小説「Moominland Midwinter」から採用しています。
ムーミン一家は通常冬に冬眠して春の到来を待つのですが、ムーミンパパとムーミンママがぐっすり寝ているのになぜかムーミンだけが真冬の中に起きてしまい、再び眠ることができませんでした。
彼は人生で始めてムーミン谷の冬の景色を目にし、ムーミン谷の冬を探検したくて家を出ていきました。
雪も初体験、真っ白の世界も初体験、この冷たい空気もムーミンにとって初体験です。
彼はムーミン谷の冬の冒険の中でどのような人や物に出会い、どうなったのでしょうか。
是非小説のダイジェストをご覧ください。
※写真出典:https://www.moomin.com/
2015年に発売されたムーミンマグ限定品には自然保護団体、夏と冬をテーマとした製品の3種類です。
物語を綺麗な絵で表現しながらコンセプトを語るのはトーベ・ヤンソンらしいですね。
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フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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