三つ目の小屋が目に入ると、ようやくわかったのですが、ラップランドの国立公園にある宿泊小屋はみんな素敵な場所にあるのです。
少なくともHetta-Pallasルートにある小屋はすべてそうでした。
今日泊まる場所はPahakuruという名前で、宿泊小屋は広大な草原の隅にあり、すぐ横には小さな崖があり、崖の下には川があり、水を確保する場所でもあります。
到着した夕方の時、ちょうどこの日の一番天気がいいときで、きれいな夕陽とラップランドの高原が眺められます。
我々は夕食、そしてお茶を小屋のテラスで夕陽を楽しみながら取りました。
これも最高なときでした。
この夜、気温が低い(10度くらいかな)とはいえ、たぶん大丈夫だろうと思い、小屋ではなく、持参したテントで寝ることにしました。
この決定が災難の始まりでした。
「あれ?この寝袋は確かゼロ度まで対応可能って書いてたよな。。。。」
テントの中で寝ようとするが、寒さで全く眠りつきませんでした。
体が震えることまでなかったが、下半身はずっと暖まらず、眠れない状態。
頑張ってみると、時はすでに深夜2時半。
「このままだと明日の体力まで支障が出る!」と思い、この深夜2時半の時間に小屋の中に移ることに決めました。
マットと寝袋だけ持って小屋にこっそり潜入。。。真っ暗で何も見えないが、ベッドに人が寝ていないスペースがあることを感じつつ、木材ベッドの上に這い上がりました。
小屋で寝ていたのがおばあちゃん二人と我々のメンバー一人でした。
なんとか誰かを驚かしたことも起こしたこともなく、全身温かみに包まれながら、眠りつくことができました(笑)
ラップランドの国立公園でサウナに入る!
翌日、8時ごろには霧に覆われていたが、その後は快晴。
この旅で今まで最も天気のよさそうな日です。
2キロ気楽なハイキングでHannukuruに到着。早速サウナへ!
サウナには3人のフィンランド人女性がいたが、10分程待つことで全員が離れ、我々の貸し切り状態になりました。
早速湖から水を汲み上げ、サウナを楽しむことに。
やはりサウナは気持ちいいですね。。。
しかも北極圏内のフィンランドの国立公園の中にです!!
もちろん、サウナ後は湖でひと泳ぎ!
あああ、これは冷たっ!
サウナの途中に男6人と女性1人のチームがサウナにきて一緒に入ることに。
その後男6人が離れ、女性一人だけ残りました。
話を聞くと、彼らとは前の小屋一緒だったので一緒にここまで歩いてきました。
彼女は今日ここに泊まる予定なので、ここで別れることに。
(この20代前半の女性と二日後の小屋でまたお会いして一緒に泊まりました)
Hannukuruはとても気持ちのよさそうな場所で今日はここに泊まりたいですが、せっかくとてもいい天気に恵まれたので、ランチ後はハイキングを続けることにしました。
HannukuruはこのHetta – Pallasルートの中で最も大きいな拠点です。
飲用水が取れる井戸やキャンプファイヤー場はもちろん、無料宿泊小屋が2個あり、合計40人も入れるほどの大きいさです。
本物のラップランド高原景色:呼吸が止まる絶景
午後の計画は次の小屋Montellinmajaまで12キロを歩きます。
可能であればその小屋より1キロ先のNammalakuru小屋まで行きたいです。
この12キロは距離的にそれほど遠くないが、険しい高原を越えていく、ルートの中で最も厳しい部分です。
我々は絶景を眺めながら、そのつらさを一滴漏れずすべて味わいました(笑)
出発直後にすぐに大きいなトナカイに出会いました。
距離僅か20メートルほどしかないので、非常に臨場感があります!
この旅でたくさんのトナカイに出会いました。
合計すると20匹ほどいましたね。
野生のトナカイもいれば、放牧されているトナカイもいます。
どのトナカイにとってもラップランドは彼らの家です。
そしたら、我々は坂を登り始めました。
標高500メートルしかないですが、緩やかな坂道なので、「きりがない」という気持ちに常に襲われます。
その同時に、振り返ってみると、広大な景色が広がり、昨日歩いた道、昨日宿泊した場所、二日目に歩いた道、三日目に通った山がすべて見れます。
数十キロ先まで一覧できる広大さです。
一つ目の高原を登って降り、時刻はすでに午後5時前。
二つ目の高原標高662メートルのLumikeroを登り、頂上に到着したときに達成感に浸かっていました。
きりのない道を終わらせたからです。
しかし、気付いたのは、これはまだ半分程度です。
続いて三つ目の高原、さらに四つ目の高原が続々と目の前にその姿を現しました。
絶景を楽しみつつも、風が強く、気温も徐々に下がってきたので、少しの不安もあります。
結果的に夜9時に(日没の時間)Montellinmaja宿泊小屋に到着。
メンバーたちも疲れ切っていました。
Montellinmajaの小屋を覗いてみると、サイズが小さく、4人しか入れないほどで、すでに二人が入っています。
そのため、我々のチームは二人小屋宿泊、一人テント宿泊になりました。
続く。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)