フィンランドのスーパーへ行くとソーセージの種類の多さにびっくりすることでしょう。
フィンランドのバーベキューで欠かせないものといえば肉よりもソーセージの方が王道なほどですから。
「マッカラ!マッカラ(Makkara)!!」
マッカラ(Makkara)とはフィンランドの大きなソーセージのことです。
今回は数あるフィンランドのソーセージの中から、どのソーセージが美味しいのかちょっと見てみることにしましょう。
フィンランドへ旅行に来られた時の参考にしてみてくださいね。
フィンランドのソーセージはパッケージをよく見て!
ソーセージのパッケージにはよく見ると「A」という文字が書かれているもの、書かれていないものがあります。
これにはちょっとした意味があるので、もし自分でソーセージを選んで購入してみる場合は覚えておくと便利かもしれません。
では、この「A」にはどういう意味があるのかというと・・・
- 成分として使用されている肉とその他の肉に分類されるような成分の合計が、完成したものに対して少なくとも63%含まれている
- 肉に匹敵する他の成分として使用されているのは、臓器・ラード及びその他の脂肪組織、皮のみである
- タン・ハツ(心臓)・レバーのみが使用されている
- 外皮は完成食品の6%を超えて使用していない
- デンプンまたはジャガイモ粉は成分として使用していない
これらの条件が満たされていると「A」というソーセージのクラスをパッケージに表示できるということなのですが、
簡単にいえば・・・
「肉々しいソーセージ」を食べたいのれあればこの「A」クラスのソーセージを選んでみればいいということです。
他にも「A」とは書かれていないけれど、「◯◯%」と目立つように書かれていたらそれはソーセージに使われている肉の含有量であることがほとんどなのでこちらもチェックしてみると良いですよ。
フィンランド人によるテイスティング
今まで色々なソーセージを食べてきたフィンランド人によるソーセージの採点です。
個人の好みの味に採点が偏りすぎないよう気をつけながら、1〜10点のスコアで採点していきます。
では、フィンランド人によるソーセージのベスト5をご紹介していきましょう!
フィンランドのソーセージ・第5位
Korpelan grillimakkara(コルペラン・グリッリマッカラ)
5.1ポイント
- エネルギー:240kcal/100g
- 塩分:1.8g/100g
- 脂質:20g/100g
- 肉の含有量:58%
- 肉の生産地:フィンランド
- 価格:3.19ユーロ
「変な味がするとかは全くない。」
「そうそう、これ。かなりベーシックな味。」
「値段はちょっと高めだけど、一番王道的な味のソーセージだからだろうね。」
フィンランドのソーセージ・第4位
Kotimaista grillimakkara(コティマイスタ・グリッリマッカラ)
5.5ポイント
- エネルギー:230kcal/100g
- 塩分:2g/100g
- 脂質:18g/100g
- 肉の含有量:42%
- 肉の生産地:フィンランド
- 価格:1.79ユーロ
「なんだか特別な食感」
「ソーセージの外皮がちょうどいい!自分好みの歯応えだよ!」
フィンランドのソーセージ・第3位
Potun A-luokan juusto(ポウトゥン・アールオカン・ユースト)
5.7ポイント
- エネルギー:267kcal/100g
- 塩分:2g/100g
- 脂質:23g/100g
- 肉の含有量:70%
- 肉の生産地:EU
- 価格:1.89ユーロ
「あぁ!これ何かのチーズだねぇ。自分には脂っ気の多い味だ。」
「いいチーズの味!ガツンとくる感じかな。」
「一つ食べたら満足するソーセージ」
コメントにもあるように、これはチーズ味のソーセージです。
フィンランドのソーセージ・第2位
Poppamies Asian Sriracha broileri(ポッパミエス・アシアン・スリラチャ ブロイレリ)
7ポイント
- エネルギー:170kcal/100g
- 塩分:2g/100g
- 脂質:11g/100g
- 肉の含有量:70%
- 肉の生産地:フィンランド
- 価格:3.29ユーロ
「わお、香りがめちゃくちゃいい!」
「どこかで知ってる味がする・・・」
豚肉ではなくで鶏肉をベースとしたソーセージ。
アジアっぽさをベースとした味付けです。
フィンランドのソーセージ・第1位!!
Wilhelm Carolina Reaper(ウィルヘルム・カロリナ・レアペル)
7.4ポイント
- エネルギー:281kcal/100g
- 塩分:1.9g/100g
- 脂質:25g/100g
- 肉の含有量:76%
- 肉の生産地:フィンランド
- 価格:2.19ユーロ
「これはびっくりした!いい味とスパイスで口当たりが抜群!」
「いいソーセージに出会えたよ」
「助けて!チリ味が敏感な人には辛く感じるよ!」
チリの辛みがピリッと効いているソーセージ。
フィンランドではチリ味のソーセージがお好みか?!
一番ポイントを獲得したのはベーシックなソーセージではなくチリ味だったという意外な結果に。
最初の項目で、「A」とラベルに書かれているものは肉の含有量が多いものとご紹介しましたが、決して人気を保証するものではないようです。
なぜなら、番外編として肉の含有量が88%のソーセージもテイストしてみたようですが、残念ながらそれは最下位でオススメするようなものではなかったからです。
フィンランドでは夏のバーベキューの時だけでなく、年中ソーセージが食されています。
中にはサウナの中でソーセージを焼きながら食べる人もいるんですよ。
フィンランドにお越しの際はぜひ、美味しい好みのソーセージとフィンランドのマスタード・ケチャップもかけて一度食べてみてくださいね。
*マスタードについては・・・
参考:フィンランドのおすすめお土産・マスタード、本当に美味しいのはどれ?
情報・引用:Ilta-Sanomat -Makutestissä kesän grillimakkarat – kaksi nousi aivan omaan luokkaansa
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)