カラオケは世界で訳されることがない、世界共通語。海外でもカラオケはKARAOKE。
それはフィンランドでも言えることです。
そしてフィンランド人、意外や意外、カラオケ大好きな人が多いこと。
しかしながら、フィンランドのカラオケは日本と違ってちょっとハードルが高い。笑
フィンランド人は日本人よりも歌が上手いと言う意味ではありません。
カラオケをする場所が日本とは違い、思いもよらぬところでカラオケを楽しむ人もいます。
最近フィンランドでは「新しいカラオケの形」を世界へ向けて広めようとしているのですが、
これがジワジワと人気を集めてきているんですよ。
カラオケはあるけれどカラオケボックスは見かけない
日本のカラオケは、一部屋ずつ分かれているのが普通ですよね。
仲の良いグループだけで歌う個室、もっと歌い込みたい人は「お一人様カラオケ」なるものが存在する日本。
スナックに行けばカウンターごしに店内で歌われることでしょう。
しかし、フィンランドでカラオケと言うと、広いバーの店内です。
日本のスナックよりもそれはそれは大きいバーで歌うこととなります。
もちろん、バーへ来ているお客さん全員がいる場でです。
ハードル、高いとは思いませんか?
なんなら、カラオケを歌う舞台まで用意されているところも少なくはありません。
カラオケのあるバーは必ずたくさんの人がいます。
カラオケのボリュームも結構な音量なので、バーでお酒を飲んでいる人には必ず耳に入ってくるんですね。
カラオケを楽しむ人たち側はどうかと言うと、
一人で歌わなくても二人で歌うひともいれば、グループで歌う人たちもいます。
そして、歌い手のお隣スペースでは、気になる歌が流れると、踊り出す人も出てくるのがフィンランド。
意外でしょう?!
日本では「フィンランド人は恥ずかしがり屋」とよく言われることがありますが、
なんのこっちゃありません。嘘です!笑
確かに、お酒が入ると陽気さが増すフィンランド人ですが、カラオケバーに行ってみるとわかる、
「フィンランド人のグイグイ感」
あ、違いました
「陽気なフィンランド人」笑。
もちろん、歌が好きで好きで大好きで、お酒よりもカラオケを目当てでバーへ行く人もいます。
フィンランドで今までになかった新しいカラオケトレンド
日本はカラオケテーブから始まり、80年代に映像カラオケが世に出始めました。
フィンランドでカラオケが世に出てきたのは、その10年後ほど経ってからです。
今から約30年ほど前にカラオケが登場し、それからカラオケの人気は衰えるどことか右肩上がり、フィンランドではカラオケ好きな人が今でも増えています。
更に、現在では新たなカラオケブームが!!
今までカラオケができる場所はバーでしたが、最近では多くのレストランがサービスの一部としてカラオケを導入しはじめたフィンランド!
一見、カラオケがあるようには思えないレストランにカラオケが導入されつつあります。
導入しはじめた経営者からの理由として、やはり売り上げが伸びるからだそうです。
カラオケがあることで、通常とは違う客層にも比較的簡単にアピールでき、通い出す人も出てくる上に、更にその常連客が新しいお客を連れてきてくれるとのこと。
それだけでなく、レストラン以外にもジワジワとカラオケが進出してきています。
フィンランドのカラオケシステムは、まずバーのカウンターで頼みます。
一昔前のフィンランドでは
カウンターには歌のリストがズラッと乗っているファイルなり機械なりが置いてあり、自分の歌いたい曲を選んでバーカウンターにいてる店員さんに伝えると順番でマイクが渡されるシステム。
もしくは、店員さんが「◯◯さん、次でーす」と教えてくれるのが一般的でした、、
が、
2013年に設立された、ストーミングサービスが最近、すごい勢いで世に出てきました。
それは、フィンランドのカラオケサービス・アプリ「シンガ(Singa)」。
Spotifyと言う音楽スーミングサービスがありますが、そこで月額料金制度で80,000以上のカラオケ曲を提供しています。
このSinga、携帯電話とタブレットで動作するのですが、とても人気があり、すでに数万人の加入者がいます。
このアプリ、カラオケ経営者も利用しますが、個人利用だとフィンランドでは図書館でもよく使われるんですよ!!
え?!図書館って静かにしてなきゃならない場所でしょ??!!と思いでしょう?
フィンランドの図書館は音楽を演奏したり録音したりする音楽スタジオなどの場所があるのでそこで使用するようです。
そして、この「Singa」と言うアプリケーションはフィンランド国内だけでなく、お隣の国スウェーデンやイギリスでも運営さてれいるとのことで、次の狙いは北アメリカなのだそう。
タクシーでもカラオケしちゃうフィンランド人
数年前には大きな話題になった、カラオケタクシー。
そうです。タクシーの中でカラオケを楽しむと言うもの。
え?移動中にカラオケ必要?!
と、一瞬思いますが、カラオケが好きなフィンランド人には意外と需要があったります。
どんな時に需要があるのかと言うと、
カラオケタクシーは10人前後のグループで乗り込むことができるのが殆ど。
フィンランド人はパーティ好きなこともあり、パーティ会場からの移動時や、
カラオケタクシーを仲間と借りてテンションを高めてからパーティへ、、、などなど。
料金の方はどうなのかと言うと、
例えば、ヘルシンキにあるkaraoketaxiと言う会社だと
ヘルシンキ都市圏、1時間で108ユーロ(14,040円)です。
※1ユーロ=130円
これを、高いと思うか安いと思うかは人それぞれ。
音楽は世界どこでも、そして言葉が通じなくても一緒になって楽しめることです。
しかし、カラオケがフィンランドでもこんなに人気なのは意外と知られてはいないことでしょう。
本気で熱唱する人、ワイワイと楽しみながら歌う人、フィンランドにも色々な方がいます。
フィンランド語の歌だけではなくて、英語の歌も豊富なので、歌に自信のある方はフィンランド旅行に来られ際、人目を気にせずにフィンランドのカラオケを挑戦してみると面白いかもしれません。
情報・引用:Yle-uutiset -Suomessa eletään uutta karaokebuumia..
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)