セントマリア教会(Toomkirik) タリンのお薦め観光地

公開日:2019年8月24日  関連分類:

 

世界遺産のタリン旧市街を散策し、旧市庁舎広場からトーンペア高台コフトウッツァ展望台に向かって歩いていくとある真っ白の教会に出会います。

その真っ白の教会は「セントマリア教会」でタリン最古の教会の一つです。

 

 

セントマリア教会のフールネームは「The Cathedral of Saint Mary the Virgin in Tallinn」で、通称「Dome Church」(エストニア語:Toomkirik)です。

 

 

セントマリア教会は13世紀に侵入してきたデンマーク人がトーンペアの丘に建てられてエストニア最古の教会で、もともとはローマカトリック教会でしたが、1561年にエヴァゲリオンルーテル派教会と変わりました。

 

 

セントマリア教会が最初に建てられたのは木造教会で、1219年にデンマーク人がやってきた時でした。

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

ヘルシンキとまるで別世界のような街「タリン」。そこにあるのは中世の情緒、古くから残されてきた記憶の痕跡。キートスショップのタリンツアーはヘルシンキ中央駅から出発し、最…...続きを読む

ヘルシンキ⇔タリンの往復乗船券をご購入頂けます。コンフォートラウンジとビジネスラウンジの2種類をお選び頂けますので、夏のハイシーズンに混雑する船内と無縁でゆとりのある…...続きを読む

 

 

セントマリア教会最初はとても小さい教会でした。

ワンルームのような教会で一つの部屋しかない構造でした。

 

1330年前後から拡張工事が始め、三つの回廊がある仕様にするため、100年間もの時間を費やしました。

 

しかし、木造のセントマリア教会は無情にも1684年に起こった火災によって焼失されました。

その後15~18世紀にわたって石造に建て直されたのです。

 

 

過去セントマリア教会の主要信者はトーンペア高台に住む貴族とドイツ系の商人でした。

エストニア語で行われる宗教活動もスウェーデン統治時代の1636年から始まっているそうです。

 

 

セントマリア教会で行われる宗教活動はソ連統治時代に禁止されてのですが、エストニアが1990年代に再独立後に再開されました。

 

 

 

 

教会の内装につきまして、17世紀の火災で焼失されたものが多かったですが、一部残されたものが置かれており、それぞれの時代のものもあり、13世紀から現在までの様々なアイテムが使用されています。

 

 

教会の鐘は17世紀と18世紀のもので、オルガンは1914年完成で1998年改修されたもので、ステンレスガラスは2002年、他にも様々な歴史の長いものがあります。

 

 

そして、教会にある墓碑は16世紀からあり、スウェーデン時代の軍隊隊長、スウェーデンの王女、ロシアの将軍などが眠っています。

様々な時代の墓碑からそれぞれの時代の岩石芸術の特徴も分かります。

 

 

教会内の螺旋階段を登れば69メートル高いバロック様式の鐘楼からタリン旧市街への眺望を楽しめます。

 

 

 

 

セントマリア教会情報

  • 開館時間:
    10月、火~日9:00~16:00
    4月、火~日10:00~17:00
    5,9月、月~日9:00~17:00
    6~8月、月~日9:00~18:00
    11~12月、火~日10:00~16:00
  • 住所:Toom-Kooli 6, 10130 Tallinn, エストニア
  • 地図

 

 

 

参考:Wikipedia St. Mary’s Cathedral, Tallinn

参考:Tallinna Toomkirk

 

 

関連記事

  タリンのことを「写真一枚」で表すなら、おそらく多くの人は「コフトウッツァ展望台」(Kohtuotsa viewing platform)からの展望写真を選ぶでしょう。     コフ…...続きを読む
  聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral)はタリン旧市街の南に位置し、旧市街のロータウンである旧市庁舎広場からトーンペアの丘に登る際…...続きを読む
  世界遺産のタリン旧市街を散策し、旧市庁舎広場からトーンペア高台のコフトウッツァ展望台に向かって歩いていくとある真っ白の教会に出会います。 その真っ白の教会は「セ…...続きを読む
  エストニアのタリンに訪ね、最も有名な観光地である旧市庁舎広場とタリン旧市庁舎を見回っている際に、実にその旧市庁舎広場の角隅にヨーロッパ最古の薬局があるのです。 …...続きを読む
※Wikipidiaより引用。 タリンの旧市庁舎広場のすぐ横にある聖霊教会(英語:Holy Spirit Church、エストニア語:Püha Vaimu kirik)は14世紀に建てられ、木造のインテリアから…...続きを読む
  タリン旧市街を北側から入り、ゆっくり散策していくと聖オラフ教会、旧市庁舎広場などを観覧しながら南へ向かって進むと聖ニコラス教会に出会えます。     聖ニ…...続きを読む

お薦め3D木製蝶ネクタイ

ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら