前回の記事「ヘルシンキ近郊日帰り・プチ旅行のオススメ場所(1)」では有名どころである日帰りでいける場所(ポルヴォー、タンペレ、トゥルクなど)をご紹介しました。今回はフィンランドの文化や歴史をさらに深堀したい方にとくにおすすめの街をご紹介したいと思います。
Loviisa(ロヴィーサ):自然豊かな海辺の町
Loviisa(ロヴィーサ)は緑、森そして海に囲まれた海辺の街です。前回紹介したPorvoo(ポルヴォー)より少し東に位置しています。
この街は要塞(Savrtholm Sea Fortress)が有名で市街から10キロほど離れた島に位置しています。
※写真出典:nationalpark.fiより
島までは船が運行しています。
- 往復チケット代金:大人 18ユーロ、子供 9ユーロ
- 所要時間:片道約30分
- 船には定員(30名)があるので、先にオンラインで予約することもできます:予約サイトはこちら
- ※変更の可能性もあるのでウェブサイトもご確認ください
- Laivasiltaから要塞行き 出発時間
10:10、11:30、12:50、14:10、15:30、16:50
- 要塞から出発時間
- 10:50、12:10、13:30、14:50、16:10、17:30
街中には赤レンガで造られた伝統的な北欧の建物のロヴィーサ教会(Loviisan Kirkko)が見られます。またローカルのブティックではハンドメイドの商品を見つけることができます。
その他にも小さい美術館や博物館があり、Visit Loviisaのウェブサイトで紹介されています。
- 所要時間:バスのみ 1時間20分
- 場所
Lohja(ロホヤ):ユニークなアクティビティが楽しめる町
Lohja(ロホヤ)は中世時代に貿易の中心として栄えた場所で、現代では美しい庭や荘園があることが特徴です。そして、フィンランドでは少ないフィンランド語とスェーデン語の両方を話す人口が多いバイリンガルな都市でもあります。
※写真出典:Visit South Coast Finlandより引用
ロホヤの中心地では、1950年代までさかのぼる建物が見られます。教会、ギャラリー、美術館のあるエリアではユニークなアンティークやアートが見られます。とくに特徴的なのが、聖ラウリ教会(St.Lawrence Church)です。
またLohja MuseumやJohannes Lohilampi Museumなどの美術館があり、VisitLohja.fiのウェブサイトより詳細が見れます。
美術館とは少し変わったTytyri Limestone Mine(石灰岩の鉱山)では100メートルほどにある地下の様子を見学できます。2018年6月1日から8月31日まで、毎週土曜日の1時より英語でのガイドツアーが行われており、鉱山の見学に参加したい方はこのガイドツアーに参加しないといけません。
Aurlahtiビーチではロフヤ湖の海岸でアウトドアアクティビティもたのしめます。
- 所要時間 :バスのみ 40分前後
- 場所:
Raseborg/ Raasepori(ラーセポリ):フィンランドとスウェーデンの歴史を感じられる町
Raseborgはスウェーデン語の名前で、フィンランド語ではRaaseporiと呼ばれています。
この街は14世紀に建てられたRaseborg城から名付けられました。この街ではスウェーデン語人口が多数を占めています。この城はスウェーデンフィンランドの歴史的にも重要で人気の建物です。
※写真出典: VisitRoseborg.comより
- 開館時間
5月1日から8月31日、毎日
9月は週末のみ - 入場料
大人:8ユーロ、子供(7〜15歳):4ユーロ、7歳未満:無料 - 住所:Raseborgs slottsväg 110, 10710 Snappertuna
- ウェブサイト
- 所要時間 :バス(Matkahuolto)のみ 約1時間40分
- 場所:
ラーセポリ近郊
スウェーデン語ではSvartå、フィンランド語ではMustioと呼ばれる町の近くにSvarta Manorという Magnus Linder IIによって1783年から92年に建てられた敷地があり、歴史をみて、感じることのできる場所になっています。
自然豊かな公園、そして博物館があるエリアになっています。
※写真出典:Svarta Manorホームページより
海の景色を楽しみたいのであれば、Ekenäs、Tammisaari(タンミサーリ)諸島にある国立公園へ足を運ぶこともおすすめです。
※写真出典:nationalpark.fiより
キートスショップ日帰りツアー
ヘルシンキだけでなく日帰りでどこか自然を楽しめる場所にいきたいと思っている方も多いかとおもいます。
目的地にいく方法に加えてフィンランドならではのアクティビティ、サウナやベリー摘みも楽しめる場所を探すとなると大変ですよね。
そこで、キートスショップが開催しているツアーをおすすめします!日本語ガイド付きなので安心して気軽に参加していただけます。
詳細はこちらから
ヘルシンキから日帰りでいける場所のご紹介、第三弾も是非ご覧下さい!
フィンランド国内長距離移動手段
電車:VR
- 価格:高め。主要都市まではSaver Ticketキャンペーンがあり、取れればかなり安い。
- 座席間隔が広めで非常に快適。Intercityの列車であれば無料Wifi付き。
- ヘルシンキは中央駅もしくはPasila駅から出発します。
- 予約サイト:vr.fi
バス:Onnibus
- 価格:早く予約すれば安くなるシステムを持つ格安バス。
- 主要都市間のみ運行。椅子間隔は狭い。無料Wifi付き。
- ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
- 予約サイト:Onnibus.com
バス:Matkahuolto
- 価格:高め。たまに格安チケットもあります。主要都市以外に小さい町にも運行します。
- ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
- 予約サイト:Matkahuolto.fi
飛行機:Norwegian
- 価格:安め。ヘルシンキーロヴァニエミは片道25ユーロから、ヘルシンキーイヴァロ(イナリ)は片道40ユーロから。
- ノルウェー系の格安航空です。ノルウェー外でもヨーロッパ内でよく利用される航空会社の一つです。
- 予約サイト:Norwegian.com
飛行機:Finnair
- 価格:高め。たまに安いチケットもあります。フィンランド国内の運航都市が多いです。
- 予約サイト:Finnair.com
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)