フィンランド人が思う「フィンランドの誇り」とは?

公開日:2021年6月1日  関連分類:

 

読者のあなたが思う「日本の誇り」とは何でしょうか?

 

もちろん、人によって答えは様々です。

 

 

「日本の治安がとてもいい」ことを誇りに思っている人がいれば、「日本の技術」「細かい作業をコツコツ進めること」「時間通りに来る電車」「レベルの高い漫画やアニメ」を誇りに思う人もいるでしょう。

 

 

では、フィンランドではどうでしょうか。

 

フィンランド人はフィンランドの何を誇りに思っているでしょうか。

 

 

今回はその調査結果が発表されたので、早速紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

フィンランド人が思うフィンランドの誇りは「大自然」

フィンランド人が外国人と会話するときに、外国人にフィンランドのすごいことを紹介したい時に、最も話したいのが「フィンランドの大自然」だそうです。

 

その割合はフィンランド人の74%を占めています。

 

4人中に3人がフィンランドの大自然と自然景観を自国の誇りだと思っているということです。

 

 

フィンランドに住む筆者も実際にそう思い、そう感じています。

 

大自然はフィンランド人が有する最も貴重で最も大切な天然資源です。

 

それは木材の経済価値や湖の水力発電うんぬんではなく、「大自然から得られる幸せ」だと思います。

 

 

大自然の中にいる時間、自分だけの時間、ゆっくり流れる時間が、この時代に、この毎分毎秒携帯の振動が気になる時代に、こんなにも手に入れにくく、こんなに貴重になるとは多くの人々が想像でも思ったことがないのではないでしょうか。

 

 

人間から離れ、人工物から離れ、大自然の中で過ごす時間こそフィンランドの幸せです。

 

 

※キートスショップ主催現地ツアーではフィンランドの大自然を中心にご案内しております。

参考:ヘルシンキ日帰り・宿泊オプションツアー

 

 

公共サービスや社会福祉制度にも高い誇りを持っている

多く(65%)のフィンランド人は自国の公共サービスや社会福祉制度にも高い誇りを持っています。

 

 

やり取りがめんどくさくてなかなか進まない場合もありますが、電子化社会のフィンランドでは公共サービスをネットに通じ、家を出ず、役所や様々な窓口で並ぶ必要がなく、公共サービスを利用することができます。

 

 

例えば、筆者は遺伝性の高脂血症を患っており、コレストロールをコントロール薬を飲んでいます。

 

日本の場合は3ヶ月一回クリニックに足を運び、処方箋をもらい、薬局から3ヶ月分の薬をもらわないといけません。

 

 

フィンランドの場合、処方箋はネットにあるため、薬の種類によってネット上で処方箋発行を依頼することができる場合があります。

 

筆者はすでに長期的に同じ薬を飲んでおり、ほぼ危険性のない薬ですので、病院やクリニックに行かずにネットだけで処方箋の更新ができます。

 

そのため、日本のように時間と費用をかけて処方箋を取る必要がないです。

 

 

あくまでもフィンランドの公共サービスの利便性を示す一例ですが、ご理解頂ければと思います。

 

 

社会福祉制度は言うまでもなく、フィンランド国民の生活の不安のほとんどを取り除いてくれます。

 

子供の教育費、病気になった時の医療費、収入が少ないときの住宅手当、老後の年金、離婚した後の生活費などなど、フィンランドでは健全な社会福祉制度があります。(もちろん、完璧とまでは言えないが)

 

フィンランドで大きく失敗しても、重病になっても、何があっても、「たぶん大丈夫」と思えるのがフィンランド人が思うフィンランドの誇りです。

 

 

 

 

治安の良さと男女平等もフィンランドの特徴

他にフィンランドの治安の良さと男女の平等をフィンランドの誇りに思うフィンランド人も多いです。(46%と41%)

 

 

ちなみに、フィンランド人女性は大自然、公共サービスと性別平等を誇りに思っているに対し、フィンランド人男性の多くはフィンランドの歴史、伝統やスポーツを誇りに思っているそうです。

 

 

そして、自国の誇りに思えないのが、「フィンランドの多様性、多文化性」や「フィンランドの経済」だそうです。

外国人があまりフィンランド社会に溶け込めていないことやフィンランドの経済がそんなに良くないといった現実を反映していると思います。

 

 

 

この調査はFoundation for Municipal Developmentが2021年4月に1035人のフィンランド人に対して行った調査報告です。

 

 

 

参考:Study: Finns most proud of nature, landscapes

参考:Suomalaiset tuntevat ylpeyttä kotimaan luonnosta, hyvistä julkisista palveluista ja alhaisesta rikollisuudesta

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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