2020年フィンランドが3年連続で世界で最も幸せな国に選ばれたことをご存知ですか?
このことは以前、記事にもしましたが
何がフィンランド人をそう感じさせるのか?
これと言った理由はどこにあるのか?
ただ社会福祉制度がちゃんとなされているからだけなのか?
生活面においてただ嫌な思いをすることが他の国よりも少ないだけなのか?
しかし、本当のところはそれよりももっと大きな理由があったのです。
参考:2020世界幸福度ランキングでフィンランド連続3年一位!ヘルシンキが世界で最も幸せな都市に!
フィンランド人が言う「どうして私の国が幸福度1位なのか」
フィンランドの大手新聞社の編集秘書およびグラフィックデザイナーのマリエンカ・パカスラハティさん女性(Marienka Pakaslahti)がこの疑問に答えてくれています。
幸福の根本的な理由、、、
それはフィンランドの自然とコテージが大きく関わっている、と。
新型コロナウイルスでレストランやお店、公共施設も閉まり、
長い間、絶え間ない悪いニュースと漠然とした不安にかられた日々、、、
首都ヘルシンキ周辺の地域に住む人々はその他の地域に行くことが許されない期間がありました。
そんなストレスばかりの毎日を送っていたある日、やっと移動制限されていた地域が解除され、
彼女はヘルシンキ市から離れた街にあるサマーコテージに行く機会があったそうです。
サマーコテージに到着するまでの自然な道のり、
そして背の高いトウヒや白樺の木々、涼しい風、、
それらを感じた時に心の底から安心のため息がでたとのこと。
サマーコテージでは精神面含め、すべてが順調。
改めて安らぎと幸せを感じれたようです。
フィンランド人にとって重要なものは自然との調和生活
フィンランドの人々は、
仕事の時間、天気、そして規制から解放されると
すぐに自然環境へ飛び込みます。
それはサウナであったり、スキーであったり、バーベキューや野外トレーニングやピクニック
自然が身近にあるからこそ楽しめることやリラックスできることがたくさん。
そして先ほどマリエンカさんが答えていたようにコテージはそれらを詰め合わせたようなもの。
自然とのつながりがとても強く、親密で神聖な場所です。
フィンランド統計局の最新情報によると、
フィンランドには50万戸以上のコテージがあります。
フィンランド人とネイティブアメリカンとの関係
しばし、これまでフィンランド人とネイティブアメリカンとの関係は比較されてきました。
アメリカ合衆国の北東部では
「外はとても寒いのでインディアンやフィンランド人のように移動することはできない」と言う格言があるほど。
アメリカ合衆国の有名な民俗学者リチャード・ドーソン(Richard Mercer Dorson)は、
1940年代に北米へ移住したフィンランドの移民とインディアンの特徴を研究し、
どちらも土地と森林と密接に接触して住んでいる。どちらも超自然的な強さと粘り強さを持っていて、どちらも熱狂的に酒を飲み、野蛮に戦う。
と、共通点を述べています。
フィンランド民族とインディアン民族とはいくつかの共通点があり調和が取れていたのです。
現在でもアメリカのミネソタ州には
フィンディアンとインディアンの子孫で構成された
ファインディアンと呼ばれるコミュニティがあります。
サマーコテージと自然は過去への架け橋のような場所でもある
1950年代、先住民族としてフィンランド人は現代よりももっと自然にしっかりと向き合い愛着を持って生活していました。
ほとんど手を加えられない自然の土地での生活です。
現代のフィンランド人はと言うととても便利で近代的な環境で過ごしています。
とても便利なネット環境が整い、
コロナで自粛生活中でもウェブカメラで学校や友人と話が簡単にできたりする環境。
移動に困ったらタクシーだって携帯があればいつでも呼べます。
しかし現代のフィンランド人は、自然と共に暮らしていた先住民の世代からほんの少し離れてい流だけです。
そんな今の世代に夏のコテージではどうでしょう?
少しばかり昔の自然と強く繋がっていた生活に戻ることができます。
フィンランドのコテージは一般的な過去への架け橋のようなものです。
コテージは世代で受け継がれていくことが多く、人々は祖父母の生活を思い起こさせます。
薪割り、釣り、ベリーやキノコなど森から得る物など。
そしてコテージの狭い空間で家族全員での生活による、メリットといい意味でのデメリット。
夏のルバーブパイは祖父母が作るパイを思い出します。
暖炉ではパチパチと音をたて、雨が降ればパチパチと音がきこえる屋根。
これら一つひとつ全てがフィンランド人の心を幸福にさせる大きな要素だったんです。
都会にある小さなコテージでも十分にサウナや湖からのぼる雲の下でフィンランド人は幸せを感じることができます。
フィンランド人が幸福と感じる重要な自然。
どんなに都会な街でも少し足を伸ばすだけで森や海、湖があります。
皆さんも幸福感を味わいたければ、少し自然の中でリフレッシュや安らぎをうまく取り入れてはいかがでしょうか?
情報・引用:Ilta-Sanomat -Kommentti: Mökkiläisenä tiedän, mistä suomalainen onni kumpuaa
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)