マダニ予防注射シーズン・噛まれたら?感染したら?ライム病とは?

公開日:2020年4月27日  関連分類:

 

マダニを知っていますか?

 

草の生えている場所であればどこにでも潜んでいる可能性がある、厄介なマダニ。

 

普通のダニだと見くびってはいけません。

 

 

ジャスティン・ビーバーが最近、ライム病との闘病について告白したことで、多くの人に知られるようになりました。

 

この「ライム病」というのも、マダニと深い関わりがあります。

 

 

しかし日本ではまだまだ知られていないマダニのこと。

 

  • 噛まれたらどうなる?
  • 発見したらどうしたらいい?
  • 感染したら?
  • ペットも? などなど、、、

知らないことは意外と多いもの。

 

それら全てのことについて分かりやすくお話ししましょう。

 

 

 

 

マダニって日本にいるの?どんなところに潜んでいる?

日本の自然豊かな土地に住んでらっしゃる人はよく知ってる方もいると思いますが、

 

都会っ子にはまだまだ知名度は低いことでしょう。

 

しかし、アウトドアに出かけた先や

近くの公園でもちょっとした畑や草っぱらなどにも潜んでいます。

 

もちろん、東京都内にも。

 

 

春夏には森やサマーコテージへいくことが多いフィンランドでは、

 

昔からこのマダニの存在はよく知られていて、街中では予防注射の車が出て回るほど。

 

 

献血バスのような感じでチラホラ見かけます。

 

 

これだけ危険を承知の国フィンランドでも、

 

推定だけで毎年7000もの人がマダニからの原因でライム病にかかっているのです。

 

しかし、マダニから受ける感染病はライム病だけではありません。

 

では色々な感染症の説明のをする前に、まずマダニがどうやって人を噛むのかを先に知っておきましょう。

 

 

マダニに噛まれてから気づくまでが長い!

写真引用:https://www.mtvuutiset.fi/

 

ダニと聞いて「目に見えないほど小さいのだろう」と思われる方がいらっしゃいますが、

 

マダニは目に見えるほどの大きさです。

 

 

草木のかげに潜んでいてそこを通り過ぎる人や動物を今かいまかと待ち伏せし、通りががったらチャンス!

 

気づかれないようにサッとくっ付いて皮膚のやわらかいところまで移動。

 

 

ここだと決めたら長時間、血液を吸うため噛みつくので人は目で見て発見するまですぐには気づきません。

 

そして2〜3日後にやっと、噛みつかれてからマダニの唾液に含まれる抗ヒスタミン剤(虫刺されと同じ感じ)が、痒みや軽い痛みとして感じることがほとんど。

 

 

しぜんとマダニ自身から皮膚から離れていくは一週間以上たってからになります。

 

 

ですので、服を着替える時に気づくことがほとんどですが、

 

体毛に隠れてたり、背中など鏡がないと見えない場所では発見が遅れてしまうことも。

 

 

 

 

どんな感染症のリスクがあるのか?

マダニに噛まれたら、全ての人が感染症を引き起こすとは限りませんが、そのリスクはあります。

 

マダニによる感染症は主に、

 

  • ライム病
  • ダニ媒介性脳炎
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
  • 日本紅斑熱

 

では、それぞれどんな症状があるのか見ていきましょう。

 

 

ライム病

マダニに噛まれると赤いボコっとした発疹が広がっていきます。

 

この時カゼ熱を出した時と似た、だるさ・関節痛・頭痛・発熱や悪寒・筋肉痛が出てきます。

 

 

そのうち、これらの症状は治るどころかひどくなっていき、動悸やめまい、不整脈、脳や脊髄の炎症など色々な症状が悪化。

 

 

ほうっておくと死にもいたる感染症です。

 

 

治療が遅れると、皮膚や関節などに後遺症が残ってしまいます。

 

 

ダニ媒介性脳炎

これはマダニが持っているウイルスに感染するもので、1週間〜2週間の潜伏期間があります。

 

このダニ媒介性脳炎にも

 

  • 中央ヨーロッパ脳炎(致死率:1〜2%)
  • ロシア春夏脳炎(致死率:約20%!)

 

と二種類あり、

 

発症すると、これもカゼ熱のような症状が出てきますが、その症状を超えると更に痙攣や知覚異常がでたり、上半身の関節に異常が出てきたりします。

 

 

実はダニ媒介脳炎、感染した牛、山羊、羊の低温殺菌されていない牛乳からも感染してしまうもの。

 

病気が存在する地域で、低温殺菌されていない乳製品を口にするのは避けたほうが良いでしょう。

 

これも回復後に後遺症が残ってしまうことがある感染症です。

 

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

SFTSウイルスを持っているマダニに直接噛まれるか、

それとも、このようなマダニに噛まれて感染した動物の体液や血液からの経路で感染するかが原因です。

 

 

そう、これは感染者からうつる可能性があるものなのです。

 

 

これも潜伏期間があり、6日〜2週間ほど。

 

嘔吐や下痢などからはじまり、発熱やリンパ節の腫れ、多臓器不全、血小板及び白血球減少などの症状が出ます。

 

場合によっては致死率がとても高く

6〜30%とも言われています。

 

 

日本紅斑熱

リケッチアといういう菌をもったマダニに刺されることによって起こす感染症。

 

潜伏期間は2〜8日と言われていて、これも発熱や全身のだるさ、頭痛などカゼと間違いやすい症状です。

 

赤い発疹が手首や足首から始まり、全身に広がっていくのならこの感染症の可能性があります。

 

 

マダニに噛まれているのを発見したらどうするか?

もし、マダニが身体にくっ付いているのを見つけてしまったら、、、

 

絶対に手や指で払いのけてはいけません!!!!

 

 

できるだけ早く取り除いた方が良いのですが、

 

ここで焦ってしまい変に触ってしまうと逆に危険な場合が。

 

 

もし仮に、指でつまんで取れたとしても、

 

マダニの噛み口や頭はそのまま皮膚に残る場合があります。

 

 

ですので、薬局で売っている「マダニとり用ピンセット」で上手に取り除く必要があります。

 

これは普通のピンセットとは違い、マダニの噛み口から根こそぎ取り去ってくれるもの。

 

 

写真引用:https://www.mehilainen.fi/

 

ピンセットでマダニを取り除いた後は、消毒液で噛まれたところを優しく拭き取りましょう。

 

スマートフォンなどで噛まれた部分の写真を撮っておくと良いですね。

 

 

なぜなら、患部の赤みや発疹が5cmを超えるぐらいの大きさになれば医師の診察を受けた方が良いからです。

 

ですので、数日おきに患部を観察しておきましょう。

 

 

もし、マダニに噛まれてすぐ心配であればその日に病院で診てもらうのが一番安心。

 

 

虫除けは効かない!マダニの予防法・ペットも注意

どうやったらマダニの危険から回避できるのか。。。

 

残念ながらマダニに虫除けは効きませんので、

草むらなどの地域にいく場合は

 

長袖・長ズボン・長靴や手袋に帽子、、、、

 

とにかく身体の皮膚が露出しない服装で出かけることです。

 

夏の暑い日にそんな防寒着のようなことはかなり苦しいですが、

 

ショートソックスからハイソックスに靴下をかえるなど工夫をした方が良いでしょう。

 

 

家の中に帰ったら衣類は洗濯、そしてマダニが身体についていないかのチェックが必要です。

 

自然な場所へ長期間いく予定がある方はと予防注射を受けておいた方がもっと安心ですね。

 

 

そして犬・猫などもちろんペットにもマダニは噛みつきます。

 

ブラッシングをする前に手で毛をかき分けながらよく観察してあげましょう。

 

それからのブラッシングです。

 

 

 

 

フィンランドの夏には森に出かける人がたくさんいます。

 

 

ベリーを摘んだり、ハイキングやウォーキング、散歩など、

 

少し足を伸ばせば自然がいっぱいですが、そのぶん自然ならではの危険もあります。

 

 

フィンランドではマダニの予防注射、受ける人は子供から大人まで毎年結構多いんですよ。

 

 

情報・引用:Mehiläinen -Punkin purema

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