オーロラ観測に最適な場所、国、エリアはここ!

公開日:2017年12月27日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

 

 

 

美しくて幻想的な宇宙からのカーテン「オーロラ」は誰もが人生の中で一度は見ておきたいものです。

 

しかし、オーロラを見るにはいくつかの重要な条件が揃わないと見ることができません。

 

その条件はこの四つです。

「場所」「季節」「天気」「オーロラ活動の強さ」

 

この記事にてどのような国、地域がオーロラ観測に適しているかをご紹介いたします。

 

 

北の果ての国々がオーロラ観測に最適!

簡単に言ってしまえば、北の果ての国々が一番オーロラ観測に適しています。

  • フィンランド北部
  • ノルウェイ北部
  • スウェーデン北部
  • アイスランド
  • カナダ
  • アメリカのアラスカ

などの場所がいいですね。

 

では、それぞれの国を簡単にご紹介していきます。

 

 

フィンランド

フィンランドの北部各町ではオーロラの観測に適しているだけではなく、他の国やエリアに比べてあまり知られていないいくつかのメリットがありますよ!

 

最も大きな利点は「交通が比較的に便利」ということです。

 

日本から最も近いヨーロッパであるフィンランドは東京、名古屋、大阪からヘルシンキへ直行便で繋がっており、わずか9時間で日本からヘルシンキまで行けちゃいます。

 

ヘルシンキから北部の町までには飛行機(約1時間半)、電車(約12時間だが、安い)、バス(約12時間で大変だが、すごく安い)など様々な交通手段の選択肢があり、予算に合わせたアクセスプランを立てることができるのでが一番便利かもしれませんね。

 

もう一つのメリットは、「サンタさんに会える」ことです。

 

「サンタクローズの村」でサンタさんに会ったり、トナカイそりやハスキーそりに乗ったりすることができ、オーロラ観測できない昼間にも充実して過ごせそうですね。

 

ちなみに、フィンランド北部ラップランド最大の町ロヴァニエミの1月平均気温はマイナス8度です。北米よりはちょっと暖かいようです。

 

参考記事:フィンランドのお勧めオーロラ観光地

参考記事:【料理も是非】北欧フィンランド・ヘルシンキのお薦めレストラン:「フィンランド料理」のZetor

 

フィンランド国内長距離移動手段

電車:VR

  • 価格:高め。主要都市まではSaver Ticketキャンペーンがあり、取れればかなり安い。
  • 座席間隔が広めで非常に快適。Intercityの列車であれば無料Wifi付き。
  • ヘルシンキは中央駅もしくはPasila駅から出発します。
  • 予約サイト:vr.fi

バス:Onnibus

  • 価格:早く予約すれば安くなるシステムを持つ格安バス。
  • 主要都市間のみ運行。椅子間隔は狭い。無料Wifi付き。
  • ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
  • 予約サイト:Onnibus.com

バス:Matkahuolto

  • 価格:高め。たまに格安チケットもあります。主要都市以外に小さい町にも運行します。
  • ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
  • 予約サイト:Matkahuolto.fi

飛行機:Norwegian

  • 価格:安め。ヘルシンキーロヴァニエミは片道25ユーロから、ヘルシンキーイヴァロ(イナリ)は片道40ユーロから。
  • ノルウェー系の格安航空です。ノルウェー外でもヨーロッパ内でよく利用される航空会社の一つです。
  • 予約サイト:Norwegian.com

飛行機:Finnair

  • 価格:高め。たまに安いチケットもあります。フィンランド国内の運航都市が多いです。
  • 予約サイト:Finnair.com

 

 

カナダのホワイトホース、イエローナイフ

カナダ北部のホワイトホースやイエローナイフという二つの町もオーロラ観測に適し、有名な町です。この二つの町ともオーロラ観測観光業が盛んでおり、関連施設も揃っているため、オーロラ観測や他のアクティビティも十分に楽しむことができるでしょう。

 

ホワイトホースはカナダのユコン省最大の都市で人口約2万5千。左にアメリカのアラスカと隣接し、1月の平均気温はマイナス11度です。

 

イエローナイフはカナダノースウェースト領地の最大の町で人口約2万。町の主要産業は金とダイヤモンドの採掘ですが、観光業も一つ大きいな産業に発展しており、1月の平均気温はマイナス21度です。

 

ホワイトホースやイエローナイフまではバンクーバートランジットで最短14時間。

 

 

スウェーデンとノルウェー

スウェーデンの最北端はノールウェーやフィンランドよりも南なので、あまりオーロラ観測に適しないデメリットがあり、さらに最北端までの交通もあまり便利とは言えないので、あまりお薦めできません。

 

ノルウェーの北部の町「トロムソ」は飛行機でオスロに繋がっており、10万人ほどある町なので、相対的に便利です。しかも、大西洋に隣接しているため、冬でも比較的に気候が温暖で、それほど厳しい寒さに耐える必要がなさそうです。1月の平均気温はマイナス3度前後です。(サーモンもたくさん食べれるでしょう。笑)

 

しかし、ノルウェーの陸地に山や断崖(フィヨルド)が多く、電車やバスでのアクセスは困難です。沿岸フェリーもありますが、大変時間がかかります。そのため、飛行機しか使えないのがデメリットですね。また、トロムソまで日本から最短2回飛行機の乗り継ぎが必要という点も不便。

 

 

 

アイスランド

アイスランド全土がオーロラ観測に適しており、火と氷の国として名が高く、火山、温泉、氷河、間欠泉など是非見てほしいものがたくさんあり、お薦めです!

 

唯一の問題点は日本から遠いということですね。フィンランドからでも飛行機で約5時間かかり、日本からはヨーロッパ大陸の都市で一度乗り継いでして最短でも約20時間を要します。もちろん、時間だけではなく、旅行費用も膨らみそうですね。

 

アイスランド首都のレイキャヴィク1月の平均気温はゼロ度前後です。

 

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アメリカのアラスカ

オーロラ観測の穴場であるのはアメリカのアラスカです。

 

昔アメリカへの航空便はアラスカで一回着地して燃料補充が必要な時代にはアクセスしやすかったですが、現在だとアメリカ本土の都市から乗り継ぎが必要なため、かなり交通時間が長いです。

 

しかも、アラスカ最大の町アンカレッジは南に位置するため、オーロラの観測に不向きで、アンカレッジより北にあるフェアバンクスという町がオーロラ観測に向いています。

 

フェアバンクスは人口約3万の町で、冬平均気温はマイナス20ほどです。

 

最後に

いかがでしょうか。オーロラが見たい!と思った時に候補地の選定に役に立てれば嬉しいです!

 

筆者個人的にはフィンランドかカナダがお薦めですね。

 

オーロラの関連記事も下のリンクからたくさんあるので是非ご参考してみてくださいね!

 

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お薦めの北欧キッチンタオル

是非使う目的、場所に合わせて自分に合う一枚をお選びください。



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