泥んこバレー世界選手権 フィンランドの一風変わったお祭り(Swamp Volley World Championship)

公開日:2021年8月4日  更新日:2022年11月1日  関連分類:

 

フィンランドには変わったお祭りがいくつかもあります。

 

例えば、有名なのは「エアギター世界選手権大会」や「ベリー摘み世界選手権大会」などがあります。

 

エアギター世界選手権大会に日本人選手がよく参加したり、ベリー摘み世界選手権大会に日テレの番組「世界の果てまでいってQ」の宮川大輔が参戦したり。

 

 

今回はフィンランドンの「泥んこバレー世界選手権大会」お祭りをご紹介します。

 

昔にも紹介させて頂いた「泥んこサッカー世界選手権」にちょっと似たような「泥大好きな」大会です。

 

 

 

 

日々を、そして夏を、存分に楽しむ泥んこバレー大会

冬が長く、夏が短く、森と湖しかないフィンランドでは、いかに短い夏を、そして身の回りにある大自然を楽しむかが大事です。

 

そのために、様々な変わったお祭りがフィンランドの土地で生まれたのです。

 

 

その中の一つは「泥んこバレー世界選手権大会」です。

※フィンランド語は「Suolentis」

 

その競技のやり方は想像の通りで、泥地でバレーボールをやることです。笑

 

 

一応ちゃんとした競技ルールもあります。

 

  • コートサイズは7×15メートル
  • ネットの高さは通常ビーチバレーより10センチ低い
  • スパイクや攻撃はできない
  • コート上に各チームの選手は4人ずつ

 

 

泥の深さはほぼ膝までなので、ジャンプはもちろんできないし、走ることや素早い動きは至難の業。

そのため、一人の届く範囲は大体1歩踏み出せる程度の距離になります。

 

 

「競争」というのはあくまでも大会の一つの要素に過ぎません。

いかにこの大会や競技に通じて楽しむかが一番重要です。

 

 

なので、コスプレをしたり、面白い服装や飾りにしたりしてやる人が多いです。

もはや全身泥まみれにすることが目的でしょうね。

 

 

そのような気持ちで臨むべき大会です!笑

 

 

 

 

大会は最初に2003年に遊びのような形で始まり、今となってもうほぼ20年もの歴史を持ちます。

昨年は未開催でしたが、2021年の今年は開催され、120チームも参加し、約千人もの人々で賑わっていたとか。

 

 

 

 

しかも、泥んこバレーだけではなく、ミュージックステージ、サウナ、売店も併設されるため、大会というより、地元の祭りのように楽しめるでしょう。

 

 

開催地はフィンランド地方都市ミッケリの北にある「Haukivuori」という村です。

ヘルシンキから約240キロの距離で、車で約3時間の道のりです。

 

 

ちなみに、2023年は7月28日、29日開催予定で、こちらから応募可能です。

参加料金は1チーム200ユーロです。

 

 

公式サイト:Swamp Volley Suolentis

写真は公式サイトから引用。

 

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