ベリー摘み世界選手権大会 フィンランドの一風変わったお祭り (Berry World Championships)

公開日:2018年2月1日  更新日: 2019年12月04日 関連分類:

北欧のフィンランドでは毎年様々なお祭りが開催されていますが、その中で一風変わったお祭りもたくさんあります。

 

その中で一つ有名なのは「ベリー摘み世界選手権」というイベントです。

 

日本の番組に登場!

このイベントが初めて日本の人々の目に触れたのは恐らく今から7年ほど前の2012年に日本テレビの『世界の果てまでイッテQ』という番組で放送されたのがきっかけでしょう。

 

よかったら祭り男、宮川大輔の勇姿をご覧ください!

 

 

 

フィンランド観光局にも紹介された!

実に「ベリー摘み世界選手権」は国からも押されています!

 

フィンランド観光局のサイトに掲げられ、下記のように記載されています。

ベリー摘みなんか選手権にならないんじゃいかって思ってませんか?そんなことはありません。ベリー摘みも競技になるんです。これまでの大会記録は、1時間でリンゴンベリー(コケモモ)をなんと27.98㎏!賞金も出るのに、参加費用は無料。こんな話を聞いたら、会場の東フィンランドはスオムスサルミ(Suomussalmi)に行くしかないですね。

 

 

 

大会概要

大会実施概要はですが、2019年は9月14日(土)に第22回の大会が開催されます。

 

大会はチーム戦と個人戦の2部に構成され、チーム戦は年齢別と道具使用の有無で4部に分かれ、個人戦は性別で2部に分かれて行われました。チーム戦は3人1チームです。

 

1時間でどれほどベリーを摘めるかで競う大会です。道具を使用してもいいですが、機械を使用してはいけないようです。

 

100名以上が参加し、参加者の6割ほどは地元の方々で、外国人の多くはウクライナー籍で、それ以外の外国人がほとんどいませんでした。

 

さすがフィンランド北東部という位置的に非常に遠い場所というのもあり、他国からの参加は交通が大変ですからね。

 

2018年は開催地のスオムッサルミと、ウクライナのチームが優勝したそうです。また1時間の競争で、合計37キロ以上のリンゴンベリーが収穫されたそうです。

 

出典:Ylä-Kainuu

会場の位置

会場の最寄り町は「スオムッサルミ」(Suomussalmi)という人口わずか9千人の小さな町でフィンランドの北東部に位置します。

 

フィンランド中北部の大きいな町オウルから東に200キロにあり、ロシアとの国境までは40キロのみで近いです。ヘルシンキからは650キロです(驚)

 

フィンランドの中でもなかなか人がいかない場所ですね。

 

 

極地フレーバー協会

ベリー摘み選手権の主催者は「極地フレーバー協会」(Arctic Flavours Association)で、極地フレーバー協会は1993年に設立され、木材以外の森林製品の普及や促進活動を中心に行う組織です。

 

森林製品の中で特にベリー、キノコとハーブを中心に推進しています。

 

「健康促進」「環境配慮」「極地」「自然」と「安全」を中心価値としている組織です。

 

出典:Agronomiliitto

まとめ

いかがでしょうか。

 

一回参加してみたいですよね。

 

でも参加する前にたくさん練習しないといけないでしょう。道具の使い方や手摘みの技とかありそうですね。

 

チャンスがあれば一回行きたいです!

 

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