写真引用:https://www.is.fi/
ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソン。
彼女の古い写真をご覧になったことがある方は、
夏に島でのんびりと過ごしている姿を見たことがあるでしょう。
そんな彼女が常連として通っていたぺリング島(Pellinki)にあるカフェが今もフィンランドにはあります。
フィンランドの観光シーズンである夏。
気候も天気も良い日にはちょっと足を伸ばして素敵な島まで行ってみてもいいですね。
カフェだけでなく、
島で宿泊できたり、ポルボーの街を経由したりもできる、
実は観光にはもってこいのコースなんですよ。
島の人たちだけが知っているトーベ・ヤンソン
トーベ・ヤンソンはこのぺリング島周辺にある島々の一つにコテージがありました。
毎年夏になるとここへやってきた彼女、
そのコテージを博物館を運営しているぺリングのクラブに遺贈したそうです。
今では立派な博物館としてありますが、当時まだ彼女のコテージだった頃、
1960年代に子供向けのデッサンスクールをそこで開催していたことがあったようで、
昔からぺリング島に住む50〜60歳の地元住民の全員が
トーベ・ヤンソンのムーミンデッサンを持っているんですって!
このぺリング島に住む人々は約200人ほど。
住人の人たちはトーベ・ヤンソンのことをよく知っています。
海も荒れるような天候がとても悪かったある日、地元の漁師が救助として彼女にボートを出したことも。
更にはムーミン屋敷のモデルがぺリング島にある灯台が元になっているということも。
ベニタスカフェ(BenitasCafé)・アクセス方法
写真引用:https://www.is.fi/
住所:Sandholmsvägen162、07370 Pellinge
営業時間:6月〜8月15日まで
月〜木曜:10ー20・金曜:10ー20・土曜:9ー22・日曜:11ー18
ホームページ:https://benitascafe.fi/en/front-page/
Facebook:https://www.facebook.com/benitascafe/
ヘルシンキから80kmほど離れているので少し遠出になりますが、バスで行くことができます。
アクセス方法:
ヘルシンキから80kmほど離れているので少し遠出になりますが、バスで行くことができます。
ヘルシンキ中央駅からすぐのカンッピ(Kamppi)というショッピングモール地下からバスが出ています。
行き先はPellinki(Sturjan)というバス。
平日は通常、カンッピ(Kamppi)からペッリンキ(Pellinki)行きと逆のシフトが1つだけあります。
土曜日は運行していないので注意が必要。
時刻表とバス停などの情報はMatkahuoltoのウェブサイトから確認ができます。
(FormをKamppi、ToをPellinkiで検索してみてくださいね)
例として、
夏には、金曜日の夜にKamppiから863番のPellinki行きのバスに乗り、
日曜日にまたバスで帰ってくるという1泊2日の旅も良いでしょう。
途中で赤い倉庫群の景色で有名な観光地であるポルボー(Porvoo)も経由していきますので、
プランに練り込んでも良いですね。
トーベ・ヤンソンの地を巡ろうと遥々来られる人はいるそうで、
地元の人ももちろんですが、カフェだけでなく島でのんびりされる人も多い素敵な場所。
ベニタスカフェのおすすめメニュー&その他のサービス
写真引用:https://www.is.fi/ (メニューの一つ、群島プレート)
このベニスタカフェは30年以上前から営業を開始、
最初はフードキオスクとして営業を開始しましたが、やがてカフェに拡大しました。
このカフェの名物は、フィッシュバーガーとベーコンバーガー。
これが一番人気です。
特にフィッシュバーガーは地元の漁師が釣った魚を使っているのでより地元感を味わえることでしょう。
その他、群島プレートと言われるメニューや
毎週土曜日には伝統メニューの一つであるサーモンスープが提供されます。
その他、カフェだけでなく、
バーベキュー小屋もあるゲストハーバーがあり、
必要な木炭燃料なども販売されています。
レンタルサウナはもちろん、
島ならではのビーチやボートも貸し出しています。
ミニゴルフでも遊ぶことができ、
ランドリールーム、無線LAN、レンタルサイクルなどもあるので
長く滞在しながら色々と楽しむことができます。
フィンランドの夏をもっと素敵にトーベ・ヤンソンのゆかりの地を踏んでみてはいかがでしょうか?
素敵な島、人、景色、カフェが詰まっている場所です。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)