フィンランドでの自殺と自殺率 5分でわかるフィンランド

公開日:2019年6月19日  関連分類:  

 

今日はフィンランドのなかなか知られない一面:「自殺と自殺率」からフィンランドを知りたいと思います。

 

 

ご存知の通り、フィンランドは北欧高福祉国家の一つであり、2018年には国連の世界幸福レポートでランキング一位を輝かせている国です。

 

生活が保障され、不安が少なく、幸福度が高いフィンランドでも人は自殺するだろうか?と素朴に疑問に思う方も多いでしょう。

 

しかし、残念ながらフィンランドは他の先進国と同じように多くの人々はメンタルの問題に悩まされており、それで命を絶つ人も少なくありません。

 

 

とはいえ、直近10年は自殺率が年々下がり、状況は継続的に改善されています!

 

 

 

 

自殺率15.0のフィンランドと16.8の日本

自殺率を厳密に説明すると「自殺死亡率」を指し、人口10万人に対し、自殺した人数で表しています。

 

 

2017年日本の自殺率は16.8であり、フィンランドは15.0です。

どちらの国でも世界でトップ30位に入る高い自殺率です。

 

 

日本の高い自殺率には様々な理由がありますが、フィンランドはどうでしょうか?

 

 

フィンランドで自殺の理由に関する統計が行われていないため、具体的な理由は知りえないですが、いくつかの仮説が存在しています。

 

 

 

 

一つは気候が厳しくて日照時間が短い冬が自殺を引き起こす理由ではないかと言われています。

しかし、この説はすでにデータによって否定されています。

 

意外にもフィンランドで起きた自殺は季節に関係なく、どの月にも比較的に平均的に起きています。

しかも、自殺数が若干高めの時期が5月から7月中旬という期間で冬ではないです。

 

 

もう一つの仮説は「不況」です。

 

 

フィンランドの歴史的に自殺率のピークは1990年前後です。

 

しかし、1990年代に起きた大不況はすでに1990年を過ぎてからの話で、大不況が起きた時やその後はすでに自殺率が下がり続けているのです。

 

そのため、フィンランドの自殺率が経済不況との関係も直接大きく関係するとは言えません。

 

 

最も関係する理由は「濫用」と「中毒」です。

 

 

アルコール中毒や薬物濫用が自殺者の半分くらいを占めていると言われています。

 

確か生活の中でもアルコール依存症の方をよく目にしますので、アルコール依存症の予防が一つ大きいな課題となりますね。

 

 

 

 

継続的に低下するフィンランドの自殺率

フィンランドの自殺率は1990年をピークに徐々に低下しています。

 

ピークの1990年に、フィンランド国内に自殺者が約1500名でしたが、2017年には824名まで下がりました。

近年はピーク時の約半分程になりましたね。

 

 

自殺率の改善に関する理由は同じく明確なデータがないですが、一般的に医療システムの改善が鍵を握っているのではないかと思われています。

 

特に1980年代後期から自殺に対する意識の普及活動、メンタルヘルスをより重視するなどのことによって改善されてきたそうです。

 

また、うつ病に使用する薬がどんどん進化し、副作用も少なくなってきたことでうつ病に対する治療がより有効になったのも一因です。

 

 

フィンランド政府は自殺率のさらなる低減を図り、2019~2030年の12年間で実施する自殺防止対策を策定しました。

 

 

 

 

自殺を防止する有効な方法はすでに知られています。

早期にカウンセリングサービスの利用、ヘルスケアシステムの向上とヘルスケアシステムへのアクセスの改善がポイントです。

 

この期間中にいかに確実に対策を実行し、効果を検証するのが大事ですね。

 

ちなみに、フィンランド自殺者のうち、4分の3は男性です。

 

 

参考:Eurostat: Falling suicide rate in Finland nears European average

参考:Finland sees more suicides than EU average

参考:Findicator Suicides

 

 

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