サウナ未経験の方にとってなかなか難しいですが、サウナの温度って何度くらいなのか、サウナに入るときは何分くらいサウナの中にいるべきか、わからないですよね。
一言サウナと言っても様々な種類があります。
なので、温度や形式もバラバラです。
サウナの本場フィンランドでは一般的にサウナ室内の温度が80~100度くらいです。
入浴の時間も一回3~20分と個人の感覚によってかなり違います。
初めてサウナに入る人はかなり熱く感じるかもしれませんが、何回も行くと体がだんだん慣れていきます。そしてだんだんと100度越えでないと物足りなくなってきます。笑
また、サウナ入浴の時間も個人の好みでいいですので、数分間も20分間も問題ありません。
重要なのは辛い我慢のない程度でリラックスして楽しめる程度に調整することですね。
一般的にサウナの温度は80~100度
サウナには様々な種類があるため、サウナの温度もバラバラで範囲が広いです。
温度の低いサウナは60度程度ですが、高温のサウナは120度に達することもあります。
サウナの本場であるフィンランドのサウナは一般的に80~100度前後です。
湿度は10~20%で、基本的に乾式サウナです。
電気加熱式のサウナでしたら温度のコントロールがかなり精密にできますが、木材加熱式サウナやスモークサウナの温度コントロールが難しいので、偶に100度を超えて110度になったり、120度になったりします。
サウナ室には一般的に座るベンチには高い段と低い段があります。
一番高い段の温度が一番高いので、熱すぎると感じたら下の段に移動したり、熱さが足りないと思ったら上の段に上がったりすることで自分の感じる温度を調節することができます。
また、サウナ室のベンチに座っている時、頭の部分が一番熱く感じ、足は一番熱くないです。
なので、頭を少し下げるなど頭頂部の高熱を避けることも可能です。
更に、熱さが足りないと思ったら、フィンランドのサウナでは良くストーブの石に水をかけて蒸気(ロウリュ)を作ります。
その蒸気から熱風を感じてサウナを楽しむことがフィンランドサウナの醍醐味です。
もちろん、サウナ室の温度が既に高い場合はあまり水をかけないようにし、サウナ室の温度が低い時に水を多めにかけたりして温度を調整します。
筆者が最初にスモークサウナに行った時に100度でとても熱く感じていました(壁に温度計がありました)。
髪は燃えたように熱くて触ることもできず、耳も痛く感じるほど熱かったです。。
しかし、何回も行っているうちに徐々にその熱さに慣れ、100度は何ともない温度になり、110度でも普通にリラックスして楽しむことができるようになり、120度でもいられるようになりました。
もちろん、サウナは無理しないことが一番大事です!
高熱のサウナに対応するフィンランドのサウナアイテム
フィンランドのサウナでは高熱にいくつかのアイテムを使って対応しています。
一つ目はサウナハットです。
ウール製の帽子です。
サウナ室の中でこの帽子を頭にかぶることで頭頂部を高熱から守ることができます。
二つ目はサウナマットです。
サウナ室のベンチに座る際にベンチに敷いてその上に座ります。
サウナのベンチが高熱によって熱々になっていることもよくあるので、サウナマットを使ってより気持ちよく座ることができます。
場所によって再利用できる木材の板が用意されたり、使い捨てのナプキン式サウナシートが提供されたりしています。
三つ目はスリッパです。
サウナ室の地面が熱くて足でさえ置くのが難しい時もあります。
その時足元を高熱から守るのがスリッパです。
ゴム製のサンダルもよく使われています。
サウナの入浴時間は1回5~15分が目安
フィンランドでサウナに入るのは一回の入室で終わることがとてもまれで、基本的に下記のような流れでやります。
「着替え」→「シャワー」→「サウナ5~15分」→「冷却休憩、時間自由」→「サウナと冷却休憩の繰り返し」→「シャワー」→「着替え」→「終了」
サウナの入浴時間について、一言でいうと、個人の好みによってバラバラです。
決まったルールもないので、数分か数時間まで自由です。
サウナ室に入る時間を言うと、数分から20分くらいが一般的です。
筆者は基本的にサウナ室の入室は一回10分程度です。
サウナ室の外で休むのが大体10分程度ですね。
一回サウナに行くと4~5回サウナ室に入浴し、着替えの時間を含めると一回のサウナで合計して1時間半~2時間くらい時間を使います。
サウナに入った後に室外で休み、そのすっきり感を楽しみながら何も考えずに座る時間が一番好きです。
もちろん、サウナ未経験者でしたら、一回目のサウナ入浴は3分か5分程度でいいでしょう。
辛く感じなくなってきたら徐々に入室の時間を伸ばしていくといいでしょう。
サウナ入浴の注意事項
サウナで最も重要なのは「無理しない」ことです。
とても熱く感じたらサウナ室内のベンチの段を下に下げたり、サウナ入室の時間を短めにしたりするなど体感温度を調節し、無理せずにできるだけリラックスできるようにすることです。
水分補給はしっかり!
サウナに入ると汗を流すことで短時間に体の水分が大量に流失します。
そのため、こまめに水分補給がとても大事です。
水が足りないと脱水状態に陥りやすいのでご注意ください!
飲み物も普通にお水がいいです。
妊婦や心血管疾患のある方は事前に医師に確認を!
一般的に妊娠した方や心血管の持病が安定している方でもサウナに入ることに問題ありませんが、念のため医師に確認しておきましょう!
また、歯を抜いた3日以内の人や皮膚に大きいな傷がある方はサウナをやめておきましょう!
感染の可能性があるからです。
胃腸炎、風邪など体調不良な方も無理せず休みましょうね!
寒中水泳は無理せず!
また、フィンランドでサウナに入ると多くのフィンランド人は湖や海に飛び込みます。
しかし、これも無理しないほうがいいです。
寒中水泳では水に入る瞬間に血圧が瞬時に高く上がり、心臓に負担がかかるので、危険性がゼロとは言えません。
体が寒さに徐々に慣れていくのがベストです。
特に高齢者や心血管の持病がある方は要注意ですよ!
アルコールは控えめに!
更に、フィンランド人はプライベートのサウナでよくサウナに入りながらもしくは休憩時にお酒を飲みます。
お酒の種類もビール、ロングドリンクからウィスキーやウォッカと様々です。
しかし、お酒は体の負担になりますので、医学的にサウナに入りながらお酒を飲むのが良くないことです。
健康で若い方でしたらリスクが低いかもしれませんが、高齢者や心血管の持病がある方はやめたほうがいいですね。
水着は事前確認!失礼のないように!
また、フィンランドの公衆サウナや混浴サウナであれば、一般的に水着を着て入ります。
プライベートのサウナは事前に所有者や管理者に確認しておきましょう!
そして、サウナはフィンランドである程度神聖的な場所です。
いたずらや失礼なことがないようにご注意くださいね。
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是非使う目的、場所に合わせて自分に合う一枚をお選びください。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)