使うと分かる。リネンのキッチンタオルが手放せない理由

公開日:2017年3月7日  更新日:2019年11月29日  関連分類:

北欧をはじめヨーロッパのキッチンタオルには、素材にリネンを使ったものが多くあります。

 

【写真(当店製品):キッチン雑貨 キッチンタオル

 

リネンのキッチンタオルは一度使うと手放せなくなる人が多いと聞くので、今回はその真実に迫ってみたく、リネンのメリットと共に、愛用者の声、実際に私が使った感想をまとめてみました。

 

リネンのメリットは?!

 

リネンの和名は亜麻。麻のひとつで、日本でも夏のシャツやジャケットなどでお馴染みの繊維です。

 

 

一般的に、リネンのメリットとして以下があげられます。

  • 通気性が良く、細菌が発生し辛い
  • 吸湿性、発散性に優れている
  • 綿と比較し倍の強度がある(さらに水に濡れると60%も強度が増す)

 

このメリットを知ると、夏の衣服に使用されるのも納得できます。と同時に、キッチンタオルに適した素材であることが分かりますよね!

 

著名人も愛用しています

元アナウンサーでフランス・パリ在住の中村江里子さんが、ブログでリネンのキッチンタオルを愛用していることを話題にしていました。

 

 

100%リネンやコットン&リネンの布巾を勧め、10年ほど使った布巾の公開もしています。10年ですよ、10年!本当に長持ちするのが分かりますよね。

参考:中村江里子さんのブログ(2017/2/1)

 

中村さんが認めるリネンの良さはこの3つ。

  • 使い込むほどに柔らかくなる
  • 乾きが速い
  • グラスがきれいに拭ける

 

過去にもリネンの布巾に触れていて、グラスなどを拭く時に繊維が付着せず簡単に磨けると絶賛しています。この時も、「麻は乾きも早いので…お勧めです!!」とのコメントがありました。

 

参考:中村江里子さんのブログ(2013/1/16)

 

中村さんがリネンのキッチンタオルを、本当にお気に入りなのが伝わってきます。ちなみに、中村さんのブログは、ヨーロッパの生活の知恵などを知ることが出来て楽しいですよ。

 

実際に使ってみました!

私はキートスショップの商品ページなどを担当しています。実際に製品を使用してみました。

 

これはフィンランドブランド「デコランド」のキッチンタオル(商品名:Ohto)です。

 

素材はリネン50%、コットン50%。最初、リネンは肌ざわりがゴワッとしているので気になる方もいるかもしれません。

使い込むとしなやかになるようですね。

 

この商品のように、リネンとコットンを合わせたものも多く出回っています。

コットンが含まれていると多少のしなやかさがあり、馴染みやすいでしょう。

生地の目はやや大きめですが、もろさは全くありません。左右、上下、斜めとあらゆる方向に引っ張っても、しっかりしています。

 

 

濡れたお皿を拭いてみると、たしかに吸湿性が良く、面白いように水気を拭き取れます

しかも、この商品は約50×70cmとサイズが大きいのもポイント。

 

チマチマせず、ダイナミックに拭けるのも有り難く感じました。

実はいちばん感動したのは、水洗い後に絞るときの感触。

 

 

ギュッと絞れて、発散性の良さを自分の手で実感しました。

 

リネンならではの程よい固さと、大盤による程よい厚みも手伝い、非常に絞りやすかったです。

機能性の高さを考えると、これは手放せなくなる予感がしますね。

 

これから日々使い続けて、どのような心境になるかは改めて報告します。

中村江里子さんのように、10年使い続けてみたいです!

 

【参考】

 

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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。


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