※キッチンタオル :ノルディッククリスマス / More Joy / フィンランド 北欧
リネン製のキッチンタオルはオシャレで使える!って、そんな記事をいくつかまとめサイトで見かけたり、ブログで紹介されてるのをちらっと見たり。
なんとなく見聞きはするけれど、実際のところ、どうなんだろう……?
「実際にキッチンタオルを使ってみたい!」そんな思いのもとで色々と調べてみたら、いろいろな使い方があることを知りました。
今回は、キッチンタオルのことなんてほとんど知らなかった主婦が、その使い方を調べたり、実際に使ってみたりしながらあれこれと試してみたキッチンタオル変遷を、お話したいと思います。
あくまで個人的な観点でのお話ですので、その点をご了承いただいたうえでご覧ください!
キッチンタオルとの出会い
私はkiitos shopでコラムのお仕事をさせていただいている、主婦です。
お仕事をさせていただくにあたって、kiitos shopで取り扱われている商品についても色々と見たり、調べたりしていく中で、キッチンタオルの存在を知りました。
「オシャレで気になるなぁ」
「どうやって使うんだろう」
「かなりのズボラ主婦でも使いこなせるのかな……」
なんて、いろんな思いを抱いていたある日のこと、「キッチン雑貨をいくつか実際に使ってみませんか」とお話をいただき、「ぜひ!」とお答えしたのが始まりなのです。
キッチンタオルをはじめて手にした時の印象は、ちょっと堅めの、大きな布。
正直なところ、はじめて触れてみた時は、「これをふきんとして使うの?」とちょっと不安を感じたのです。
ふきんにしてはちょっと堅くて、ごわっとしてたから。
キッチンタオルといえば、やっぱり食器拭き?
キッチンタオルは、リネン(亜麻)と綿からできています。このリネンが「ごわっ」の原因で、調べてみたところ、使い始めのリネンは堅いものなんですって。
糊付けされていたキッチンタオルをとりあえず一度洗って水通しして、「ものは試しだ!」と使ってみたのですが……うーん、やっぱりちょっとごわつきが気になる。
しばらく使い続ければやわらかく、しなやかになる、という知識を得ることはできましたが、忍耐力のない私は、この時点で少し気後れしてしまいました。
同時期に試し使いしていたディッシュタオルの使い勝手がよすぎて、「こっちの方が好き!」という気持ちに嘘はつけなかったのです。
でもでも、せっかくオシャレなキッチンタオル。これをどうにか使ってみたい。
食器拭きとしては私に向いていなかったけれど、他に使い道はないだろうか。
ここから、私とキッチンタオルの試行錯誤が始まったのです。
※キッチンタオル:青い車たち (青) / Kierti / フィンランド 北欧
どうしても、キッチンタオルを使ってみたい!
そうです。どうしても、キッチンタオルを使ってみたかったんです。
とってもオシャレだし、引き出しの中で眠らせておくなんてもったいなくて。
それに、キッチンタオルを愛用している方のブログなどを読んでみると、「もうこれ以外は使えません!」と書いている方が多いことを知りました。
「そんなに……?」と半信半疑になりつつ、キッチンタオルの魅力を私も知りたい!という気になったのです。
とはいえ、私には食器拭きとしての使い方が向いていなかったので、ほかに、何か私に向いている使い方は、と食器拭き以外の使い方を調べてみました。
※キッチンタオル:雪森とキツネ (水色) / Kierti / フィンランド 北欧
テーブルふきんとして使う
まず試してみたのはテーブルふきんとして使う方法です。
使い方は簡単で、普段使い慣れているテーブルふきんと同様に、濡らしてからしぼって使うだけです。
大判サイズのキッチンタオルは面を変えながら使うことができるため、汚れたテーブルや調理台を拭くときに便利でした。
自他共に認めるおっちょこちょいな私は、お茶を食卓にバッシャー!と豪快にこぼしてしまったりなんかもやらかしたのですが、大判サイズ+吸水力のあるキッチンタオルに助けられ、大惨事にはならずに済みました。
ありがとう!キッチンタオル!笑
なーんて冗談はさておき、せっかくオシャレなキッチンタオルなので、汚れたテーブルを拭いたりしたらシミになってしまうのでは……とすこし心配もしていたのですが、それもただの杞憂で終わりましたよ!
もちろん、使用後はすぐに洗うことが大事だと思いますが、洗えば大体スッキリと落ちました。
結論、「テーブルふきんとして使うのは私に結構向いているかも!」
気になった部分はというと、大判サイズだからこそいちいち洗わずに面を変えながらあちこち拭けるのが強みではあるのですが、シンクに汚れものがある状態だけどふきんを洗いたい!という場面がよくあって。
シミになってデザイン性が損なわれるのを避けたいからこそ、汚れた個所を念入りにつまみ洗いしよう、なんてこともよくあるのですが、そうなると大判サイズの布がなかなか洗いにくい……となることも。
洗おうと思って広げているのに、汚れものに触れてまた汚れて……なんてことが何度か起こって、ムキー!となってしまうこともありました。
(「使ったものはすぐに洗って、シンクは常にキレイにしておけばいいのでは?」と思われる方はもちろんいらっしゃるでしょうし、ごもっともです。が、料理が決して上手でない私は、そう心がけていても、お恥ずかしながら途中で汚してしまったりすることも多々ありまして……。)
でも、逆に言えば気になるのはそれくらいだったので、シンクに汚れものがあるときはざっくり洗うだけにするとか、やり方を変えていけば問題はありませんでした。
それから、キッチンタオルをテーブルふきんとして使ってよかったのは、乾きやすい素材であるからこそ、洗って干しておいたときに生乾き臭が残らなかったことです。
食事をとる前、テーブルの上をきれいにするために拭いたはずなのに、「あれ、なんかくさい……」となってしまうのって、かなりテンション下がりますよね。
しかも一回くさいふきんで拭いてしまうと、スッキリきれいににおいをとるのって結構手間だったりするので、できる限り避けたい!
だからこそ、カラッとさっぱり乾いてくれるのは、とっても嬉しいポイントでした。
なお、狭い場所に干したり、折りたたんだ状態で干したりしてしまった場合は、生乾きになってしまうこともあるかもしれないので、この点においては絶対とは言い切れません。
あくまでご参考までに。
(なお、しっかりと広げて干していた我が家では「生臭いな……」と気になったことは一度もありませんでした。)
※キッチンタオル :ホリソントブルー / More Joy / フィンランド 北欧
大判だから、鍋つかみにも
大判サイズで、かつしっかりした素材でできているキッチンタオルは、折りたためば鍋つかみにも使えました。
我が家の鍋つかみ、ひとつしかなくて。卓上鍋など大きなお鍋を両手で持ちたいときは、テーブルにおいていたキッチンタオルをサッとつかんで折りたたみ、疑似鍋つかみとして使うことができました。
折りたためば厚みもでますし、しなやかになる前のリネンのごわっと感が、かえって熱いものを掴むときの安心感につながりました。
調理後、テーブルに運ぶくらいの時間でしたら焦げてしまうようなこともありませんでしたが、鍋敷きなどにするのはおすすめできません。
せっかくデザイン性の高いキッチンタオルが焦げてしまったら悲しいですしね。
鍋つかみとしての使い方はあくまでメインではありませんので、どんな場面で傷みが起きてしまうかはわかりません。
気を付けても、うっかり焦がしてしまうこともあるかもしれませんから。
ただ、我が家の場合ふきんとして使っている時は大体テーブルの上に置いておくので、サッとつかんで使えるのはとても便利でした。
手拭きタオルとして使う
キッチンタオルの使い方を調べていくうえで、「手拭きタオル」としての使い道を見つけた時は、目からうろこというか、少し意外に感じました。
手拭き用として使うにはやっぱり薄いんじゃないかなぁと思って。
でも、物は試しです。
タオルラックにかけて、さっそく使ってみました。
手拭き用としては、一般的なタオル地の製品を主に使っていたので、やっぱり少しごわっと感は気になりましたが、大判サイズが手拭きタオルとして使う上ではメリットでしかないし、しっとりと濡れてきてしまったら洗濯機にポイっと投げ入れるだけでいいので、お手入れも楽々。
結論、「これは結構いいのでは……?!」
顔を拭いたりするわけではないから布の多少の硬さは気にならないし、吸水力も申し分ない。
さらにお手入れも楽なので、個人的にはしっくりくる使い方の一つでした。
ラックにかけておくことで、見た目を楽しむという意味でもよかったです。
手拭きタオルとして使う場合、調理中や食事後の片づけ時など頻繁に使うので、その分目に入り、ちょぴっと気分を上げるお手伝いをしてくれているような気がしました。
「手拭き用とはいえ、タオルはふわっとしていてほしい!」なんてこだわりがあったりしなければ、手拭きタオルとしても一度使ってみてくださいね♪
まとめ
「実用的に考える」をテーマに考えてみたキッチンタオルの使い方、いかがでしたか?
あくまで私個人のキッチンタオル変遷ですので主観たっぷりな内容でしたが、ご購入にあたって少しでも参考になっていれば幸いです。
さて、今回はオシャレで便利なキッチンタオルを日常の中で楽しんで使うために、いろいろなことを考えながら試して、を繰り返してみました。
特に今回は実用的に、キッチンタオルの機能を考えながら使用してみましたが、せっかくオシャレなデザインですから、ひたすら「利用する」だけではもったいない!……というわけで、そのデザイン性をたっぷり活かした使い方も試してみましたよ!
次回は「デザイン性を楽しむ」をテーマにいろいろと試した結果をお話していきますので、もしよければまたご覧になってみてくださいね♪
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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)