筆者は自然が好きです。
日本に住んでいた頃にも自然は好きでした。
しかし、東京に住んでいたので、自然まではあまりにも遠く、自然の中にいることのハードルはあまりにも高すぎました。
フィンランドに移住してから自然は身近なものになり、むしろ「自然の中に住んでいる」とまで言えるほどです。
更に、キートスショップでツアーガイドの仕事を始めてからさらに自然に溶け込むようになりました。
なぜなら、自然の中で生活するだけではなく、「自然の中で働く」「自然があるおかげて生きていける」ことまでなりました。
去年2019年の夏は「毎日」と言えるほど森に行き、大自然の中で毎日6~7時間過ごしていたのです。
なぜかわからないが、大自然に行けば行くほど自然が好きになりましたね。
そんな筆者が聞いたことあるが、実行したことがまだないのは「ラッパランドでの長距離ハイキング」です。
世界が違い、自然が違うラップランド
ラップランドはフィンランド北部地方の通称であり、フィンランドの北極圏内エリア辺りを指しています。
フィンランド全土は基本的にすべて森に覆われていますが、ラップランドまで来ると寒さや高さによって森林境界線に出会ったりします。
そのため、深い森が薄い森になったり、薄い森が草原になったりして風景がフィンランド他のエリアとかなり異なります。
更に、フィンランド全土はおおむね平坦で、唯一山のあるエリアはラップランドです。
最北端のノールウェー国境辺りに山があり、他の部分には多くの高原エリアがあります。
この高低差のある地形もラップランドの特徴の一つですね。
夢に見るラップランド長距離ハイキング
筆者はフィンランド南部の森をよくハイキングしていました。
そのため、地形が、環境が、風景が違うラップランドの夏とラップランドでのハイキングを体験したかったです。
すでに経験のある友人の話によると、長距離で荷物が多くて大変だそうだが、いずれ自分で体験してみたいと思っていました。
去年はツアーガイドで遠い旅には行けなかったが、今年はこの状況なので、ちょうどラップランドでのハイキングを実現する可能性がぐっと上がってきました。
早速ルートを調査し、一緒に行ける友人を探し始めました。
55キロでラップランド北部を縦走するHetta-Pallasルート
ネットで探してみると様々なルート情報が出てきて、その中でまずメジャーなルートを選びました。
「Hetta-Pallaルート」です。
このルートはラップランド北部を南北方向で縦走するルートで、途中には多くの高原、谷間、森を通って行き、ラップランドの景色を代表するルートでもあります。
このルートでハイキングすることに当たり、計画は主に3つの部分に分かれて準備していました。
- ヘルシンキからin-outの交通
- 55キロの配分と宿泊小屋の予定
- 食料と荷物の計画
この三つをうまく想定し、準備や予約を進めておけば、おおむね問題ないでしょう。(基礎体力と筋力は各自で!)
ヘルシンキからハイキングルートまでの交通について
Hetta-Pallaルートを北側のHettaを起点にし、南側のPallasを終点にするのが主流ですが、逆でも問題ありません。
HettaもPallas(Pallastunturi)もバスが通っていますが、本数が少ない(1日1本程度)ので、事前の調査・予約が必要です。
Hettaまではラップランドの都会Rovaniemiから直行バスが出ています。
また、Pallasには近隣の町Muonio、Kittilä、Kolariなどからバスが運行しています。
※バスの運行情報:Matkahuolto
そして、Kolariにはヘルシンキから一日1本の夜行列車が運行しており、Rovaniemiとヘルシンキ間ならば、一日に10数本以上の列車が運行しています。
もちろん、RovaniemiやKittiläなどの町には空港があり、空路で行くこともできます。
我々のスケジュールはこちらです。
- ヘルシンキ朝8時半のIntercity列車 → ロヴァニエミ16時半到着
- ロヴァニエミ16:45のバス → Hetta22時到着
帰りは、
- Pallastunturi 15:50のバス → Kolari 17:20
- Kolari 17:30の列車 → ヘルシンキ翌朝9時半
もちろん、時刻表は随時最新情報をご確認くださいね!
旅の詳細は続きはの(2)をご覧ください。
関連記事
お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)