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フィンランドのキッチン、
日本のキッチンの使い勝手とはまたちょっと違います。
日頃、なかなか人様の、
ましてや海外のお宅のキッチンを
マジマジと目にすることもないと思うので
フィンランドの一般的なキッチン事情を
日本人の私目線と共に、お伝えしましょう!
![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2018/10/end-pc-2.jpg)
フィンランド人はスポンジを使わない
食器洗いって地味に大変ですよね。
ちょっとの食器洗いでも億劫になることがあります。
洗剤と水で手荒れもしますし、
だからと言って手が濡れないようにゴム手袋をするのも面倒、
料理中だとゴム手袋をいちいち付けたり取ったり
ぬおおおおおお!!!と叫びたくなるほど面倒です。
そう、食器洗いって
スポンジに付いた泡が、ダイレクトに手についてしまいますね。
フィンランドではそんなダイレクトには泡はつきません。
なぜなら!
フィンランドでは食器洗いにスポンジは使わないんです。
「スポンジは掃除に使うもの」であって
「お皿を洗うもの」という立ち位置ではないんです。
じゃ、何で食器洗ってるのよ?
あのね、
ブラシですのよ、皆さん。
しかも、
じゃがいもを洗う用のブラシと
食器洗い用のブラシの2本使い!
これが、スポンジに慣れている日本人からするとびっくりで
フィンランドの方、ゴム手袋をして洗う方ももちろんいますが、
片手にお皿、もう片方の手でブラシを持って
上手に洗うんです!
しかも手がほとんど濡れないように!!
私がやってみると慣れていないので
手が滑って食器が飛んでいきそうになります。苦笑
なので未だにスポンジ派です。汗
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フィンランドの流し台もちょっと違う。
フィンランドの流し台はどこの家庭でも
2つに分かれているのが一般的。
片方は、食べ終わった食器をつけ置きしておくところ、
もう片方の流し台は食器を洗い流すところ
と分かれているのです。
時々、片方の流し台が異様に小さいキッチンもあります。
この場合は大体の人がじゃがいもや人参の洗い場として利用します。
フィンランドの誇りはキッチンにある!
ブラシも流し台もなんだかパッとしないなぁ…
と、思いのあなた!
これぞ!フィンランドの誇り!!とも言えるべき、
「食器乾燥キャビネット、
アスティアンクイヴァウスカーッピ(Astiankuivauskaappi)」
があります!
フィンランド語の名前なっが!笑
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情報・写真引用:Kotiliesi -Keittiö järjestykseen – Vinkkejä toimivaan keittiöön
今の時代、
フィンランドの家庭のほとんどに食器洗い機はありますが、
木製の食器だったり、レフロン加工のフライパンだったり、
やっぱり食器洗い機では洗えないものもあります。
日本だと、食器を洗った後、水切りかごに置いて
なんなら食器をフキンで拭いてから棚になおしますね?
フィンランドでは
食器を洗い流したらキャビネットに置いて終了!
食器から滴る水滴は流し台に落ちる、もしくは
ラックの一番下に受け皿がついているので心配無用。
後することといえば、キャビネットの扉を閉めることぐらい。
とっても楽なんです。
これ、同じ北欧でもお隣スウェーデンのご家庭では
一般的ではありません。
スウェーデンでは日本と同様に
水切りカゴなどに移して〜の流れがほとんど。
さてさて、この食器乾燥キャビネットのアイデア、
フィンランドでは誰が最初に思いついたのでしょ?
それは、今から75年ほど前、
1944年から1945年にかけて
フィンランド労働効率協会(Työtehoseura)で開発されました。
この開発に携わったのが、
マイユ・ゲブハード(Maiju Gebhard)という女性。
![](https://kiitos.shop/wp-content/uploads/2019/11/Maiju_Gebhard_pc.jpg)
残念ながら、この画期的なアイデアは世界的にみると
マイユ・ゲブハードが
パッとアイデアを出して開発する15年以上も前の
1928年にアメリカで既に発明され、特許も取られていたんです。
マイユさん、残念っっ!!
しかし、海外では思うようには普及しなかったのも事実。
打って変わってフィンランドでは
この食器乾燥キャビネットが国民に大ウケし、
大成功製品となって今では一般家庭にあって当たり前のものとなったのです。
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フィンランドのキッチンにタオルがない!
インターネットなどでみると日本では
毎日すごくピカピカで綺麗なキッチンを
毎日保ってらっしゃる方いらっしゃいますよね。
凄いわぁー。見習わなくては!と思います。
こちらフィンランドでは、ピカピカというよりも、
生活感がないキッチンをよく目にします。
「お料理してないの?」と思ってしまうほど。笑
いやでも、お料理はちゃんとしてるんですよ。笑
ただ、手を拭くタオルだったり、食器用洗剤だったり、
キッチンの日用雑貨類は
全て扉の中に吊り下げるか、しまってらっしゃる方が多いのです。
なるべく目につくところにものは置かない!隠す!!
そして見せたいビンテージの食器やおしゃれなコーヒーメーカーは出す!
当たり前なことでも、忙しいとよく使うものって
ついつい出しっぱなしになっちゃいますけどね。笑
リフォームを考えてる方は取り入れてみては?
食器を洗うにはやっぱりスポンジのほうがいいし
流し台も2つあるなら広い流し台1つでいいと思ってしまう私。
やっぱり「慣れ親しんだ方法」というのも大切ですね。
でも、食器乾燥キャビネットだけは私もすごく便利だと思います!
私が日本にまた住むことになったら
絶対に自分の家のキッチンに欲しいものの一つでもあります。
これからキッチンリフォームを考えてらっしゃる方がいれば、
フィンランドでは一般的に備え付けられている食器乾燥キャビネット、
取り入れてはいかがでしょうか?
オススメですよ!
参考・引用:Iltasanomat -Asiantuntija kertoo tyrmäävän totuuden..
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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