フィンランドのテレビ番組はちょっと日本と違います。
フィンランドのテレビ局でそれぞれ番組を作ったりもするのですが
海外からの輸入版番組はとても多いです。
例えば、お隣の国スウェーデンからのドキュメンタリーだったり、
アメリカのドラマだったり、
イギリスのバラエティだったり
本当に様々です。
特に英語圏からの番組が多く
なぜかアジア圏からの輸入版はかなり少ないのですが、
日本の番組が!
何年か前にはいくつかあったんです!
しかも定期的に放送されると言う人気でした。
フィンランド人は日本のバラエティ番組が好き?
日本で放送されていた番組が
まさかフィンランドのテレビで見れるなんてすごいですよね。
さて、どんな番組が放送されていたかと言うと、
かなり昔の番組ですが、
「痛快成り行き番組 風雲!たけし城」です!
30年ほど昔の番組なので
古くて知らない人もいらっしゃると思いますが、
100人ぐらいの一般応募参加者が
体当たりゲームをいくつもクリアしていく番組、
これがフィンランド人にウケました。
この延長線上でなのか、
もう一つ人気の日本の番組が
これも一般視聴者が、時にはタレントが、
色々な難関をクリアしていく番組。
やはり以前フィンランドにはこう言う番組がなかったので、
フィンランド人の間で話題になりました。
フィンランドで輸入番組は吹き替えよりも字幕
さて、日本のテレビ番組を放送していたり
海外からの輸入番組が多いフィンランドのテレビ放送、
日本だと
吹き替えがデフォルトだったりしますが
私が感じる限り、
フィンランドでは95パーセントほどが字幕です。
残りの5パーセントが、ほぼ子供番組で吹き替えされて放送されています。
子供が見るようなアニメでも、
時々字幕で放送されていたりします。
それくらい吹き替えが少ないフィンランド、
ここに思いもよらなかったメリットがありました。
フィンランド人は英語を耳から慣れる人がほとんど
フィンランドではどこへ行っても英語に困ることはほぼありません。
かなりお年を召した方か幼い子供以外、
ほとんどの人が英語を話すことができます。
しかも、ネイティブに話せる人が多い!
フィンランドでは現在の日本と同じく
小学校3年生から英語の授業が必須ですが
一般的に言われる
「日本人は話すより筆記の方が英語が上手」
とは逆に、
フィンランドでは
「書くよりも、話す方がずっと簡単」
「筆記の方が苦手」
と言う人が多いです。
そこには、子供の頃からテレビなど普段の生活の中で、
英語を耳にしているから。
これは何気ないようで
とても大きなことだと思います。
もちろん、
学校で勉強したから
と言う理由は大前提ですが
公用語の1つであるスウェーデン語よりも
英語の方が得意という若者は多いのです。
フィンランドのお天気ニュースでハプニング
やっぱり生放送の時は稀にハプニングが起きたりするものです。
それはフィンランドも同じこと。
フィンランドの国営放送YLEのニュースでは
人間以外の何かが堂々と画面のど真ん中を横切ることハプニングがありました。(笑)
このキャスター、さすがです。
ちょっと顔が緩みましたが、
動揺することなくスマートにカメラのことを触れつつも
お天気情報を続けました。
では、次は違うテレビ局のお天気情報を見てみましょう!
このお天気キャスターを務める
ペッカ・ポウタさん、
れっきとした気象学者です。
すごくベテランの方なのですが
フィンランドでは笑い上戸で有名で
お茶目な方です。
バラエティのクイズ番組に出演した時も
笑うところではない場面で突然、
なぜか我慢しきれずにひとり爆笑していたほど。
どうしてこんなに笑ってしまっているのか?
気になりますよね。
それは、ある朝、週間天気予報の放送どきに起きました。
寒かった気温がいきなり
10度15度も上昇したと思ったら
次の日は
雪が降ったりと珍しい天気の予報だったので
気象学者としてはもう笑わずにはいられなかったのでしょう。
この予報後、同じ番組内の出演者も釣られて涙を流すほど笑ってました。
フィンランドのお料理番組は予想外!
私は幼い頃から
お料理番組を見るのが好きなのですが
フィンランドへ来て、
初めてこちらのお料理番組を見た時
びっくりしたことがあります。
「これをわざわざテレビ番組でやるのか?」
冷凍野菜の袋をバッと開けて鍋に入れ、
水とコンソメキューブを入れて煮立ったら
塩胡椒とハーブ類で味を整えて、
はいできました!!
ツッコミどころがありすぎてわからなかったです。笑
実は、その番組は冷凍食品メーカーが
スポンサーに付いてるお料理番組だったのと
短い時間のお料理番組だったから…
にしても、簡単すぎてスポンサー降りるんじゃなかろうか
と思ってしまうほど。
こう言うびっくりお料理番組が稀にあります。笑
もちろん、他にはお洒落なお姉さんが
とても美味しそうに
分量もちゃんと言いながら作ってくれる番組や
腕にはタトゥーがいっぱいのガッチリ系のシェフが
色々なものにこだわった食材を使い、
説明しながら豪快に作る番組など、
見ているとお腹が空くような番組がもちろんあります。
日本の方がフィンランドのテレビ番組を見るチャンスが基本的になく、フィンランドに来てホテルのテレビを見ても言葉がわからず、内容がわからないですが、このようにフィンランドのテレビは日本とかなり違います。
このような違いからもフィンランドと日本の文化の違いがわかるかもしれませんね。
もしフィンランドに旅行に来られるチャンスがあれば、是非フィンランドのテレビ番組を見てみてはいかがでしょうか。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)