起業する国として、フィンランドは一ついい場所で、いい選択肢です。
もちろん、自国の日本であれば、情報は日本語で入手でき、日本にある人脈を活用することができ、市場を理解するにも比較的に簡単です。
ただ、海外で起業してみたいと思ったときに、フィンランドには比較的に取りやすい起業助成金があり、電子社会の恩恵を受け、ほとんどの手続きがネットで完結でき、社会的に起業家に対しても寛容的といった多くのメリットがあります。
もちろん、フィンランドに移住するために起業を手段の一つとして使うことも可能です。
参考:フィンランドで起業したい時にまず考えなければいけない3つのこと
参考:ヘルシンキで起業したい人がまず訪ねるべき場所「NewCo Helsinki」
参考:フィンランドの起業助成金(Start-up grant):月約8万円もらえる!
フィンランドで起業する場合、起業ビザ(self-employed residential permit、自営業在留許可)が必要です。
(通常のビジネスではなく、ハイリスクハイリターンで高伸長、株式上場や会社売却を狙うスタートアップをやる方は別途Start-up residential permitを申請する)
起業ビザの申請について、すでに下記の記事にて説明させて頂きました。
今日はその注意点をより詳しく説明していきたいと思います。
ビジネスプランに大量な時間をかけ、緻密に作ろう!
フィンランドの起業ビザを申請するにあたり、資金の用意以外に最も重要なことは「ビジネスプラン」です。
このビジネスプランをいかに緻密に作成し、説得力のある内容に作り上げれるかどうかが起業ビザの取得を左右します。
ビジネスプランの標準的な項目は下記のようなものです。
- 背景:業界状況(業界の一般的なビジネスモデルの説明)
- 市場規模、ターゲットした市場規模
- 顧客のニーズが既存のサービスや製品に満たされていないギャップの提示(ビジネスチャンスがどこにある?)
- そのギャップを埋めることができる自分のビジネスアイディア、自分のサービス、自分の製品(顧客ベネフィット)
- 自分のビジネスアイディアをどう実行するか
- 実行するにあたって必要な技能を持っているか
- 競合他社の提示
- 自社が競合に勝てる、顧客を獲得できる強み(競争戦略、差別化)
- 顧客を獲得する方法(販売戦略)
- 他に信ぴょう性を高めれる情報:関連学歴所持、関連職歴所持、関連実務経験あり、強いビジネスパトナーがいること、すでに契約済みの顧客がいることなど
- 財務予想:概ね3年間分(最低2年間分)の売り上げ、費用、利益推移予測(空想ではなく、できるだけ根拠を持って推測し、できるだけ詳細に)
自分なりにこれらの項目や内容を作成したら、専門家や経験者に確認してもらうようにしましょう!
起業ビザの審査官は様々なビジネスプランを毎日読んでいる専門家です。
全ての業界に詳しいわけでなくてもビジネスプランの内容をどこまで詰めたかどうか一目ですぐにわかります。
もしすでにサラリーマンやOL時代に事業企画、新規事業提案作成、新商品企画提案作成などの経験があれば、その経験を活用すれば高いレベルのビジネスプランができるかもしれません。
もしビジネスプランを作ったことがなく、今回初めて作るなら、是非ビジネスプランの専門家や経験者に確認してもらうことをお勧めします。
ビジネスプランの詰めが甘いと、審査官にすぐばれます。
それで、ビジネスの成功率が低いとみなされてしまうと、もちろん起業ビザはおりません。
また、当たり前ですが、移民局やビザ審査官から書類の請求や問い合わせ(基本は手紙できます)が来たら、必ず期限内に対応してください。(期限は大体2週間です)
期限が過ぎてから提出しても意味がありません。
どうしても提出期限に間に合いそうにないなら、早め早めに移民局や審査官に相談しましょう!
書類請求や問い合わせの書類に必ずお問い合わせ先が載っています。
連絡を取って提出期限を延ばしてもらうように相談してみることは可能です。
更に、当たり前のことですが、英語、フィンランド語やスウェーデン語ではない書類(様々な証明書や契約書など)は翻訳する必要があります。
自分で翻訳しても翻訳サービスを利用してもいいですが、全文翻訳しましょう。
そして、契約書や正式書類など翻訳が正しく行われたことを証明しないといけません。
翻訳書類も必要に応じて認証してもらってから提出しましょう。
最後に、起業ビザの審査官はあなたの書類に通じてあなたのことを知り、あなたがフィンランドにいてもいいかどうかの判断を下します。
そのため、書類の作成や準備に最大限の時間をかけ、最大限の手間をかけてください。
起業ビザが下りない理由をすべて潰してしまうように準備しましょう。
※「フィンランド起業ビザ取得サポートサービス」をご提供しておりますので、宜しければご参考ください。
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)