フィンランドと日本の違いは習慣だけでなく馬のことも!

公開日:2020年5月6日  関連分類:

 

みなさん、馬と触れ合う機会はありますか?

 

日本の都会だと特に馬を見かけることすら中々ないでしょう。

 

強いていうならば、、、競馬ぐらいでしょうか。

 

 

フィンランドでは首都ヘルシンキであっても時々馬を目にすることがあります。

 

 

 

 

フィンランドで馬は女の子が好きな動物

 

馬というと、カッコ良くて走るのが早くて勇ましいイメージ。

男の子が好きそうな動物ですよね。

 

 

しかし、フィンランドでは断然!

女の子が好きな動物です。

 

 

子供の文房具はキラキラした色に馬の絵や写真が乗っていることはよくあること。

 

オモチャやぬいぐるみだって売り場は女の子のコーナーに置いてあります。

 

 

子供だけでなく、大人の女性だって「馬ってかわいい」という人は少なくありません。

 

 

これ、どうしてなのか????

 

不思議ですよね。

 

 

それにはちゃんと理由があるんですよ。

 

 

 

馬術を競う馬場馬術や障害飛越競技など、これら女性が馬に乗って活躍することが多いもの。

 

フィンランドではそこに注目されているのが発端です。

 

 

ですので乗馬に興味を持つのは女の子の方が断然多いのです。

 

 

フィンランドでは約17万の人が乗馬をします。

 

そのうちの93%が子供を含む女性です。。

 

成人女性だけでも56%もいます。

 

ちなみに、フィンランドにある乗馬クラブは476。

 

 

 

 

フィンランドでは高速道路でも馬?!

 

フィンランドで高速道路を車で走っていると、時々出くわすのが

 

見かけない形をしたトレーラー。

 

 

結構な高さがあるのですごく目立ちます。

 

これ、馬輸送用トレーラーだったんですね。

 

 

フィンランドには約75,000頭の馬がいます。

 

 

そのうち19,000頭はフィンランドの馬。

 

フィンランドの馬は年間約1,000頭ずつほど増えているんですよ。

 

 

そして、馬小屋は16,000棟。

 

馬の産業では、毎年15,000人が働いています。

 

フィンランドの馬産業、実は7億ユーロ、

 

日本円にして840億円もの価値があるんです!!!

 

*1ユーロ=120円

 

 

フィンランドの競馬は馬の背中に乗らない

 

日本で「競馬」といえば騎手が馬の背中に乗って速さの順位を決めることが主流ですが、

 

フィンランドの競馬は「繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)」と言われるもの。

 

 

馬に繋がれた二輪の乗り物に騎手が乗って競争するものなのですが、

 

ヨーロッパではこちらの方が人気なのです。

 

 

しかも、日本では高齢の馬がレースに出場することはあまりありません。

 

馬の年齢に決まりはないそうですが、レースの成績が悪くなると「引退」という形で出場しなくなる馬が多いのです。

 

 

しかし、フィンランドのレースに出馬する馬は高齢であっても現役なことが多く、

 

むしろそれは普通なこと。

 

 

このスポーツ、フィンランドでは毎年約80万人もの観客が競馬場で観戦しています。

 

更にはインターネットからも観戦することができる現代。

 

 

クリスマスを覗いて毎日開催されていて

 

年間約560の競技会があるんですよ。

 

 

ちなみに馬を扱うこの競技のプロの方、フィンランドに約150のコーチがいます。

 

 

ヘルシンキの中心あたりでも馬に乗った警察官が

 

これは稀にですが、馬に乗った警察官の方がトコトコと巡回?していることがあります。

 

日本では絶対に見かけない光景。

 

すごく目立ちます。

 

 

散歩ではないはずですが、馬も生き物ですから、、、

 

やっぱり

 

道の途中で用をたしてしまうことがあります。

 

 

ヘルシンキの街を歩いていて、

 

なんだか拳ぐらいの塊が道にいくつか落ちているなぁと思ったら

 

それは、お馬さんの”大きい方”だったりもしますので、

 

踏まないようにしなければなりません。

 

 

 

 

*他にもフィンランドには色々な動物が身近な存在です。

参考:フィンランドを代表する大型動物ヘラジカとフィンランドの関係

参考:フィンランドの国魚・ヨーロピアンパーチ(Ahven)

 

 

フィンランドでは意外と目にすることが多い馬。

 

最初は「あ!馬だ!」とだけ思っていたら、

 

いつの間にか「かわいい」となるのが不思議です。

 

 

情報・引用:Yle-uutise -Hevonen numeroina

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フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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